貴重な二日目の晴天を逃す手は無いと、午後から圃場整備にかかりました。
もちろん午前中は、早朝より食工房の仕事です。
で、第1圃場、第3圃場は現状耕作不可能で、今年の作付けは断念することに決めました。
残る圃場のうち、水はけの悪い第7圃場は対策次第で作付け出来るかどうかというところ。
それ以外は、何とかなりそうです。
ただ、今年は例年のように馬糞堆肥を投入する時間的余裕がありません。
青草を生やして麦わらなどと一緒にすき込みますが、それだけでは心もとないので、場所によって化学肥料も併用することになります。
施肥量の加減が難しいのですが、これもまたいい勉強になると思います。
今日のところは、麦の圃場は荒起こしに止めています。
土はまだまだ乾いていません。
第2圃場の半分ほどが、まだ泥濘状態で耕耘出来ませんでした。
乾燥を待って再度挑戦します。
唯一、新規整備した耕作放棄地は乾いていましたので、仕上げまでやりました。
サクサクとしてとてもいい状態の圃場です。
美味しい野菜が採れると思います。
先ずは今年の秋野菜を植えて収穫し、来年は、そこにかぼちゃとさつまいもなどを植える予定です。
今回の水害によって、浸水した圃場には細かい粒子の有機質を多く含む砂又は粘土質の泥が入りました。
厚みは、多いところで30cm、少ないところで10cm内外というところ。
考えようによっては、客土してもらったとも言えます。
流木が混ざっていてはアウトですが、それがうまいことに第1圃場と第3圃場以外は、流木が入っていません。
洪水の時の水位や流れの方向などが幸いしたものと思えます。
尤も、この泥が吉と出るか凶と出るか、現状試す以外に選択肢がありませんが、今日の作業で分かったことは、全くと言って良いくらい、ロータリーが石に当たることが無かったことです。
ある意味、これは素晴らしい!
種蒔きまであと一ヶ月、お天気に恵まれることを祈っています。
さて、申し遅れましたが、明日と明後日は、食工房は定休日となっております。
お間違えのございませんよう、よろしくお願いいたします。