先日の熊の挑戦状の一件、その後も中島第2圃場のあちこちに糞を残しています。
つまり毎夜出没しているということです。
尤も、トウモロコシはすべて収穫して、わずかばかりの末成りが残っているだけですが・・・。
一方、イノシシも活発な動きをしています。
昨日は、一日かけて、中島第3圃場(スペルト小麦)の整備を終わらせました。
一面きれいに耕うんされたやわらかい地面ですから、どんな者が歩いても足跡が残ります。
誰がやって来るのか、今朝は楽しみ半分興味津々で見に行きました。
そうしたら、ありました!なんてものじゃありません。
そこら中足跡の無いところが無いくらい、イノシシが歩き回っていました。
否、熊の足跡もあったかも知れませんが、やわらかい土の上にには足裏の形がきれいに残りませんので、正確に判別出来ませんでした。
ま、しかし、すぐ隣の圃場に糞を残してあったのですから、熊も出没したことは間違いありません。
そしてその熊の糞のほど近くには、イノシシの糞も残っていました。
ははぁ、なるほどね、熊とイノシシはお互いに張り合っているんだな・・・。
そんな状況も想像出来る情景でした。
そしてイノシシは、穂が実り始めた田んぼにも侵入開始していました。
このあたりで一番最初に出穂した圃場は、昨日から今朝までの間にイノシシに侵入され、中を縦横に歩き回られていました。
食害の証拠もありましたので、今後あたりの水田は、すべて被害に遭うと思っていなくてはなりません。
穀物は、米でも麦でも、またソバや大豆でも、すべてイノシシの食事のお品書きにノートされています。
作付けは、食害は必至のものとして受け止め、然るべく防御しないことには収穫は望めません。
今朝の無数の足跡を見て、これはイノシシの挑戦状だと受け取った私です。
では、イノの野郎にどうやってメッセージを送ろうかと思いましたが、どっこいイノシシは熊とは性格が違って、とにかく痛い目に合わせる以外通用する手はありません。
当面、電気柵で囲うってことですね。
あとは、出来るだけ早く捕獲して駆除することです。
だいたいが、イノシシなんてどんどん捕まえて喰っちまえばいいのです。
喰って美味いし、一挙両得ってなもんです。
それに、そもそもが多産なのですから、いなくならない程度に抑えておけば良いのです。
人間たちも、ある意味もっとたくましくならないと、いずれ獣たちに居場所を奪われてしまいます。
そう・・・、肉をよこすなら、少し作物のおこぼれくらい喰わしてやってもいいぞ!と思っている私です。