庭の福寿草のつぼみがが開き始めました。
今日あたりは日差しも一日中あり、気温も上がりました。
麦畑を覆っている雪も少しずつカサが下がって来ており、一部では地面が露出して麦が姿を現した箇所もあります。
こうなると、白い雪と違って熱を吸収する地面の周辺からどんどん雪融けが進みます。
春が近づいています。
今年の麦の出来はどんなでしょうか。
まだそれを占うには時期が早過ぎますが、期待は膨らみます。
毎度申し上げておりますが、明日(2/28)と明後日(3/1)は定休日となっております。
店は営業しておりませんので、お間違えのございませんようよろしくお願いいたします。
さて、もうここ一年近くの間、夜の一時をウクライナに関する情報の閲覧に充てています。
戦況に関するものから両国の歴史に関するもの、あるいは両国の国際関係など、ずい分勉強させられたというのが実感です。
この一年間の経過を見て来て、今私が感じていることを端的に正確に代弁してくれたのが、フィンランドのマリン首相です。
この2月25日、フィンランドのテレビ局Yle(ユレ)の番組の中で述べた意見です。
日本語訳分が、”UKRINFORM” に掲載されています。 <参照>
以下に引用します。
フィンランドのマリン首相は25日、欧州はウクライナを決して見捨てないし、ウクライナに重装備を提供し続けると発言した。
マリン・フィンランド首相は、ウクライナは西側の支援を受けて勝利するとし、「ウクライナを待ち受けているのは、EUとNATOの中の明るい未来だ。なぜなら、ウクライナは改革の準備があるからだ」と発言した。
また同氏は、プーチン露大統領やその他、戦争犯罪を行った人物は責任を追及されると指摘した。
同氏は、「ロシアはこの戦争に負ける。これは不当な戦争だ。
この戦争の責任はロシアにのみある。
毎日ウクライナではロシアが意図的に民間人を殺している。
人々を強姦している。
子供達が大量にロシアに連れ去られている。
これら全ての行為に罪あるものは罰せられねばならない。
ロシア首脳陣、プーチンも逃れられない。
フィンランドは、ロシア首脳陣を含む、この凄惨な犯罪の罪人に責任を負わせるためのあらゆる努力を支持している」と発言した。
また同氏は、戦争はロシアがウクライナから自国軍を撤退させた時に終わるのであり、この戦争を「凍結された紛争」としてはならないと強調した。
同氏は、「それでは戦争は終わらない。
強固な平和への道は、ロシアによる戦争行為の停止である。
それによってのみ協議と平和へ向かう行動への道が開けるのだ」と発言した。
全く、その通りだと思います。
日本にも、ロシアとの戦争をめぐる体験があるのではなかったですか?
それに基づいて、もっと深く認識しなくてはならないことがあるのではないでしょうか。
今朝はまた一面の雪景色でした。
そのまま積雪となるのかなと思っていましたが、日中は雪が降りつつも時折差して来る日差しに気温も上がり、どんどん融けて消えて行きました。
日差しが高くなって、いままで日が当たらなかった場所にも日が当たるようになって、やっぱり春が近いと感じさせてくれます。
畑や田んぼはまだ雪の下ですが、日当たりの良い山の斜面や道路沿いなどは、とっくに雪が消えています。
白鳥もやって来ていますので、この後一気に暖かくなるかも知れませんね。
そうなると、クマさんも起き出して来ますし、イノシシ君もウロウロするでしょう。
サルはもちろんですが、今年はシカも要警戒です。
電気柵はもちろんですが、不意に遭遇した時のために、何時も鉄パイプ1本でも何でも、何か武器になるものを持って外に出るようにしています。
併せて爆音花火や紙雷管ピストルも。
こうして見ると、田舎の山沿いの農地周辺は、私たちにとっては戦場のようなものです。
のどかな風景に心なごむ感じはもちろんありますが、いつでも一定の警戒心は解くことが出来ません。
でも、春はいいものです。
春を待っています。
今日もウクライナのひばりのパンを焼きました。
はじめてこれを焼いたのが昨年の3月4日でしたから、間もなく一年になります。
売り上げをウクライナ支援のための寄付に充てています。
現在は、毎月100US$定額+送金手数料分として2.2US$をウクライナ政府の募金サイトに直接寄付しています。
寄付金の用途を指定出来るので、これまでは「防衛と地雷撤去のため」を選んでいます。
他に、医療支援、復興支援などの用途も指定出来ます。
今日は、このパンを成形しながら二年目になったこの戦争のことを話し合っていました。
そうしたら、どのひばりも皆上を向いていたのですね。
何だかねェ・・・。
でも、やっぱりかわいいひばりのパンです。
今月は、別途皆さまから寄せられたお志をプラスして、200US$を送金します。
悲しい戦争が、早や一年も続いています。
それについていろいろな論調があることは承知していますが、当事者でもない者たちが「どっちもどっち」的な視点で停戦することだけを善とする論を展開していることは、私には到底許すことが出来ません。
そもそも始めたのはロシアでありプーチンであり、その強盗のような侵略を受けて立たざるを得なかったのがウクライナなのですから。
そしてプーチンはまだまだ戦争を終わらせる気など微塵もありません。
ウクライナを完全に制圧するまでは。(それが無理なことであっても)
一方ウクライナにしても、強盗のように押し入ったロシア軍を追い出し、不法に奪い取られたものを取り返すまでは、停戦する理由はないでしょう。
今や世界は、否応なく世界戦争の危機を孕みつつ、厳しい二極化に向かっています。
新冷戦の始まりです。
もはや中立はあり得ません。
私たちはどちらに組するを以て良しとするのか、態度を決めなくてはなりません。
腹を括らなくてはならない時です。
この期に及んで未だ煮え切らない岸田君、日本はロシアからあるいは中国からそして世界からどう見られることになるのか、分かっていますか?
今日は、天皇誕生日の祝日でした。
休日ということもあってか、平日にはお見えにならないお客さまもご来店くださいました。
午前中からお一人、またお一人とゆったりしたペースでしたが、次々とお見えになりました。
幸いお天気も悪くなく、一時日も差し気温も幾分高くなっていました。
春もそう遠くないと思わせる陽気に、気分も上がったことと思います。
パンの出来も、いつもに増して良かったように思えました。
ひばりのパンは今日ももちろん焼きましたが、お顔を作る時、ちょっといたずら心を起こして上向きにしたりします。
その心は、上空を見張っているのです。
ミサイルが飛んでこないか?敵のドローンはいないか?・・・と。
また、ちょっと怒ったようなお顔のもいます。(それでもかわいいのですが・・・。)
麦畑を台無しにするロシア軍に迷惑しているから・・・。
早く、彼の地に、お祝い出来る本当の春がやって来ますように。
ウクライナ戦争について語る専門家は沢山います。
いろいろな論調があることも承知しています。
そんな中で最も信頼のおける情報発信をしている専門家として、私は小泉悠氏をリスペクトします。
本日(2/22)公開された氏のフリートークビデオを見ました。
以前からこの小泉氏の解説は、いろいろな場面で拝見していますが、どれも大変分かりやすくしかも公平な視点で納得の行くものです。
今日の動画では、ウクライナ戦争の今後について、私の思いを代弁してくれる内容でしたので、皆さまにも紹介申し上げます。
もちろん、もうすでにご存じの方、ご覧になった方も少なくないと思います。
結局、欧米諸国を始め日本の私たちも含めて、自由と民主主義を標榜する者にとって今一番重要な事は、ウクライナに勝利をもたらすための支援を確実に実行することだと思います。
その視点に立って、私は私に出来ることを、つまりパンを焼いてその売り上げの中から幾分を支援のために寄付する、それを続けて行こうと思います。
ウクライナのひばりのパン、明日も焼きます。
このひばりのパンも、焼き始めてもうすぐ一年です。
昨夜から今朝にかけて降雪があり、日中も降り続きました。
店が休みなので、除雪はパスして積もるままにしておきました。
外で何も出来るわけでは無いので、今日は雪の休日の雰囲気で、その実PCの前に座って経理の仕事をしていました。
確定申告のための整理をしているわけですが、長年の間に無理解のために残ってしまった不明の残高があったりして、過年度に遡ってその訳を調べる必要もありました。
それも大体片付いて、あともう少しで決算完了です。
食工房は、一昨年のドゥコンの故障による入れ換えで赤字申告になっており、今年もそれが継続されてほとんど所得はありません。
税金がかからないのはいいのですが、本当は課税されるくらいの所得がなければ、健全な事業運営とは言えませんので、まだまだ努力しなくてはなりません。
で、ずっと数字と睨めっこしていると疲れますので、時々YouTubeで好きな音楽のビデオを楽しみました。
以前にもご紹介したことがありますが、真空管のオーディオアンプとシングルコーンのモニタースピーカー、HDMDラインでTVの画面に映せるようにして、AV(Audio Vidual)環境を整えていますので、満足な音質と映像を楽しめます。
今日も、私が見つけたチャンネルをご紹介します。
よろしかったらご一緒に。
集落の会計の仕事も大詰めです。
3月に総会があり、そのための資料作りをしています。
大体終わっているのですが、区長や役員の方に校正をしていただいています。
それが、次々間違いが発見され、訂正に追われています。
大方は入力ミスで、その他データ貼り付けの際のミスなど。
あとよくあるのが、日付と曜日の間違いです。
昨年、今年、来年と三つのカレンダーを見ながらになりますので、勘違いも起こります。
ま、総会が終わるまでは、何かと気が抜けませんが仕方ありません。
食工房の確定申告もありますし、2月と3月は金勘定に翻弄される日々が続きます。
それでも、食工房の本業は疎かにはしません。
ただし、明日と明後日は定休日ですので小休止です。
まだまだ寒い日が続いているとは言え、日差しは高く明るくなり春が近づいていることを教えてくれます。
一方、高齢者にとって冬の寒さを耐えることは大変で、多くの高齢者が命を失うのは圧倒的に冬が多いという現実があります。
私にとっては、まだそんな現実感はありませんが、それでも冬の寒さが生命に強いストレスになるのだなと感じる瞬間が幾度かありました。
そんなこともあって、今年は、春が近づいていることがことさらにうれしく思われたのですね。
そうやってこれから毎年毎年、春が来るたびに「あぁ、今年も春を迎えられた!」と喜びを味わうのでしょうか、あと何回・・・?。
明日も明後日も、黒パン食べて元気に行きたい(生きたい)と思います。
まだまだやりたいことがいっぱいありますので。
元気に長生きしたいです。
思い返せば、小学校高学年の頃、バロック音楽を集中的に聴いていました。
中でも、テレマンの二つのフルートのための協奏曲集は、一日に何度でも繰り返し聴くほどの愛聴盤でした。
今の時代、YouTubeで素晴らしい生演奏の映像を鑑賞出来るのですね。
ブレーマー バロックオーケストラ