この先のお天気が、少し不安

麦の種まきのスケジュールを決めようとしているところです。

今年は夏の暑さがいつまでも残っていますので、もう少し涼しくなってからと思っています。
ところが、少し前まで晴天が続いていましたが、ここ数日来雨がちです。
この先今月中は、あまり晴天は見込めないようです。

10月になってどんなお天気になるかは、まだ詳細な予報が出ていませんので判断出来ません。
まあ、何とか間に合うタイミングで晴天が続く暇があると思ってはいます。

それに備えて、種子選別をしています。
昨年まで、ザックリと選別してはいましたが今一つ不十分で、他の種類の麦やカラスノエンドウなどが発芽して影響を被っていました。
今年は、少しずつバットに広げて、厳密に目視選別しています。
時間はかかりますが、あとで圃場で取り除かなければならないのに比べれば遥かに得策です。

圃場の整備でも、雑草の種類によって抜き取り除草もやっています。
雑草対策も、タイミングがとても重要だということが、これまでの経験で分かって来ましたので、刈り払い、鋤き込み、抜き取りなど、時期によりまた必要に応じて使い分けます。

電気柵の沿線は、帯状に除草剤も使います。
これも、場所により時期により草の種類により、薬剤を使い分けます。
根まで枯らす薬剤と地上部のみを枯らす薬剤の2種類を使っています。
除草剤散布についてもお天気が重要で、散布してすぐに雨が降ったら効果が無くなります。

こんなふうに、ここ何年かではあっても経験は必ず活かせていますから、失敗も決して無駄にはなっていません。

一年一作の麦作り、年とってから始めた農業ですから、一年一回ずつの経験からどれだけ多くを学べるかが大切です。
そんなチャンスが、もうあと何回あるか分かりませんが、行けるところまで行って見ましょう。

私の挑戦に終わりはありません。

さて、明日はまたパン焼きです。
自家産南部小麦の粉のテストを、条件を変えてやります。

皆さまのご来店、お待ちしております。

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