コロナ禍に一区切りつけるために

この半月ほどの間、一日当たりの新規感染者数が減り続けています。
ピーク時の半数以下です。

人流は決して減ったとは言えない状況で、これだけ減少しているのは、もう疑うことなくワクチンの効果だと考えられます。
スタートの遅かった我が国のワクチン接種ですが、もはや世界でも進んでいる方の5本指に入ります。

素晴らしいと思います。
これを成果と言わずして、何と言うのでしょう。

一方重症者数や死者数は、まだまだ予断を許しませんが、新規感染者が減少すればそれに連動して半月後くらいから大きく減って来るのではないでしょうか。

一人も死なせない!と言う考え方の人には受け入れられない見方だと思いますが、世界的に見れば、日本の感染者数や重症者数そして死者数は、世界の中でも断トツに少ない方です。

さて、せっかく今減少傾向に転じた新規感染者数を、この後も一本調子で減少させるために何が必要でしょうか。

先ず第一は、ワクチン接種をどんどん進めることですね。
ワクチン接種、任意ではありますが、是非とも受けていただきたいと思います。
あなたのためだけじゃありません、周りにいる大切な人たちのためにも。

その次に大事なのは、感染対策を持続することです。
政府や自治体などの公的な感染対策はもちろんですが、もう一つ忘れてはならないのは、私たち一人一人が実は感染対策の主役だということです。

つまり、マスクをするのは私でありあなたであるということ、手指の消毒も行動の自粛も、私がそしてあなたが責任を持つべきことに違いないのです。

ワクチン接種がもう少し進めば、状況は大きく変わると思います。
様々な行動制限も不要となるかも知れません。

その場合でも、世界にコロナウイルスが蔓延している限り、基本的な感染対策と言うか警戒だけは忘れない方がいいかも知れませんが・・・。

いずれにしても、日本の状況を良くするために、最後の一押しは私たち一人一人が自ら実行するものであることを、多くの方に自覚していただきたいと思っています。

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