月別アーカイブ: 2022年2月

明日と明後日は定休日です

食工房の営業の一週間が終わりました。
明日と明後日は定休日となっております。
お間違えのございませんよう、よろしくお願いいたします。
今夜は、当集落の会計事務の集中作業がありましたので、ブログ記事は定休日のお知らせのみといたします。
雪と寒さとオミクロン、どちら様もご用心ください。

お菓子づくり

食工房の主力製品は何と言ってもパンなのですが、焼き菓子類もそれに劣らぬ地位を占めています。
パンが命(体)の養いだとすると、お菓子は心の養いだと言えると思っています。

ですから、本当はどちらが主とか従という関係ではありません。
どちらも精魂を傾けて取り組む仕事だと心得ています。

で、娘たちが、昨年あたりからお菓子づくりに開眼して、自分たちで独自にレシピを考えて新しいメニューを開発しようとしています。
昨年末の「栗のパイ」などもその一つですが、必ずしも定番にするのではなく、季節季節にあるものを使って、また皆さまに喜んでいただけるタイミングなども考えているようです。

何より、自分たちもそれを楽しみながらやっているようで、お菓子づくりはつくり手の心を養い、出来上がったものは今度は召し上がる方の心を養う、そういうものでありたいと願う気持ちが、側で見ている私にも伝わって来ます。

食工房に、また新たな境地が開けて行くような喜びを感じている私です。

で、今何を造っているか・・・、それはまた近々別な機会に。

この冬一番の大雪

今朝は午前3時に起床、身支度をして食工房の作業場に向かいました。

作業場へは、母屋から駐車スペースにしている庭を挟んで向かい側まで10m余りを歩きますが、積雪が40cm以上あり長靴が埋まってしまうので、雪ハネという道具を使って除雪しながら進まなくてはなりませんでした。

この雪では、お客さまは道路から中に入ることも出来ませんので、開店時間までにはきれいに除雪せねばと、時間のやりくりを思案しながらまずは仕込みにかかりました。

で、生地を捏ね上げて発酵待ちの時間になって、第一回目の除雪作業に。

朝食も取らなくては体が持ちませんから、除雪はこうした作業の合間を縫って30分くらいずつ小刻みに進めるしかありませんでした。
とりあえず2回の作業で、どうにか中に入っていただけるまでになりました。

その後、パン焼き作業と後片付けも終わって午後になってからもう一度集中的に作業し、やっと中でUターン出来る広さを確保することが出来ました。

明日にかけてもまた同程度の降雪があるかも知れないとの予報が出ていますので、今朝の積雪を残さないようにして置きたかったのです。
そうしないと、溜まった雪は、機械を使ってもどうにもならないほど除雪が困難になってしまいます。

今日は、ほとほと疲れましたが、もうこの後は心置きなく休むことが出来ますので、ほっと胸を撫で下ろしているところです。
明日の朝は如何に?

ちなみに、この大雪の中、お二人の方にご来店いただきました。
この場を借りて、改めてご来店の御礼を申し上げます。

なお明日も、平常通り営業しております。

商売は、どこも厳しいようです

毎週金曜日は、販売をお願いしている業者さんに納品に回っています。

今月に入ってからというもの、オミクロン株の感染急拡大の影響でしょうか、各業者さんからのご注文はガクンと減りました。
一時的にご注文を休止される業者さんも出ています。
聞いてみると、コロナ禍以降で経営の状況は、今までで一番厳しいと言います。

また、知り合いのラーメン屋さんは一時休業を決断されたらしく、いつもならお仕事に出ている時間、家でお子さんの相手をしていたり・・・。

これって、単にオミクロンの感染力を恐れているとかの話ではなく、実際にお客さまの中に感染者や濃厚接触者が発生していて、来たくても来られない状況もあると理解しなくてはならないようですね。

否、もはやどこで誰が感染しても不思議は無いと思える状況ですから。
我々も気を付けなくては・・・と思いつつ、本当に防ぎ切れるのか?と一抹の不安も過ります。

何しろ私も連れ合いも高齢者の一角ですから、いかにオミクロンのリスクが低いとは言え、軽んじるわけには行きません。
まだまだ当分先まで油断は禁物と言うことで、がんばって耐えるしかありません。

ちなみに、食工房は明日も平常通り営業しております。
明日は、パン焼きの日です。
焼き立てをお買い求めいただけます。

皆さのご来店をお待ちしております。

今、かかりたくないコロナ

オミクロンの感染力が凄いですね。
福島県でも、昨日600人を超え今日も580人余、喜多方市内でも二桁の人数が出るようになりました。
いよいよ身近なところにまで感染が広がって来ていると感じます。

オミクロン自体の重症化や死亡のリスクは比較的低いと認識していますが、指定感染症2類なので、感染したら隔離か自宅待機の対象となり仕事が出来なくなりますから、生活上の死活問題となります。

出来ることはすべて実行して、何としても防御しなくてはなりません。
お客さまをお迎えする時、また自分が外に出る時、すべてを感染の可能性がある機会と捉え、事前の対策を講じておこうと思います。
マスク、手指衛生、3密回避、そして次亜塩素酸水の活用が肝になると考えています。

こうして高い緊張感を維持するのは大変なストレスになりますが、ここ一ヶ月か二ヶ月で、また違った局面が見えて来るのではないかと思っています。

とにかく、今は、かかりたくない!

一年前は、大雪だった

一年前のブログを読み返していたら、2月4日(木)パン焼きの日の朝に大雪で、暗いうちから除雪作業に時間を割いたことが書かれていました。

そして今年は、明日また似たようなことになりそうな天気予報が出されていて、心の準備をしている私です。

一方、一年前の今頃でしたが、食工房自家畑産のライ麦の在庫が残り少なくなり、購入仕入品に切り替えると予告を出しています。
そんなに早く無くなっていたのですね。

比べて今年は、まだまだ余裕があります。
雪室に預けてある在庫は十分です。
多分、一年間回ると思います。

スペルト小麦はさらに量があり、今年の収穫期の時点で残余が出る見通しです。
こんな時、余るのは・・・と考えがちですが、足りなくなるよりはずっといいことです。
やっとここまで来たか!と感慨も一入です。

スペルト小麦は、全粒粉を販売もしていますので、ぜひご利用ください。

明日はいつも通り、定休日明けパン焼きの日です。
雪と寒さとオミクロン、条件は最悪ですが、めげずに開店しておりますので、ご来店よろしくお願いいたします。

パスタづくり成功!

麦ラボ

蕎麦打ち台で生地を延ばしたところ


麦ラボ

蕎麦打ちの要領で切り出しました。


麦ラボ

この黄色こそがデュラムの特徴です。


麦ラボ

シーフードミックスを使ってスープ仕立てです。
トッピングは、スモークドパルメザンチーズを削り下ろしたもの。

以前購入して試した押し出し式のパスタマシンが、どうも芳しくありませんので、今日は蕎麦打ちの要領でやってみました。
うまく行きました!

生地はなめらかで弾力があって切れにくいですから、いくらでも薄く延ばせます。
手打ちそばより少し太めに仕上がりましたが、食感も風味もばっちりOKでした。

生パスタらしいほど良いやわらかさとスムーズな口当たりは、乾麺では味わえないものです。
麺のコシも十分で、このデュラム小麦がデュラム小麦としての特性を不足なく備えていることが確認出来ました。

次は、どこかの製麺業者さんと提携して会津産のパスタを商品化したいですね。

まずは、デュラム小麦の作付けを増やさなくては・・・。

またまた、忙しくなります!