今年もシュトレンの製造を続けています。
今日は、シュトレンの製造を進める一方、一週間前に製造したシュトレンの今年初の試食をしました。
ご来店のお客さまにも、もちろん召し上がっていただきました。
そして私も、今年のシュトレンの出来を見るために一切れいただきました。
いつもながら、最初の一口は緊張の瞬間です。
口に入れた次の瞬間、口の中全体に広がる香り、次に噛みほぐした時の味わい、そして後味と口の中に残る香りまで、短い時間ですが明確なストーリーを感じられるのです。
それが納得が行くかどうか、私はいつでも最高に厳しい要求水準で臨みます。
最も重要視しているのは、香りです。
シュトレンは、その特徴ある香りが無かったら、具材が多く入っているパンと変わりません。
その香りがあることで、一口召し上がった瞬間に、何か華やかさ、目出度さを感じられる、そこが大事なのです。
今日のシュトレンも、いつも通り良かったと思います。
全く期待を裏切らないパフォーマンスでした。
原典がドイツにあると言うレシピが秀逸な事は間違いありません。
そこにプラスアルファしてある食工房の一工夫も利いていると自負しています。
さあさあ、皆さま、食工房のシュトレンを一口召し上がってください。
これからしばらくの間、ご来店いただければ、いつでも試食を差し上げます。
ちなみに、食工房のシュトレンは、小さいお子さまも安心して食べられます。<参照>