自家産南部小麦、レビュー

本日のテストの結果とレビューを報告しておきます。

まず結果から申し上げると、生地の粘りと弾力に関しては期待したほどではなく、グルテン度はあまり高くありませんでした。
従って、生地の伸びや膨らみは、今一つ。
食パン型に入れて焼いたものは、規定量で型いっぱいになりませんでした。

天板に並べて焼いたものも、横に広がって盛り上がりに欠ける形になり、食感も重く食べ応えあり過ぎという感じ。
ただし、風味の方は良かったので、強力粉とミックスするなどして使えば、いいかも知れません。

それから、この小麦粉の製粉の特徴として、大手の製粉会社のものと違って、見た目では分かりませんが粒度が大きく、その分給水に時間がかかるようです。
捏ね上げ時はベタベタで始末にならない状態でしたが、1時間半くらい発酵後はずい分締まって扱いやすくなりました。

むしろお菓子作りなら問題なく、風味も生かせるのではないかという気がします。

昨年は、この小麦粉でプレミアムスコーンを焼いていたのを覚えている方もいらっしゃると思います。
これもまたやって見たいと思います。

明後日のパン焼きで、少しレシピを調製してもう一度試作して見ます。

コメントを残す