月別アーカイブ: 2022年2月

今年も高知に行けそうもない

土佐ネタ日記

生まれ故郷 高知県土佐郡土佐町土居地区 2013年頃

昨年、一昨年と二年続けて、郷里の高知に帰省していません。

言うまでもなくコロナ禍の影響です。
最後に行ったのは2019年で、この時は前年に亡くなった母の納骨でした。
それ以来、行っていないのです。

毎年の恒例になっていたのに、それに、出かける理由でもあった母が亡くなり、何だか不思議な気分です。

故郷では、親戚や友人知人もお互いに歳を取り、また亡くなる人もあり、自分だっていつまで高知に出かける元気があるものか、それも分かりません。

今度から行く度に、会う人会う人皆に「これが最後になるかも知れない」と、それが別れの挨拶になるでしょう。

そんなことを思いながら、ブログに残してある高知での滞在の記録を読み返している私です。

「土佐ネタ日記1」 「土佐ネタ日記2」

また大雪に

昨夜から今朝にかけてはそこそこの降雪で、いちおう駐車スペースの除雪はやりましたが、それ以外何も支障はありませんでした。

そして今日は、夕方からどんどん雪が積もっています。
明日の朝までには、相当なカサになるとの予報も出されています。

尤も、雪に関しては、降るべき時にしっかり降って厚い根雪になってもらった方が、畑の作物にとっても、野山の植物たちにとってもいいのです。

雪が残っている間は、植物たちの成長にブレーキがかかっています。
春も進んで十分暖かくなって、遅霜の心配も無くなる頃に最後の雪が消えるのが理想です。

そしてその雪融け水を吸って、雪国の春の植物たちは、まるで爆発するかのように一斉に成長を始めます。
それこそ、何もかもが一変にです。

人間の私たちも、その季節の動きを利用して、耕したり、種を播いたり、苗を植え付けたりします。
麦は、秋からすでに雪の下で越冬していますから、春はまず一番に勢い付きます。

そして忘れてはならないのが、害を及ぼす獣たちとの戦いです。
今年も、厳しい戦いになると思っています。

今夜の雪は、その雪融けを少し先へ延ばしてくれることでしょう。
もうしばらく休息の日々が続きます。

総会資料の作成

行政区の会計役をしていることはすでにお話していますので、ご承知のことと思います。

毎年この時期になると、3月の定例総会に向けて会計の決算の報告書と来年度の予算書の作成をしなければなりません。
その他、区長がまとめた事業報告や事業計画、その他諸々の事項を一冊の資料に編集して印刷製本するのが、会計の仕事と言うことになっています。

まあ、私としては手慣れた仕事ではあるし、パソコンでやればそう大変な作業でもありません。
今月の内には原稿データも揃って、来月の初めには完成する運びです。

総会が3月中旬と決まっていますので、その一週間前に役員を集めて事前打ち合わせをすることになっており、その時に仕上がった資料を見せて了承してもらいます。

さて、明日からまた営業モードに戻ります。
パン焼きの木曜日です。

気合いは入っているのですが、仕込みはかなり少なめです。
店売りはあまり見込めませんし、業者さんへの納品もここに来て一段と萎んでいます。
通販だけがまあまあというところで、助かっています。

オミクロンの影響は、もうしばらくは続くのでしょう。
我慢、我慢と、自らに言い聞かせつつ、がんばります。

明日は雪の一日となりそうですが、皆さまのご来店、お待ちしております。
ポイント2倍は、まず間違いありません。

確定申告

私のように自営業をしている者にとって、この時期の一番のイベントはと言えば、ほとんど間違いなく「確定申告」でしょう。

最近は、パソコンと会計ソフトを使って記帳し、決算はほとんど自動的に終わってしまうので、ずい分楽になりました。
それでも、昨年末の棚卸しから始まって帳簿の点検を全て終えるまでに、つい先日までかかりました。

もちろん、そればっかりやっていたわけではなく、日々の忙しさの合間を縫って少しずつ進めていました。
それもやっと終わり、今日決算と所得申告の試算をしました。

昨年は、ドゥコンディショナーが壊れて買い替えとなりましたし、コロナの影響で売り上げ低迷が続きましたから、やはり思った通り赤字決算となりました。

所得税や市県民税を払うことも無く、国保税も最低ランクの課税で済むのはいいのですが、それで喜んでいるわけには行きません。
売り上げが少なければ、諸経費や固定費の割合が大きくなって経営が立ち行かなくなります。

やはり、税金を払うくらいの所得を目指さないと事業とは言えませんね。
何とかがんばるしかありません。

また一週間が

時間の経つのが早いです、本当。
歳のせいもあると思いますが、それはもう仕方がありません。
明日と明後日は、定休日です。

それにしても、オミクロンの影響があるのだと思いますが、人の動き方が変わって来ましたね。
皆、外に出ないし、遠くに行かないし、しーんとしてますね。

食工房も、人が来ないことに慣れてしまって、たまにご来店のお客さまが入って来られると、気持ちの切り替えが大変だったりします。

でも、うれしいんですよ、本当は。
だから、お帰りになった後、来ていただけて良かったなぁと、感謝の気持ちを噛みしめています。

春もそう遠くないはずですが、あともう一回くらい寒さと雪に見舞われるでしょうか。
その後は、暖かい日の方が多くなることでしょう。

早くコロナ禍が収まってくれますように、祈る気持ちで感染対策を確かめながら過ごす毎日です。

集落の会計のお仕事

当行政区の会計役を任されて早や4年が過ぎようとしています。
1期2年ですから、2期務めました。
今年は役員改選の年に当たりますので、そろそろ交代してもらいたいと思っています。

明日は、一年の締めに当たる内割精算の日で、朝から集会所に詰めて皆さんのお出でを待ち、出納業務に当たります。

準備は今日までに終わりましたので一安心しているところですが、その昔パソコンも無かった時代には、電卓片手に手書き帳簿と睨めっこしていたのですね。
時間もかかったでしょうし、訂正が必要となった時はどれほど大変だったことか、想像に難くありません。

増してや電卓も無かった時代は、算盤を使っていたわけで、決算の時は朝から一日集会所に役員が集まって作業に当たり、下手をすると泊まり込みなんてこともあったとか・・・。
当然、食事賄いもあり、終われば打ち上げの一杯もあったそうです。

今は、私一人でPCでサクサクとこなしています。
そこそこ時間はかかりますが、いかにもあっさりとしたものです。

そして明日、払い出しと集金が終われば、これでいよいよ決算です。
当集落の会計年度は3月~翌年2月までで区切っていますから、今月末が一年の締めと言うわけです。

ま、このようにして楽は出来るようになりましたが、手書き帳簿も並行して記帳しています。
皆が皆パソコンが出来るというわけでなく、交代引き継ぎとなった時に困らないようにするためです。

しかし、もう一期と言われた時には、さすがに手書き帳簿の廃止を提案して了承してもらうつもりです。
いかが相成りますか・・・。

少しずつ春が近づいている

立春を過ぎても、まだ2月の内は寒さが厳しくドカ雪が降ることもあります。
それでも季節は、確実に春に向かって進んでいることは間違いありません。

それが分かるのは、日中日差しが高く明るくなってきているからです。
今日は、暗くなってから星空も眺められましたが、星座の位置も同じく季節の進行を告げていました。

そうした季節の動きを感じているのでしょうか、雪の上には動物たちの足跡がそこらじゅうに見られます。

先日は、サルの群れを見かけました。
川の向かいの山の上でしたから追い払いはしませんでしたが、群の中には子ザルもいて、こんな寒さと雪の中でも、どこかしらで凌いでたくましく生き延びているのだな・・・と、妙に感心させられました。
ま、だからと言って、畑に近づくようなら容赦はしませんが。

さてさて、明日もまたパン焼きの日です。
明日は仕込みが少ないので、再びライ小麦のパンを試作して見ます。
どんな出来になるでしょうか?
楽しみです。

明日も、皆さまのご来店をお待ちしております。

意外にも降雪の一日

南岸低気圧の影響で、関東、東海方面は大雪との予報が伝えられていましたが、会津方面はほとんど影響はない見込みでした。
しかし、朝の内は降っていなかった雪が間もなく降り出し、午後にかけてもずっと降っていました。

ただ、量的には僅かなものでしたから、このあたりの相場からすれば「サスケネー(何も差し支えなしの意)」程度でした。
ただ、やはり寒かったですね。
雨じゃなくて雪が降っていたんですから。

それはまあいいとして、今日もいい具合にパンが焼けました。
お客さまも、ここしばらくはなかった数の方がご来店くださいました。
まことにありがたく、あらためて厚く感謝を申し上げます。

それにしても、コロナ禍の動向も本当に先が見えなくて困ります。
三回目のワクチン接種も、私たちは今月末の予定ですが(これでも遅い!)、娘たちはまだいつになるのか分かりません。

喜多方市内でも、ずっと二桁台の新規感染者が続いていますから、全く油断がなりません。
とにかく、基本的感染対策を抜かりなく実行すること、私たちに出来ることはこれ以外ありません。

ま、ま、がんばりたいと思います。

がんばりましょう!

明日はパン焼き

雪も一旦峠を越えて、しばらくの間は降雪もない模様です。
その後また寒くなって冬に戻るとの予報もありますが、ここ数日は落ち着いていられそうです。

ただ今、圃場は優に1m以上の積雪の下になっています。
イノシシに掘り返される心配はまずありませんが、雪の下ではネズミたちが好き放題に活動しています。
麦にも多少の害が及ぶかも知れません。
しかし手の出しようもありませんので、ここは幸運を祈るのみです。

さて明日はまた、定休日明けの木曜日、パン焼きの日です。
仕込みは今日の内に終わっています。

明日は午前3時に起きて作業場へ。
とりあえず雪の心配はありませんので、気を削がれることなく集中出来ると思います。

この頃、スペルト小麦の香りに感激しています。
本当に、この麦は風味絶佳なのですね。

昔は、固い外殻を剥くのがよほど大変だったので、現在の小麦に品種改良された経緯があるのですが、現代では、私もすでに経験済みのとおり米用の籾摺り機で対応出来ますから、これからまたスペルト小麦が復活して来るのではないでしょうか。

食工房では、スペルト小麦を存分に使いこなしています。
何しろ自給自足体制を確立しましたので。

明日も、おいしいパンが焼けることでしょう。
皆さまのご来店をお待ちしています。

ワインケーキ

食工房

直径18cm ワインの赤い色を感じる仕上がりになっています。

もうずっと以前から長いお付き合いをさせていただいてる、食工房のお得意さまでもある知人から、ワインをいただきました。
熟成の効いた赤ワインでしたが、これがまた特別いい香りがしましたので、娘たちはこれでワインケーキを作ってみたいと、使ってもいいかと許可を求めて来ました。
この香りなら、きっと素晴らしいケーキが出来るだろうと、私も乗り気でOKしました。

少し前に一度目の試作をして、風味共に相当良い出来だったので、レシピの一部に手を加え新調したクグロフ型を使って二度目の試作をしたのが一昨日でした。
一度目の試作では、卵のにおいが少し気になったのですが、二度目ではきれいに消えてくれました。
ただ、スパイスの香りが前に出て、ワインの香りが隠れてしまいましたので、さらにもう一度試作を重ねることにしています。

で、ワインが無くなったら、同じものを購入するか他の物も試してみるか、これもまた興味が尽きません。
昔、私が自家製していたカシスのワインを仕込むというのもありかも・・・。

さらにスパイスワークでも雰囲気ががらりと変わるので、レシピの選択肢が多過ぎて大変です。
基本レシピはドイツのものを参考にしていますが、オリジナリティーも追及してみたいし、今のところどこに着地することになるのか、完成までの過程を大いに楽しみたいと思っています。
※すべて娘たちの気持ちを代弁しているつもりです。

うーん、何時頃、皆さまにも召し上がっていただけるでしょうか・・・?
でも、必ず皆さまの前にお目見えすることは間違いありませんので、どうぞお楽しみにしていてください。