月別アーカイブ: 2022年11月

明日は、シュトレンの試食も

先週製造したシュトレンが、明日でちょうど一週間が経過します。
まだ少し早い気もしますが、賞味期間に入りますので、まず一本切り分けて出来具合を見たいと思っています。
ご来店のお客さまにも差し上げますので、どうぞお楽しみに。

そして明日は、二回目のシュトレン製造です。
明日と明後日の二日かけて仕上げる行程です。
間に他の仕事も挟みながら進めます。
そうしないと、クッキーなど他の焼き菓子類がどんどん品薄になるからです。

この時期は、本当に体がいくつあっても足りない気がします。
ま、体力の及ぶ限りがんばるしかありません。

雪囲いの方も、何とかなりそうです。
大変ではありますが、やれば出来るってことでもあるのですね。

大切なのは、何よりまず健康ですね。
心がけています。

かぼちゃあんぱん、栗パイ、秋の味覚

明日もまたパン焼きです。
一昨日はかぼちゃあんぱん沢山焼きましたが、通販分も含めてすべて売り切れました。
明日はさらに数を増やしています。

否、おいし過ぎて、これがかぼちゃ?とどなたも認識を変えられることでしょう。
栗パイと甲乙つけ難いほどです。

明日は、その栗パイも仕込んでいます。
こちらはもう言うに及ばず、大変上等な味わいです。

この栗あんを使って栗あんパンを食べたいというご希望もいただいているのですが、何しろハイコストのため売り値が決められません。
詰め込むあんは栗パイ2個分ですからね。

その他明日は、技術向上のために、市販の外麦強力粉を使って食パンを焼く試みもします。
食工房の自家培養酵母で、国産小麦と外麦でどのくらいの違いが出るのか、今まで一度も試したことがありませんので興味津々です。
こちらは販売品にはなりませんが、ご希望があれば試食も対応します。

明日も、皆さまのご来店をお待ちしております。
どうぞよろしくお願いいたします。

かぼちゃあんぱん再開、明日から

かぼちゃあんぱんの再開をお知らせしてから半月あまり経ってしまいましたが、やっと準備が出来ました。
明日のパン焼きから再開です。
お店に並ぶのは、午後2時くらいになると思います。

今年のかぼちゃは、自家産が無くなりましたので、この集落で小豆を作ってくれているおばあちゃんたちの中で一番年長のヤヨイばあちゃんの作です。
もうとっくに九十を越えていますが、今も元気に毎日朝から晩まで畑に出ています。

そして提供してくださったかぼちゃが、とても甘くておいしかったのです。
かぼちゃって、今一つ人気のない野菜のようですが、食工房にとってはとても魅力のある素材です。

ま、それは、明日かぼちゃあんぱんを買って食べていただければお分かりになるはずです。
どうぞお楽しみに。

明日も、皆さまのご来店をお待ちしております。

雪囲い、設置始まる

本当はもっと早くに始めれば良かったと、移り変わるお天気を気にしながらやっと始めると言うのがいつもの倣いです。
何故そうなるかと言えば、穏やかに晴れているうちは、雪に埋もれる状況が今一つ実感が湧かないからかも知れません。

昨年も初雪の直前で、やっと設置完了と書き残してあります。
実は、たっぷり降られてから大慌てで雪囲いを設置なんてこともありました。
今年はどうなるでしょう。

早くも時雨降る季節ですが、上の娘はこんなことを言っているのですね。
今年は、この季節になっても植物たちが何かのんびりしていて、ちっとも冬が迫っているという緊張感を感じないと。
彼女は、そういう感覚がとても豊かで、植物たちと交流出来るのですね。

とすると、冬も早足でやって来るということは無いのかも・・・。
そう言えば私も気がついていますが、種まきを遅らせたにも関わらず麦たちがここに来てものすごく旺盛に育っているのですね。
モシャモシャと茂って、畝間が見えなくなりそうな所も見られます。

ま、だからと言って初雪が遅くなるかどうか、それは分かりません。
雪囲いも、とにかく油断せずに、着実に進めなくてはなりません。

昨日と今日で、全体の3分の1くらい終わったでしょうか。
まだまだこれからです。

ヘルソン奪還に涙

ウクライナ現地時間、11月11日午後、長らくロシア軍の占領下にあった南部の要衝ヘルソンが、ウクライナ軍によってついに奪還されました。

先行してヘルソン市街に入ったウクライナ軍特殊部隊の兵士たちが、出迎えた市民に歓迎される映像がメディアでも流れましたから、多くの方がご覧になったことと思います。
その様子に胸が熱くなったのは、私だけではなかったでしょう。

何よりあの歓迎の様子を見れば、ロシアが9月に行ったロシア併合への住民投票の結果がいかに偽りであったかは、火を見るよりも明らかです。

そしてあの映像を見て驚いたのは、解放直後だというのに、ウクライナ国旗を持った人々が沢山いたことです。

ロシア軍の占領下では、ウクライナ国旗の掲揚はおろか所持しているだけでも身柄を拘束され厳しい尋問に晒され、下手をすれば拷問、処刑に至ることさえあったと思われます。
一体どこにウクライナ国旗が隠されていたのでしょう・・・。

しかし別な映像では、一人のおばあちゃんがしきりに歩道の敷石を一枚剥がしており、次にその下の地面を掘り返し、一つの小さい包みを取り出します。
厳重に包装された包みを開けると、そこにはウクライナ国旗が・・・。
満面の笑顔でそれを広げ、道端のわが家と思しき家の塀にかけるのですね。


軍事情報チャンネル 11/14付動画解説

ウクライナ国旗を地中に埋め、解放を待ち望んだヘルソン市民
9’15″から最後まで


これを見て、思わず涙する私でした。

ウクライナに栄光を!
そして一日も早く、平和な時が訪れますように!

三々五々、ご来店御礼

本日は、穏やかな小春日和となり、お昼前頃から三々五々、ご来店のお客さまがお見えになりました。

お近くから、また遠方から、本日のご来店に対し、この場を借りまして、改めて厚く御礼申し上げます。

ところで今日は、栗パイが思いの外売れて、残りがわずかになってしまいましたので、明日もう一度焼くことにしたようです。

実は、明日からシュトレンの製造が始まるのですが、その忙しさの合間に栗パイを焼くようです。

今日は、夕食の後にパイ生地の仕込みをしていました。
ものすごい気合が入ってますね。

皆さまどうぞお楽しみに。
この季節にしか食べられない限定メニューです。

明日も、皆さまのご来店をお待ちしております。

今週も栗パイあります

明日はパン焼きの土曜日です。

併せて、栗パイも焼けるようです。
今日のうちに下の娘がパイ生地を仕込んでいました。

栗あんは、一度に沢山作って冷凍してあります。
それを使う分ずつ解凍して、分割し丸めています。

私も何度か食べさせてもらいましたが、栗あんのパイは何か特別なおいしさですね。

明日は、お昼過ぎには焼けていることと思います。
どうぞお楽しみに。

その他、定番のパンもすべて用意して、皆さまのご来店をお待ちしております。

本当は、店頭コーヒーサービスなども以前の様にやりたいのですが、今またコロナ禍第8波の兆しが・・・と騒がれていますから、ちょっと二の足を踏んでしまいます。
ま、状況次第で、何かサプライズできるかも知れません。

明日はもう一日良い天気が続くようです。
紅葉も、そろそろ最後のチャンスかと思われます。

シカの鳴き声

少し前からですが、たびたびシカの鳴き声を聴いています。
私は姿こそ見たことはありませんが、鳴き声は何度か聴いていますし、実際に姿を見たという人が複数います。
つまり、シカ(ニホンジカ)もこのあたりに分布を広げつつあるということは、もはや疑いようがありません。

サル、クマ、イノシシと、次々課題をあてがわれて来ましたが、この次はシカということになりそうです。
ひょっとすると一番手強いかも知れません。

電気柵も、今の設備では高さが足りず、飛び越えられてしまうので、ほとんど役に立ちません。
資材の大半を新たに揃え直さなくてはなりません。

いやー、かんべんして欲しいですね・・・。
しかし、そうは行かないでしょうね。

獣害というものに対して、もっと多くの人々の認識が深まらないことには、対策も先に進むことが出来ません。
結局は、個体数の抑制以外、決定的な対策にはなり得ませんから。

そのためには、現状に合わない法律を変える必要がありますが、社会的な理解も合意もまだまだ絶望的です。

本当はこんなことを期待してはいけないのですが、この先、都会の市街地で獣による人命への危害が頻発して大きな社会問題にでもなれば、ひょっとすると誤った動物愛護の考えが改まることになるかも知れません。

それでも、正常な野生動物たちとの緊張関係が元に戻るまで、いったいどれほどの時間を要するのか、ただただため息のみ深くなる私です。

とは言え、自分の命と暮らしを守ることだけは、投げ出すことはありません。
そのために今出来ることが全くないわけではないことも理解しています。
ですから、ため息をつきつつも、目は光っています。

紙版・飯豊の空の下から・・・  pdf公開

麦ラボ

定点観測 2022.11.09
まわりの木々がすっすり紅葉しました。


麦ラボ

中島第2圃場 ライ麦

紙版・飯豊の空の下から・・・ №72 の編集が終わり、pdfファイルを公開しました。
多くの方にご覧いただければ幸いです。
記事の末尾に設置してありますリンクバナーをクリックしてください。
別タブでpdfファイルが開きます。

コーヒー豆入荷

コーヒー焙煎は、食工房のもう一つの顔ですが、最近は価格の上昇とお目当ての銘柄の入手困難などで、とうとう在庫切れになってしまいました。
何とか手を尽くして、食工房テイストに見合う銘柄を見つけ、発注したのが先週でした。

そして今日、2つの銘柄が入荷しました。
一つは、定番のブラジル・バージングランデ農園産樹上完熟スーパーボイア、そしてもう一つは久々にハイチ産のマールブランシュです。

どちらも私のお気に入りで、食工房テイストに適う風味を備えています。
単品でもブレンドでも満足の行く持ち味を発揮します。

この一週間余り、自家用のコーヒーにも不自由していましたので、今日早速ハイチ産マールブランシュを焙煎しました。

そこへちょうどいらしたお客さまがコーヒー豆をご所望でしたので、その場でご購入いただきました。
明日の朝は、私も久しぶりにうまいコーヒーを飲めると喜んでいます。

この後、東ティモール産の豆も入荷する予定です。
これからもしっかりアンテナを張って、秀逸な豆を見つけられるよう努力して行きます。

何と言っても、まず私自身が、うまいコーヒーを飲みたい一心で始めたコーヒー焙煎ですから、止める理由はありません。

皆さまにもお付き合いいただければ、ありがたく幸いです。