午後から雨で休養

定休日の今日、今朝は早朝から外で作業していました。

明るくなって間もなく起き出し、電気柵の仕上がっていない箇所があったのを仕上げて、これで予定箇所はすべて完了しました。

その電気柵ですが、これまで夜間のみ稼働させて日中は停止していました。
だいたい誰かしら農作業などで人がいますので、十分抑止力になるのですね。

しかし夜明けが早くなり日没が遅くなるにつれ、明るくなったばかりの早朝や日没後の遅い時間などに人がいない空白が生じるようになりました。
そこで、24時間稼働にしておき、必要に応じて手動で停止するようにしました。
尤も、稼働停止しなくてもゲートの開閉は安全に出来るように策を講じてありますから、点検に見回りする時以外はずっと稼働しています。

そして、今日もトレイルカメラをチェックして回りましたが、一ヶ所(№1カメラ設置個所)にクマが来ていました。
2頭が時間をおいてやって来たようです。
どちらも大きな成獣です。

両方とも、特大の落とし物を置いて行きました。
私たちは、これをクマのお手紙と呼んでいます。
そのメッセージは、「ここは私の縄張りだ!また来るぞ。」です。
2頭のクマが縄張り争いをしているかも知れません。

ここは、先日子連れのクマ3頭が二日連続で撮影されたポイントですが、その後ピッタリと出没が止まっていました。
多分、子グマを離したか、子グマがやられたか、いずれにしても母グマはすでにオスと番いになっているなっているようです。

というのも、ここに来て獣たちの動きに関してガラリと流れが変わったように見えるからです。
イノシシは、メスが出産した模様で、出歩かなくなっているのでしょう、出没は確認出来ません。
オスと思しき個体が単独で時々現れるのみです。

クマも、行動範囲に変化が起こっていて、№4カメラスポットでは出没がほとんど無くなりました。
むしろ、集落の中に向かって侵入を試みているようですから要注意です。

毎年毎年、また季節ごとに、ダイナミックに変化する獣たちの動きに対応するためには、粘り強く観察を続けることが何より重要です。

それからもう一つ、獣たちに対して何かしらアクションし続けることですね。
そしてそれへの反応を見るということが、より多くの情報を得るためのプロセスになります。

今日はその他、さつまいもの定植、じゃがいも畑の草取り、とうもろこし畑の囲いづくりなどいろいろやりましたが、午後から雨が降り出しすべて終了となりました。

早くから動き回っていたこともあり、疲れも出て来ましたので少し昼寝しようと横になったら、夕方まで寝てしまいました。

ま、良い休養になりました。

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