今日ご来店くださったお客さまが仰るには、いつもご購入いただいているプンパニッケルが、食工房自家産の麦に変わってから断然おいしくなったと。
また、東京のある有名なドイツパンのお店から取り寄せたこだわりのプンパニッケルも召し上がったそうですが、食工房のプンパニッケルが断然おいしいと思ったと、お褒めのお言葉です。
うーん・・・、私が自分で言うのも何ですが、そうかも知れない・・・。
「でもそれは、麦の力です。」と申し上げました。
食工房でも、自家産のライ麦が在庫切れとなって購入品のライ麦全粒粉を使用することはこれまでに何度もありましたが、その度にどうしても出来上がったパンの風味に納得が行きませんでした。
「どうしてこんなに味が違うんだ!」と。
そして違いがあるとしたら、原材料の麦以外に思い当たるところはありません。
まだまだやっと百姓4年生の私のつくる麦が、最高だとは思いませんが、出来上がるパンの風味がこうも違う以上、またお客さまの評価も合わせれば、これが食工房の麦の力なんだというしかありませんね。
プンパニッケルだけじゃありません、堅焼き黒パンも小麦丸もそれぞれ同様な評価をいただいています。
ここまで来たら、もうあとには引けません。
麦がつくれなくなったら、パン屋も止めるしかないと。