麦刈り、終わりました

昨夜から本日早朝未明の頃まで、娘たちと交代で畑のわきに張り込みました。

午後10時50分、イノシシの群れが現れました。
車が止まっているのに気がついていそうなものですが、何事も無いように近づいて来ます。
ライトの明かりを向けても、動じる様子がありません。
何と図々しい!

それでもずっと照らし続けていたら、ゆっくり向きを変えて去って行きました。
しかしこれで安心は出来ません。
張り込みを解くことは出来なくなりました。
結局その後は現れませんでしたが、これを毎日続けることは出来ません。

明けて本日、何としても麦刈りをしたいのですが、お天気がスッキリしないのですね。
もっと晴れ間も覗くはずだったのでは・・・と思っていると、小雨が降り出す始末。

天を仰いで、恨み言の一つも呟いていたら、少し空が明るくなって来たではありませんか。
とにかく出来るところまでと、意を決して機械を出動させて圃場に向かいました。

まず、高野第2圃場の試験栽培区の麦を手刈りして片付け、ライ麦を刈るためにコンバインが入れるようにしました。
そしてライ麦を収穫。
その間に、またも小雨が降り出すタイミングがありましたが、すぐ止んで事なきを得ました。

前半戦を無事終了して、後半スペルト小麦の収穫のために、コンバインの分解掃除をしていたら三度雨が降り出し本降りになって来ました。

今度こそ万事休すかと諦めかけましたが、午後3時頃には止んで何とか作業が出来そうな状況になりました。

麦はしっかり乾いていた方が良いに決まっていますが、濡れていてもコンバインは支障なく収穫をこなすのですね。
もちろん、収穫後は乾燥機に入れて乾燥させなくてはなりません。

途中何度か小雨に見舞われながらも、何とか最後まで刈り終えることが出来ました。

それにしても、作業が終わって機械を片付けた直後から、土砂降りの雨です。
何という際どいタイミング!

麦は屋根の下に取り込みましたから、一先ず安心です。
もう本当に心の奥底から、「あぁ、良かった!」と胸を撫で下ろしている自分に気がついて、またもう一度「本当に良かった!」と頷いている私です。

娘たちもよく頑張ってくれました。

食工房、万歳!麦ラボ、万歳!

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