月別アーカイブ: 2022年2月

明日と明後日は定休日です

毎度申し上げて恐縮ですが、明日火曜日(3/1)と明後日水曜日(3/2)は、食工房は定休日となっております。
お間違えのございませんよう、よろしくお願いいたします。

今日は一日、ワクチン接種の副反応でグズグズとして意気が上がらず、大方寝て過ごしました。

そんな間にも、悲しい戦争が続いています。
ウクライナとロシアと、今回の紛争はロシアの方に非があると思います。

彼の地に北欧からやって来たバイキングの一団が住み着いて、今のウクライナやロシアの元になるキエフ公国が作られたのが1000年以上も前のことです。
そこから現在に至るまでの歴史を、この二日間ずっと調べていました。

それについての詳細をここでいちいち述べませんけれども、最近のことで言えば、1991年にソヴィエト連邦が崩壊した後、独立国となったウクライナは、当時世界3位規模の核兵器を保有していたのですが、アメリカ、イギリス、そしてロシアなどと「ブダペスト条約」締結し、領土の安全と主権の保証を代価にそれを放棄しているのですね。
1996年までに、すべての核弾頭とICBM(大陸間弾道ミサイル)をロシアに返還廃棄し、非核化を完了しています。

この文書は、国連安保理が履行を保証した国際的合意なのですが、その後28年を経た今、実際には効力を発揮していないことになります。

一国の行く末は、その国の国民が自主的に自由に選択するものであるというのが、自由世界にいる私たちの価値観です。
少なくとも私には、ウクライナが自由世界の一員になりたいと考えているように見えます。
それを後ろから妨害しているのがロシア、否、プーチンではないかと。

ウクライナの人々が国を守るために示している決意と勇気に賞賛を送ります。
ウクライナに勝利を!

副反応でしょうか

今日の午前中、コロナの3回目のワクチン接種を受けて来ました。

1回目、2回目の時もそうでしたが、スタッフの皆さんの至れり尽くせりの親切な対応とスムーズな進行に、改めて感心させられた私です。
本当にありがたい、日本は世界に誇れる福祉国家だと思いました。

そして日中はほぼ何の支障もなく経過しましたが、夜になって次第に腕の付け根の痛みが増して来ました。
軽い頭痛と倦怠感も襲って来ています。

明日は、製造仕事は出来ないかな・・・と思われます。
ま、2回目の時も同様でしたから、むしろ休む口実になるくらいに考えています。

店はもちろん開けています。
娘たちも、仕事をすると言っていますし、皆さまのご来店をお待ちしています。

おいしいパンが焼けました。

いつも通り3時に起きて、作業開始しました。
作業場の片隅に置いているパソコンで、ウクライナの様子を確認しながら、一方で作業に集中していました。

おかげさまで、会心の出来と思えるおいしいパンが焼き上がりました。
もちろんうれしかったですが、気持ちは晴れませんね。
当然です。

世界の世論はプーチンに手を引くよう求めていますが、そんなことを気にする男ではないでしょう。
世界の視線を気にするなら、最初からこんなことはやらないでしょう。

経済だろうが武力だろうが、勝てばそれで良し!文句は言わせないと、その価値観で動いている国は他にもありますから。

そういう国々を相手に、どのように対応するのが賢明なのか、日本の私たちもよく考えておかなくてはなりませんね。

話は飛びますが、明日は、コロナの3回目のワクチン接種を受けます。

さて、明日はどんな一日に。

憂鬱な日々

ウクライナが酷い目に遭っています。
今、ロシアがウクライナに対してやっていることは、国が国に対するやり方として、最悪の所業です。
これからしばらくの間、目を覆いたくなるような、耳を塞ぎたくなるような惨劇が続くことになるでしょう。

遠い日本にいる私には、これといって何も出来ることがありません。
ただただ憂鬱な気持ちになるばかりです。

一方、そんな大変なことが起っている同じ時間、私は明日のパン焼きに備えて支度をしていました。

まさに、こうして仕事に打ち込むことが出来るのは、この国が平和だからこそ可能な事です。
何とありがたい、幸せなことでしょう!

今の私に出来ることは、この実感をいつまでも忘れないでいることです。
その心でいれば、人を恨んだり、人を欺いたりすることはありませんから。
それが、私の平和運動のやり方かも知れない・・・と。

戦争が始まった

他でもありません。
ロシアが、隣国ウクライナに対し武力侵攻を開始しました。

世界は、固唾を飲んで注視しています。

当のロシアは、「これは侵攻ではない。」と言っていますが、この間の経緯を見ればそんな言い分は通らないことは、私にだってわかります。
21世紀のこの世界で、欲しいものを武力で奪うことを是とする国があるのは、まさに脅威です。

果たしてロシアの国民が、プーチンや政府や軍をどのくらい信頼しているのかいないのか、日本の私たちに分かるはずもありませんが、少なくともこの理不尽で愚かとも思える行動を止められなかった(いろいろな意味で)のですね。
ロシアとは、そういう国であることを、今後私たちは意に留めておく必要があります。

日本からは遠い外国のウクライナですが、そこで始まったこの戦争は、日本にも無関係ではありません。
ロシアとは北方領土問題を抱えているわが日本ですが、領土交渉なんかロシアから見れば、日本だけが勝手に期待している茶番劇としか映っていないのでしょう。
一昨年には、領土割譲禁止関連法を成立させています。

ウクライナの現状を見て、むしろ私たちは、北海道のことを心配しなくてはならないのではないでしょうか。

ロシアという国は、他国に対し、どうやったら何を取れるだろうか、常にそこに注目している国だと思わざるを得ません。

自由と平和は、湯水のようにタダではありません。
呑気に平和ボケしている場合ではないと思います。

明日から、また営業の一週間が始まります

二日間の定休日も過ぎて、明日からまた営業の一週間が始まります。
木曜日は、毎週パン焼きの日と決まっています。

支度は、すでに今日のうちから取りかかっています。
少し前、午後8時頃に、酵母種の最終工程をセットして来たところです。
そして3時間後の午後11時前頃に、上の娘がエアレーション(曝気)のためにかき混ぜに行きます。

私は、明日の午前3時に起きてすぐに工房に入り、酵母種の手入れをします。
実際にパン生地をこねるまで、もう2時間ほど、追加の糖分を与えて発酵を促します。

この酵母種の仕上がりの状態次第で、その日のパンの出来がほとんど決まってしまいます。
ですから、何回やっても毎回気を抜くわけには行きません。
ま、うまく行くだろうとは思っていますが。

さて、今週はここ数日移動性高気圧がゆっくり通過して行くらしいので、大きなお天気の崩れはないものと見ています。
寒さはある程度仕方が無いとしても、春が近づいたことを感じられるのではないかと楽しみにしています。

コロナ禍も落ち着いて、皆さまのお出かけの気分も上がるような日常が一日も早くやって来ますように・・・!

パンとコーヒーと本のマルシェ

パンとコーヒーと本のマルシェ

イベントのご案内です。
首都圏横浜市内で、継続的に「パンとコーヒーのマルシェ」というイベントを展開している団体からお誘いをいただき、来る3月6日(日)に商品の出品という形で参加いたします。

会場は、最近注目されているブックマンションという本を取り扱うコミュニティースペースで、そこのオープンスペースを生かして「パンとコーヒーと本のマルシェ」が開催されます。

本を選びながらコーヒーが飲めてパンも買える、なかなかおもしろい企画だと思います。

そしてこれが今回が初めてではなく、すでに4回開催されていて今回はvol.5ということで5回目の開催となるのですね。
昨年7月の第1回目から、このコロナ禍の下で確実に回を重ねて来ている実績とその実力に感服させられる私です。

実は、2019年の11月にこの団体が主催する「横浜・黄金町パンとコーヒーマルシェ」に、同12月に「黄金町クリスマスパンマルシェ」に、それぞれ出品参加させていただいています。
そのご縁で、今回のお誘いとなったというわけです。

イベント詳細については、とても分かりやすく親切できれいで見栄えの良いホームページが設置されていますので、どうぞそちらをご覧ください。 <3.6sunパンとコーヒーと本のマルシェvol.5>
横浜近辺にお住まいの方、また当日この方面にお出での方、ぜひお立ち寄りください。

冬の寒さ、もうしばらく

明日2月22日の天気予報

寒い日が続いています。
雪も降ります。
この寒さは、今月いっぱいは続くようです。

明日と明後日の二日間、食工房は定休日です。
明日はお休みなのですが、天気予報では丸々一日降雪のようです。

何処に出かける予定もありませんが、雪の量によっては、逆に除雪作業に時間を費やすことになるかも知れません。

まあそれでも、もうあと少しの辛抱です。
春はそこまで来ていると感じます。

せめて気持ちだけでも明るくして、しばらく遠のいているIIDEの編集にも取りかからないといけませんね。

でも、それはまあ、明日になって見ないと分かりません。

ただ今外は雪、時々吹雪いています。
とりあえず今夜は、好きな音楽など聴いて過ごします。


例えば、こんなの

食工房のクッキー、コーヒークッキー編

コーヒークッキー

天板は、欧州天板(600×400)
この1枚に390個並んでいる


コーヒークッキー

焼成中半 扉の隙間から蒸気が吹き出しているのが見えます。


コーヒークッキー

一回の作業で焼けるのがこの量 120g×21袋分
がんばれば、もう少し沢山出来ますが・・・。

食工房は、現在4種類のクッキーを焼いています。
ジンジャークッキー、ナッツクッキー、コーヒークッキー、どろんこクッキーです。

どれも皆味や食感が異なりそれぞれに個性的です。
材料のレシピが異なるのはもちろんですが、成形方法や焼き方も全くと言って良いほど異なります。

実は、コーヒークッキーをお気に入りのお客さまからお訊ねがあって、あの一口サイズの小粒の形にするのにどうやっているのか?何か特別な道具か機械を使っているのか?それとも手作業で・・・?と。

そこで、企業秘密でない部分をギリギリまで公開しちゃいます。

まず成形法ですが、使う道具は絞り袋と包丁のみ、天板には一つずつ指でつまんで並べて行きます。
400mm×600mmの欧州天板1枚当たり390個くらい並びます。
これを約6枚分成形して並べます。

作業時間は、材料の計量から成形完了釜入れまで、2人で全行程合計3時間半くらいかかります。
焼き時間は30分くらい。
幸いオーブンが大きいので、それでも上下2段使って一度に焼き上がります。
その後、計量包装に小1時間。
これで21袋分ですから、上代売り上げ換算で9,450円の仕事です。

それはさておき、このコーヒークッキーは、食工房のクッキーの中でも一番完成度が高いと思っています。
ポイントは、まず第一に硬さがありながらサクッと崩れる食感です。
口の中にまとわりつく不愉快な粉っぽさもありません。
そして、コーヒークッキーの名に恥じない、素晴らしいコーヒーの香りがすることです。
自家焙煎のフルシティーローストの豆を使っています。

ですから、コーヒークッキーを焼く時の満足感は、特別なものがあります。

忙しい時はつい品切れさせてしまうクッキー類ですが、閑散期の今はほぼ全品目揃っております。
是非、ご賞味ください。

とにかく、パンは焼けた

本当にいろいろなことがあります。

足元ではコロナ禍の影響、世界では緊迫のウクライナ情勢、また、オリンピックは華やかに開催されていますが一方で物議の連続とか、そんな中、とにかくパンは焼けました。

上出来でした。

お客さまも見えました。

感謝、感謝!

明日はどんな一日に。