ありがたい雪

麦ラボ

視界の中に麦畑があるのですが、雪に隠されています。


麦ラボ

中島第2圃場 ライ麦 
麦にとって雪は暖かい布団のようなもの

昨夜から今朝までに新たに5cmほどの積雪がありました。

その後日中はずっと雪が降り続き、夕方までに20cm以上カサが上がりました。
麦畑は、もうすっかり雪の下になりました。

冬越えの麦たちにとって、雪は暖かい布団のようなものです。
雪の下の地面はいつも氷温で一定、氷点下の冷たい風に当たることなく、また厳しい凍結に遭うこともなく、わずかに融けた水分は地下に吸収されて行くので水浸しになることもありません。
全くこの上なくありがたい雪です。

この積雪がしっかり地面を覆うまでは、麦たちはとても厳しい目に遭っているのです。
私が気を揉んでいたわけを、理解していただけたのではないかと思います。

ですから春先の雪融けの時に、再び気を揉む期間があるのも確かで、この時は一気に雪融けが進んで強い日差しに恵まれることを願っています。

お天気に注文を付けても仕方ありませんが、そうなって欲しいと願うことは止められません。
だから、祈る・・・という態度になるのですね。
種を播いた瞬間から、豊かな実りを願い祈り続けている私です。

コメントを残す