コロナ禍の下でインフルエンザが流行していることの意味

新型コロナの新規感染者数が増え続けています。
第8波と言われていますが、未だにピークに達した兆候は見られません。
まだまだ増えて行くようです。

重症化率死亡率は低いとされていますが、感染者の絶対数が多いので、それなりに死亡者数も出てしまいます。
ここ数日は、一日あたりの死亡者数が最高を更新し続けています。
医療現場は、とても厳しい状況にあるようです。

そんな状況の下で、インフルエンザが同時流行しています。
ここでちょっと思い出していただきたいのですが、コロナ禍に突入して半ばパニックになっていたここ数年、インフルエンザは影を潜めていました。

これは、私は気が付いていましたが、私たち皆の基本的な感染対策、マスク、手指衛生、人との接触の制限などが、効果を上げていたからに相違ありません。

ですから、逆に今インフルエンザが流行しているということは、それだけ私たちの基本的な感染対策のレベルが低下したことの証左だと認識しなくてはなりません。
今またコロナ感染が増えているのは、当然と言えば当然なのです。

マスクも手指の消毒も、もううんざりだ!ましてや人に会って大勢で楽しく過ごすことも出来ないなんて、もう我慢出来ない!というのが、多くの人の実感だと思います。

まあしかし、その辛抱が出来なければどうなるのか、それも少し考えて見ないと・・・。

私などは、70も過ぎた高齢者ですから、コロナもインフルも感染したら危ないのですね。
まだしばらくはいろいろと我慢の日々が続きます。
毎年一度は帰省していた郷里の高知にも、2019年の春を最後に丸4年行っていません。
否、さみしいですよ・・・。

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