今日は、早朝の人足の後、お天気こそ微妙でしたが、中島第2圃場のライ麦を収穫しました。
少し湿気っぽさの残る状況でしたが、今日を逃すわけには行かないと決心し、午後から雨の予報が出ている中作業を開始しました。
昨年のように稲架を作って自然乾燥の工程を取ることはせず、いきなりコンバインで刈り取り脱穀同時に済ませました。
バインダーで刈るよりははるかに速いのですが、面積が広いことと背の高いライ麦はスピードを上げられないこともあり、午前8時半頃から初めて終わったのが午後2時前でした。
終了2時間前くらいから小雨が降り出し、穂先が濡れている状態になりましたが、そのまま続行しました。
選別や原穀の飛散など問題はあったと思いますが、ふり返る余裕はありませんでした。
それでも約350kgの収量がありました。
ライ麦に関しては、まだこの他に高野第2圃場に作付けしている分もありますので、400kgは超えるものと思われます。
やっと食工房の1年分に間に合う量になりそうです。
さて、それはそれで大変目出度かったのですが、今朝監視カメラをチェックすると、そこにはイノシシの画像と映像が記録されていました。
PCで再生して見ると、親と思われる大きなイノシシが1頭とそれよれ少し小さい子どもと思われるイノシシが3頭映っていました。
これまで、単独の個体だとばかり思っていましたので、これは意外でした。
そして、ますます油断ならない状況だと思い知った次第。
早速近所の農家さんたちにもこのことを伝えました。
話が前後しますが、監視カメラをチェックしに行った時、側の畑にいたおばあちゃんから、じゃがいもが被害に遭ったことを聞かされました。
見ると、イノシシの掘り跡が物凄く、ほとんど全滅に近い被害でした。
おばあちゃんの本当に悔しそうなお顔と訴え、心中を察するに余りあるものがありました。
我が家としては、当面スペルト小麦の収穫が終わるまで、一晩中間隔を置いてパトロールに出ることにしました。
その後は、かぼちゃ、さつまいもなどの畑の周りを電気柵で囲うつもりです。
このままでは、稲や蕎麦に甚大な被害が発生することは目に見えています。
複数の農家で力を合わせて、あるいは集落ぐるみで、対策を立てなくてはならないと思っています。