結局、クマは対応が手薄なところに出没する

かれこれ二週間余り、我が中島地区では熊の出没を確認していません。
トレイルカメラは、全箇所ノーヒットです。

一方、山都町全体で見ると、一昨日、昨日、そして今日と、3日続けてJR山都駅周辺の街中あるいは集落の中にクマが出没しています。

街中とか集落の人家の周りでは、いろいろと対応が難しい局面があり、クマから見ると対して圧力を感じないでいられる場所になってしまっています。
この頃では、人は、クマを見れば逃げるの一択ですから、恐れる必要などないことをとっくに学習済みでしょう。
このように、これと言って何もしない(出来ない)でいることが、クマの人に対する警戒心を弱める一番の原因です。

私はよく言うのですが、昼日中の明るい時に人の目に触れるような状況で出没するのは、もはや手遅れの状態です。
そこから、クマに圧力をかけて遠ざけることは、とてもとても困難であると言わざるを得ません。

今後の展開がどうなるのか注目していますが、このまま大人しく山に帰るわけはなく、結局罠で捕獲し駆除することになるでしょう。
一方、少し前まで我が集落をうろついていたクマが今どこにいるのか、とても気になります。
私の見立てでは、恐らく山の中です。

今年の夏の猛暑のせいで秋の実りが遅くなっており、アケビが割れるのが一ヶ月以上遅れました。
今頃、山の中では木の実が沢山落ちているのだと思います。

この周辺でも、リスがせわしなく走り回って、木の実を集めている様子を目撃しています。

このまま冬眠に移行してくれればありがたいのですが・・・。

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