昨日から今朝にかけての豪雨は、全く凄まじいものでした。
私の出身地土佐の高知ではそう珍しくもない降り方なのですが、東北ではちょっとあり得ない雨量でした。
幸い、わが家の自宅と店舗作業場については、高台の上という地の利もあって水の害に遭うことはありませんでした。
何と、いつも通り3時起床で通常通りパンを焼いて、ご注文先に出荷完了しました。
しかしその一方で、川に近い圃場周辺は大きな害を被りました。
川の水が堤防を越えて流れ込み、圃場に大量の土砂を流し込みました。
圃場の周囲に小屋を建てて農機具などを収納していた農家さんは、それらすべてを濁流に押し流されて跡形もなくなってしまいました。
言うに及ばず、電気柵も大方濁流に呑まれて引きちぎられてしまいした。
幸い本体だけは無事でしたが。
午後水位が下がって来ましたので、被害を確かめるためにパトロールをしたところ、川の堤防の一部が損壊している箇所も見つかりました。
また越水した箇所では、土手上の道路が通行不能の状態になっています。
流れ込んだ土砂も凄いですが、さらに悩みの種が流木です。
大きなもの小さなものが無数あって、中には直径が40~50cm、長さ2m以上もある重機が無ければ動かせないようなものもあちこちに。
これで秋の種まきまでに圃場を整備出来るのか、今はちょっと考えたくありません。
やれるだけはやりますが。
しかしそれにしても、麦の収穫だけは終わっていましたから、これは良かったです。
ま、先のことはこれから少しずつ考えます。
先ずは、一休みです。
大変ご無沙汰致しております。
川沿いのお住まいでしたので山都の皆さんは果たして、と大変心配しておりました。
お住まいと工房がご無事なのは本当に何よりでした。
ただ圃場の被害は何と申し上げて良いのか言葉が見つかりません。皆さんの落胆は想像し難いほどだとお察し致します。
何もお手伝い出来ず歯痒いばかりですが、いつも皆さんの事を案じております。
コロナ禍でもあります。健康に留意されご無理なさいませんようにと願っております。
お久しぶりです。
兵庫の松原の連れ合いです。
今回の圃場の被害、本当になとんと申しあげれば良いのか・・・。
何のお手伝いをすることも出来ない事に本当に歯痒さを感じます。
そんな中であるにもかかわらず、私どもの無理な注文にお応えいただき誠にありがとうございます。
中島第二圃場も第三圃場も今後どの様に再整備するのか、今までの汗と努力が一夜にして押し流されてしまった無力感とどう折り合いを着けるのか・・・。
苦労して、人力で、ようやく設置し、効果を上げていた電気柵の今後の行方も・・・。
食工房の皆様の落胆を想うと言葉もありません。
私どもには、引き続き食工房のパンやお菓子を買わせていただくことと、ささやかながら義援金にご協力させていただくことくらいしか方法がございませんが、それでも、いつも応援しております。
どうか皆様、安全とご健康に充分にご留意しながら、明日への一歩に向けて、今はゆっくりとお休みください。
これからも食工房のおいしいパンとお菓子を応援し続けます。