このところ一日一日、日の暮れが早くなっているのを感じます。
秋がやって来るのですね。
「秋の夜長」と言う言葉もあります。
日が暮れてからの時間もまた味わい深いのが秋、と言うわけですね。
虫の声、月明り、星明り、ひんやりした風にあたりながら、ほんの少しだけアルコールをいただくのもいいかも知れません。
書(フミ)読む窓も 我が窓
瑠璃の床も うらやまじ
清らなりや 秋の夜半
月はあるじ 虫は友
おおわが窓よ
楽しとも たのもしや
<埴生の宿より>
一方で、獣たちの時間が長くなるわけで、こちらはちょっといただけません。
まあでも、いつだかに申し上げましたが、月夜の夜には熊たちもきっとこの月を愛でているに違いないと、今でもそれはそうかも知れないと思っています。
ウサギもキツネも、一瞬我を忘れて空を見上げているかも・・・とも。
イノシシはどうなんですかね?
夜空を見上げますかね?ちょっとキャラが違うような気もしますが・・・。
さてさて、日の暮れが早いということは日の出は遅いというわけで、明日は定休日明けのパン焼きの日、一仕事終わってもまだあたりは薄暗いのですね。
でも、暑くなく寒くなく、過ごしやすい気候の今頃は、何をするにも気分がいいです。
おいしいパンが焼けると思います。
明日も、皆さまのご来店をお待ちしております。