狩猟も大切

うちの麦畑の電気柵はまだまだ当分先まで撤去しませんが、回りでは次々と撤去が進んでいます。

中にはポール(支柱)だけ残す人もいます。
これでだけもイノシシは警戒するという話もあります。
しかし、いずれそれもバレるでしょうし、無防備の領域にはいずれ侵入は免れません。

で、一方、11月半ばからは狩猟が解禁され猟期に入ります。
イノシシなんか食べておいしいのですから、どんどん獲ればいいのですが、この頃は狩猟をする人も少なく、また残念なことに多くの人の狩猟に対するイメージは決して良いものではありません。

本当は、冬場の猟期に狩猟による圧力をかけ、春から秋までは電気柵やその他の対策で回して行けば、ほぼ理想的な野生動物との関係が維持出来るのではないかと、私は思っているのですね。

狩猟免許を、出来ることなら取りたいのですが、なかなかハードルが高いし、今からというのでは私はもう年を取り過ぎました。
それに忙し過ぎる毎日ですから。

でも、監視カメラやパトロールで獣たちの動きを探ったり、狩猟をする方と情報交換したりして、ここの場所の獣たちとの距離を推し量っています。

そうした中でいつも実感することは、狩猟者が最も深く獣たちのことを理解しているということです。
私も、その心得だけは持っていたいと常々思っています。

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