山の実りは豊かにちがいない

今年のお正月の元旦早々、能登を震源とする大きな地震があったことは、未だに記憶に新しいことです。
会津のこのあたりでもかなり大きな揺れが長く続きました。

その時とっさに、今年は植物たちが沢山実を成らすに違いないと思いましたが、実際その通りになって来ています。

春先、山の植物も庭の植物も、それはそれは見事な見栄えの花を沢山咲かせました。

6月の頃には、桑の木が異常と思えるほどに鈴なりに実を付け、落ちた桑の実が黒い絨毯のように地面を覆いました。
それを食べにクマたちが連日やって来たことは、このブログでも報告しています。

9月になり季節が進んで、栗や柿が食べ頃となりましたが、こちらも枝が折れんばかりに沢山実を付けています。

これを狙ってクマたちがまたやって来るに違いないと、トレイルカメラを仕掛けて待っていますが、意に反して一向に現れません。
いや、まだこれからなのかも知れませんが、予備偵察に回った様子もありません。

昨年の今頃、連日のようにクマに関する報告を上げていましたが、今年の秋はいやに少ないな・・・と思われませんか。

実際その通りです。
多分ですが、昨年みたいに人家の近くまで侵入せずとも、山の中あるいはもっと集落の外れあたりで十分腹が膨らんでいるのでしょう。
否、そうとしか思えません。

ということはです。
豊富な食料にありついてしっかり身を養ったクマたちが元気に冬を越し、また沢山子を成して来年を迎えるということになります。

その後がどうなるか、考えなくても分かります。
その予測の上に立って、来年の獣害対策を今から考えて置かなければなりません。
まあ、来年になったら、否でも分かります。

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