岩手県産の南部小麦から。基準を超えるカビ毒が検出され回収騒ぎとなっています。<参照>
食工房では、自家産のライ麦のカビ毒検査をした経緯について詳しくご報告していますが、折しも時代はこういうリスクにも厳しい目を向けるようになったことを示す結果となりました。<参照1><参照2>
食工房では、岩手県産の南部小麦の粉を主力原材料の一つとして使用しています。
件のカビ毒に汚染された小麦がどこに出荷され使用されたかを追跡していますが、我が食工房の仕入れ先である東日本産業のホームページ上には、今のところ懸念を示す報告はありません。<参照>
東日本産業は、独自に生産者を抱えており、早くからカビ毒の問題にも対応していましたので、まず問題は無いものと思っています。
それにしても、有機栽培は良いとしても無農薬が最良とばかりも言えないことがこれで明らかになりました。
必要があれば使うのが、賢明な人類としての対応ではないでしょうか。
来年以降、食工房でも必要な時に備えて、農薬使用に関する研究を始めようと思っています。