月別アーカイブ: 2022年6月

何でしょう?この寒さ

6月に入って一週間、今頃になって逆に低温続きとなっています。
昨日今日あたりは、暖房を入れています。

関東地方は今日梅雨入り宣言が出ましたが、こちら東北も間もなく梅雨入りとなることでしょう。
梅雨寒と言って、この季節の意外な寒さのことを表しているのですが、植物たちは全く平気と言うか、嫌がっているように見えません。

雨が降り続く中、草はどんどん伸び木々は枝葉を伸ばしています。
野菜も育っています。
これでこの後晴れて強い日差しが来れば、一気に太く逞しく成長するのでしょうね。

麦たちは、涼しいのは好みますが、ちよっと水分が足り過ぎでしょうか、ライ麦がまた一部倒れています。
尤も、晴れて乾けば起き上がって来るのですけどね。
梅雨の季節ですから仕方ありませんが、雨もほどほどに願いたいところです。

一方、電気柵のソーラーシステムは、日差しが無いので充電量が足りなくなりはしないかと心配するのですが、まだまだ自動停止のレベルに達するまでには十分余裕があるようです。
順調に稼働しています。

昨年と打って変わって、イノシシの侵入は全く無くなりました。
もちろん、油断なく電柵の管理は怠りません。
今日も雨の中、柵の下の草刈りをしていました。

明日も、はっきりしない空模様との予報です。
ここ当分はこんなお天気が続きそうです。

値上げのお願いを・・・

すでに皆さまご存じのとおり、このところの物価上昇は、多方面に及んでいます。

食工房もお客さまの方から、値上げはしないのですか?と、逆に訊ねられることがしばしばです。

実は、少なからぬ方がお察しのとおり、経営環境はとても厳しくなっています。
コスト上昇の筆頭は、電気料金をはじめとする水道高熱費です。
そして、包装資材も値上げが続いています。
小さいものはラベル一枚まで、例外はありません。

それから最後に原材料ですが、食工房は国内産の小麦の粉を使っていることと、一部を自家生産の麦で賄っていることもあり、まだしも大きな影響は免れています。

しかし、全体的コストはもはや一年前の10%増しをはるかに超えています。
食工房の内部努力で何とかなるレベルではなく、製品の価格を値上げする以外にないという結論になりました。

つきましては、7月から新価格に移行したいと考えており、ただ今詳細な価格設定を行っているところです。
決定次第告知いたします。
心苦しいお願いになりますが、どうぞご理解の上、引き続きご愛顧お引き立てを賜りますよう、よろしくお願いいたします。

なお、明日と明後日は定休日休業となっております。
お間違えのございませんよう。

久々に熊の情報

実は今日まで知らなかったのですが、一昨日6月3日の夜、近くの相川郵便局前の国道で熊が出没し通りかかった車に接触したというニュースが、今朝の新聞に報じられていたと、近所の方から教えられました。

熊は、体調1.4mほど(かなり大きい)と見られています。
家は新聞を取っていないし、テレビなどのローカルニュースで報じたかどうか分かりませんが、少なくとも私は全く知らずにいました。

で、インターネット上で検索したら、確かにそのニュース記事がありました。
<参照1> <参照2> <参照3>
  
ま、それはいいのですが、ニュースにもあるように、この件を県警がまず把握していたわけで、と言うことは、郵便局のすぐ隣が駐在所ですから、駐在さんは当然承知していたでしょう。

だったら、出来るだけ早く、集落の住民に熊の出没を広報して回らなければならないところです。

いろいろ確かめているところですが、区長も、新聞を取っていないので、全く知らなかったそうです。

否、何と言ったら良いのでしょう、どの方面も全く認識が欠けています。

車と接触したのですから、怪我をしているかも知れません。
その状態で付近の藪などに潜んでいるかも知れず、大変危険な状態の可能性があります。

前後関係が不明ですが、近くの畑に熊の足跡が発見されてもいるのです。

もう、呆れてものが言えません。

どこも頼りになりませんので、まずは中島に侵入して来るとしたら必ず通るルート上に監視カメラを仕掛けました。

付近には電気柵が巡っていますから、それを避けてくるはずです。
来れば必ずカメラが捉えるでしょうから、出没の証拠を得たら、住民課の獣害対策担当に報告します。

しかし、そのあとどのような手が打たれるか、私たち市民には何の権限も与えられていません。

実際に危ない目に遭っているのは、私たちなんですけどね。
そうかと言って、ただ怯えて家の中に閉じこもっているわけに行かないことだけは確かです。

また何かあったら報告します。

本日の麦畑

麦ラボ

定点観測 220604
風が強かったので、麦は揺れて波打っていました。
よく見ると、樹々の葉も風に吹かれて裏返っていたりするのが見て取れます。


※画像クリックで拡大表示されます。

左側ライ麦、右側スペルト小麦です。
近影撮ってませんけど、スペルト小麦も穂が出始めました。

ご覧になられた方は、どなたも一様に感激されるようです。
特に今日みたいな、強い風に揺られて波打つライ麦畑の様子は、あっという間にどこか別世界に連れていかれそうな気にさえなりますから。

収穫まで約一ヶ月、これからどんどん様子が変わります。

麦たちが実を膨らませています

夏至が近づくこの頃、たっぷりと日差しを浴びて、またある時は雨に打たれ、風に揉まれながらも、穂先は次第に重みを増しています。

収穫まで、あと一ヶ月くらいでしょうか。
あるいはもっと早いかも知れません。

毎年のことになりましたが、麦刈りする時のお天気がいつも気がかりです。
初めの頃は、夜も眠れない程のこともありました。
でも、大抵何とか無事に収穫を終えてはいるのですが。

今年は、どんな様子でしょうか。
今回で4度目の収穫です。
それもあって、その日が来るまでは気を揉まないでいられるようになりました。
その代わり、「よし、明日だ!」となれば、即断即決で動きます。

麦は、収穫のタイミングが一番重要なのです。
そういうことも、麦を見て判断出来るようになりしたから、百姓4年生も伊達ではないぞ!と少しは自信もついて来ました。

電柵のおかげで、イノシシの被害にも遭わなくて済みそうですし、近所の農家さんが「年々、良くなってるナ!(麦のことです)」と言う通り、品質も上がって来ていると思っています。

8月には、新麦のパンを召し上がっていただけるでしょう。
どうぞお楽しみに。

ウクライナへ寄付

3月から始めた「ウクライナのひばりのパン」、その売り上げをウクライナへの支援として寄付して来ました。
毎週毎週、多い時もあれば少ない時もありましたが、先月まででその額は7万円に近づいています。

これまで、寄付先をユニセフのウクライナ緊急募金窓口にしていました。
皆さまご存じの通り、ユニセフの活動は子どもが対象です。

寄付金の使途も、ウクライナの戦争で被害に遭った子どもたちの支援のために使われます。
もちろんそれはそれで必要であり善い事であるのは間違いありません。

しかし私としては、もう少し直接にウクライナの支援の役に立つ寄付先はないだろうかと思案していました。
ある人は、ウクライナ大使館の預金口座に振り込む方法があると教えてくれました。
それも考えました。

そして先月5月5日のことですが、ゼレンスキー大統領が、新しいオンライン募金サイト「ユナイティド24」を発表し、運用を開始しました。<関連記事>

★オンライン募金サイト「ユナイティド24

こちらのサイトでは、用途を選択出来るオプションが用意されていて、自分が支援したい事業に役立ててもらうことが可能です。

①防衛と地雷撤去

②医療支援

③ウクライナ復興

の3つの項目から選ぶことが出来ます。

送金方法も、クレジットカードの利用が可能で、あとウクライナ国立銀行の口座に送金、ペイパル、クリプト(仮想通過)などの方法も選ぶことが出来ます。

今回から、このサイトを通じてウクライナへの寄付を続けることにしました。
今日、ここ数週間分として、100US$を送金しました。

皆さまも、もしウクライナへの寄付をお考えでしたら、このサイトを通じて寄付されることをお勧めします。

それにしても、心が痛むロシアによるウクライナへの侵略戦争ですが、ウクライナは最後まで戦うと言っていますし、少なくとも私は、ロシアの側が撤兵して停戦となる以外はあり得ないと思っていますから、最後まで支援を続けるつもりです。

何のためにそうするのか、そうすべきなのか、分かっているつもりです。

明日のご来店をお待ちしております

このところ周期的にお天気が変わります。
梅雨が近いのでしょうか、雨もよく降ります。
電気柵の設置がその前に終わっていて良かったと、胸を撫で下ろしています。

明日はまた営業モードです。
パン焼きから始まります。
おいしてパンを焼いて、みなさまのお越しをお待ちしております。