イノシシの害、本格化

獣害対策

すぐ近くの水田です。
日頃の丁寧な手入れを見て知っていますから、この状況を見るのは本当に辛いです。


獣害対策

今すぐ電気柵を回せば、十分間に合うと思いますが、資材コストと手間の大変さをどう判断されるかです。

稲穂の実りが進むにつれ、イノシシの害が本格化しようとしています。
つい先日は、様子を見に来たか・・・程度でしたが、今朝はもう踏み荒らしの後が見て取れるほどです。
一日一日、被害が広がって行くのを見るのは、とても辛いことです。

このあたりの田んぼは、昨年までは何の被害もありませんでした。
ですから、イノシシの侵入への準備が出来ていません。
本当は、他所の被害を参考に、事前の対策を講じておけば良かったのでしょうが、なかなかそうも行かないのが実情です。

家だって、スペルト小麦の畑は、危なく大きな被害を出す一歩手前まで来てましたから。
やはり当面は、電気柵で囲う以外打つ手はなさそうです。

これから麦の種まきの時期までに、全ての圃場を囲い切るだけの資材を準備しなくてはなりません。
正直、大変です。

でも、麦の自家産を続ける気なら、やるしかありません。
否、何としてでも、やるつもりです。

獣害対策

高電圧発生装置本体
ソーラーパネルとバッテリーを組み合わせて、メンテナンスフリーを実現しています。


獣害対策

感電注意の表示は、設置者の義務です。


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柵の内側には、かぼちゃが生い茂っています。


獣害対策

こちらはさつまいもです。
かぼちゃもさつまいもも、ツルが伸びて電線に触れないようにしなければなりません。

獣害対策

電気柵の下は、基本的に草を生やしてはいけません。(草が電線に接触すると、漏電する。)
必然的に、いつもきれいになっているので、かえっていいかも知れません。

そして今日は、一ついいこともありました。
自前のデュラム小麦を使って、生パスタをつくりました。
今日の夕食にそれをいただき、得難い満足感を味わいました。

麦ラボ

しっかりとデュラム小麦の味がします。
食感も、悪くありません。
色合いも、いいのじゃないでしょうか。

肝心のお味と食感ですが、味は悪くなかったですが、もっとおいしくなるはずという評価。
食感も同様で、そこはやはり製粉や製麺に技術的な問題がありそうです。

素材のデュラム小麦自体は、これが日本国内で?と驚かれるくらいのものと、自信を深めているところです。

先日機会があって、件の「瀬戸デュール」を使って製麺されたパスタを購入して試食してみました。
残念ながら、うどんの域を脱し切れない味と食感、また色合い、これを広めるのは難しい・・・と思った次第。

家のデュラムを試してもらいたいものです。
会津産パスタ(アイデュラム)を、必ずや実現させたいと、密かにプランを練っています。

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