中秋の名月

昨日から一転してさわやかな晴天となった今日、夜になって月が上って来ました。

中秋の名月の夜に快晴というのも本当に珍しくて、東北ではこの季節は雨が多いので、この日に見られたのは本当に幸運でした。

まだ寒くもないので、外でいつまででも眺めていられます。
テラスに椅子を出して、二人で団子を食べながら、連れ合いのお父さまが読んだ俳句の話などに時間を忘れました。

 見ゆるもの 見えざるものの 良夜かな  (三伸)

そして「こんな夜も、クマが出て来るのかしら・・・。」と連れ合い。

「そりゃあ出て来るでしょ!きっとこの月を眺めているはずだよ。」と私。

宮沢賢治のお話ではありませんが、クマの母子がまん丸いお月さまを見上げてうっとりしている・・・、そんな光景は単なる想像などではなく、本当にその通りかも知れないと思っている私です。

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