月別アーカイブ: 2024年9月
種まき、始まりました
お天気が続いていますので、少しずつ圃場も乾いて来ています。
状況の良い圃場から、順不同に種まきをすることにして、今日から食工房の製造仕事を止めて、農作業にシフトしています。
今日は、南部小麦の播種作業を3面中2面の圃場で行いました。
播種作業そのものは、二人の娘たちが協力して全面的に引き受けてくれますので、私はその次の圃場をトラクターで整地する作業に専念しました。
明日も今日の続きですが、ライ麦の播種作業をやります。
このように種まきの時期が必ずしも揃わないことは、秋播きの場合はそれほど問題ではありません。
冬を越す時に、成長が一旦リセットされますので、春から先の成長はそれぞれの種ごとに揃います。
幸いなことに明々後日まで晴天が続く予報ですから、その間にどこまで終わらせられるかです。
さすがにすべて終わらせることは難しいと思います。
その後また雨が続くようですから・・・。
続きは、またいつになるか・・・。
空模様と地面の状況を見ながら、機会を逃さず進めたいと思います。
70代を生きる
私、本日をもちまして73歳となりました。
見た目も、中身も、紛う方なき老人です。
なって見て分かったことは、70代は個人差の大きい年代なのだなということでした。
もはやこの世にない人もいれば、全く老いを知らないかのごとき達者な人がいます。
私の身の回りを振り返れば、私の父は76歳でこの世を去りました。
私にしてみれば、あと3年でその節目です。
元気に通過して行きたいものだと思っていますが、その時になって見ないと分かりませんね。
先ずは心がけでしょうか。
一年一年を、一瞬一瞬を、これまで生きられたことに感謝しつつ、前に進むということに尽きると思います。
おかげさまで、今のところは皆さまにご心配をかけるような懸念材料はありません。
今後ますます精進いたします。
お誕生日プレゼント!?
昨日の深夜から日付変わって本日未明にかけ、クマが出没しました。
高野地区に仕掛けてあるトレイルカメラ2台が、同一個体を時間をおいて捉えていました。
これにより、昨夜は高野地区にクマが一定時間徘徊していたことが判明しました。
ちょうど栗が食べ頃となって来ています。
全く、誕生日のプレゼントですか!?
冗談じゃありません。
御免被ります。
明日は、区長が駆除要請に役場を訪ねます。
それにしても、肥え太っていますねぇ。
冬眠はるか前からこんなに喰って、どこまで太るつもりなんでしょう?
それはいいけど、無事に冬眠まで生きていられるかどうか、分からないよ!
種まきはどうなる・・・
お天気の動向を注視しています。
昨日までの予報では、今日あたりから崩れて土曜日と日曜日は雨模様でしたが、今日の予報ではそれが曇りで経過する予報に変わりました。
その先月曜日と火曜日は、晴れまたは曇りの予報です。
さあ、この間にどこまで播種を進められるか、圃場の乾き具合と要するトラクター作業時間、そして播種そのものの所要時間がどのくらいかかるかにかかっています。
全て順調に行っても、火曜日までに可能なのは半分程度だろうと思っています。
10月も気温が高めに推移する予報になっていますから、遅れること自体は支障ありませんが、その間に雨が降れば、また乾くまでに時間を要します。
最終的にすべて終われば良いので、ここは焦らずにチャンスを見ながら進めて行きます。
明日はまたパン焼きの日なので、お昼過ぎまではパン焼き仕事に集中します。
その後、種まきの準備が出来ると思っています。
明日も、皆さまのご来店をお待ちしております。
かぼちゃあんぱん、とてもクリーミィでおいしく出来ています。
山の実りは豊かにちがいない
今年のお正月の元旦早々、能登を震源とする大きな地震があったことは、未だに記憶に新しいことです。
会津のこのあたりでもかなり大きな揺れが長く続きました。
その時とっさに、今年は植物たちが沢山実を成らすに違いないと思いましたが、実際その通りになって来ています。
春先、山の植物も庭の植物も、それはそれは見事な見栄えの花を沢山咲かせました。
6月の頃には、桑の木が異常と思えるほどに鈴なりに実を付け、落ちた桑の実が黒い絨毯のように地面を覆いました。
それを食べにクマたちが連日やって来たことは、このブログでも報告しています。
9月になり季節が進んで、栗や柿が食べ頃となりましたが、こちらも枝が折れんばかりに沢山実を付けています。
これを狙ってクマたちがまたやって来るに違いないと、トレイルカメラを仕掛けて待っていますが、意に反して一向に現れません。
いや、まだこれからなのかも知れませんが、予備偵察に回った様子もありません。
昨年の今頃、連日のようにクマに関する報告を上げていましたが、今年の秋はいやに少ないな・・・と思われませんか。
実際その通りです。
多分ですが、昨年みたいに人家の近くまで侵入せずとも、山の中あるいはもっと集落の外れあたりで十分腹が膨らんでいるのでしょう。
否、そうとしか思えません。
ということはです。
豊富な食料にありついてしっかり身を養ったクマたちが元気に冬を越し、また沢山子を成して来年を迎えるということになります。
その後がどうなるか、考えなくても分かります。
その予測の上に立って、来年の獣害対策を今から考えて置かなければなりません。
まあ、来年になったら、否でも分かります。
かぼちゃあんぱん再開!
さあ!やっと、かぼちゃあんぱんが再開です。
かぼちゃなんていつでも購入可能な食材ですが、我が食工房のかぼちゃあんぱんは、自前の畑でとれたかぼちゃに限定してつくっています。
いつぞやはクマに食べられてアウト!またいつぞやはサルに食べられてアウト!そして記憶に新しいところでは3年前の川の氾濫で畑ごと水没してアウト!とまあ、いろいろあってその度にかぼちゃあんぱんは製造休止となりました。
で、今年は、おかげさまで草に埋もれながらもたくましくツルを延ばし、大きなかぼちゃが沢山とれました。
先週でしたが、そのかぼちゃであんをつくり、冷凍保存しました。
そして今週から、それを使ってかぼちゃあんぱんがつくれるというわけです。
もう多くの方がご存知ですが、今一度プロモーションしておきます。
「かぼちゃ」と聞いて、なんとなく野暮ったいイメージを持つ方が少なくないことは承知しています。
ですから、ここは強くお勧めいたします。
まず一度はお口に入れてみてください。
きっと目を剥くはずです。
確かにかぼちゃだけど・・・、これがかぼちゃ・・・?と思わずお顔がほころぶ味と香り、驚かれるでしょう。
その秘密は、スパイスワークにあります。
食工房一番の得意分野です。
このかぼちゃあんぱんも、今年の「収穫の恵みパンセット」の中に入ります。
早速明日の午後、店頭にお目見えいたします。
皆さまのご来店を、心よりお待ちしております。
クール便出荷、切り上げ終了
7月、8月、9月の3ヶ月間、パンとスコーンなどをクール便を使用して出荷していましたが、10月を目前に急に涼しくなりましたので、切り上げ終了しました。
オンラインストア は、すでに対応済みです。
よろしくお願いいたします。
予報通りになってほしい!
これから一週間、晴れまたは曇りのお天気で雨の予報が無くなりました。
もちろん予報ですから、外れもあることは承知です。
でも、昨年も似たようなタイミングで、麦の種まきが一気に進んだことがブログ記事に残っています。
その例に倣って、来週にかけて種まきが進むことを願っています。
昨日あたりから急に涼しくなって来ていますが、それでもまだ十分暖かいので、発芽や成長には全く問題ありません。
ただ、圃場が乾いてくれることだけが条件です。
作付け面積が一挙に2倍近くになりますので、作業量もやはり2倍になります。
予定通り終わらせるには、いろいろ無理をしなくてはなりませんが、一年に一度この時期限定のイベントですから、それは仕方ありません。
何とかやり上げて、祝杯を傾けたいと思います。
早速試作
今日は、焼き菓子づくりの仕事を沢山こなしました。
その中で、昨日紹介した「古代小麦ビスケット」を、早速試作しました。
というのも、早く具体的な形にしないと、商品の一括表示ラベルが作れないからです。
商品名、内容量、原材料、アレルゲン表示、保存法、賞味期限、そして栄養成分などを表示するために、原材料レシピと焼き上がり重量を基に熱量(カロリー)と各栄養成分を割り出す作業を行います。
そんなわけで、商品形態は今日の試作でほぼ決定です。
あとは原価計算をして価格を決めなくてはなりません。
概ね、食工房の他のビスケット、クッキーと同等の価格になりそうです。
そしてその後、パンセットの内容と価格も決めなくてはなりません。
今月中には、発表いたします。
さてさて、この一週間もご愛顧ご来店、ありがとうございました。
明日9/24と明後日9/25は、定休日です。
店は休業となっておりますのでお間違えのございませんよう、よろしくお願いいたします。
20周年記念メダル型ビスケットの製品化
1月から3月の間にご来店くださったお客さまや通販ご利用のお客さまに、食工房開業20周年の記念品として、メダル型のスペルト小麦のビスケットを差し上げました。<参照>
これがとてもおいしくて、皆さまからも高評価をいただいたことから、製品化して発売することにしました。
実際の製品では、メダル型ではなく、口に入れやすい大きさの丸か四角の形で10枚くらいをトレーに収めて包装したものになる予定です。
すでに一度試作してみましたが、とにかく風味がよくて感激した次第。
主原料はスペルト小麦の粉だけを使い、あとは砂糖やバター、それに卵などを加えます。
味付けは至ってシンプルなもので具材は入りませんが、バニラオイルと数種類のスパイスで、魔法のように素晴らしい風味に仕上がります。
一方商品名は、分かりやすく「古代小麦ビスケット」としました。
このビスケットを、今年の収穫の恵みパンセットの中に加える予定です。
昨日の南部小麦の食パンとこのビスケットも入り、今年のパンセットは20周年記念も兼ねて、豪華で盛り沢山な内容となります。
そしてあり得ない出血必至の低価格。
どうぞお楽しみに。
自家産南部小麦の食パン
一昨日、かなりがっかりさせられた南部小麦でしたが、実は計量ミスがあった模様です。
道理でうまく行かなかったわけで、今日は最初から生地の様子が全く違っていました。
吸水量も期待通りで生地の弾力も十分、そして実際に焼き上がって見ると、思っていた以上に伸びが良くおまけに焼き色がとてもきれいでおいしそうです。
この小麦がある間は、定番の地粉角食パンはお休みして、食工房自家産南部小麦角食パンにしようかなと思っているところです。
価格が少し高め改定になると思いますが、内容の良さに免じてお許しいただきたいと思います。
来月初めに収穫の恵みパンセットを発売しますので、それに合わせて切り替えます。
ちなみに、今日試作した食パンをスライスして、1枚ずつ試食用に差し上げています。
まだ何切れか残っています。
明日ご来店のお客さまに、先着順に何名かの方に差し上げられると思います。
明日も、皆さまのご来店をお待ちしております。