自家産南部小麦の小麦粉

いつも利用している滝根町の佐藤製麺さんに、今回は自家産南部小麦の製粉のみをお願いしてありました。
今日、出来上がったその小麦粉を引き取って来ました。

まだ一見しただけですが、何だかとても良さそうです。
一昨年、昨年と、実績を積み上げて来ていますので、今年の出来の良さはある程度予想出来たことではありました。

今回、用意した原穀が60kg、出来上がった小麦粉が41kgでしたから、歩留まりが68%を超えました。
それでもフスマ混入の少ないきれいな白い粉に仕上がっていますから、それだけ原穀の粒張りが良好だったということになります。

あとは、実際に水分を加えて生地をこねて見ないと分かりません。
今週のパン焼きで、まず一回試してみます。

多分、風味の良い、また膨らみも悪くない、おいしいパンが焼けることと思います。
楽しみです。

そこでコストの話になるのですが、何度か申し上げましたが、この小麦粉は1kgあたり最低500円が実原価(営業利益は考慮していない)です。
食パンを焼けば、営業利益も考慮すれば一斤1,000円という計算になります。

これでは買う人がいませんから、価値が認められるまでは、利益は度外視することになります。
それでも、いいと思っています。

結局、自分でやるしかなかった・・・、その経過はすでに何度か語っています。
「おいしいものは、まずは畑から。」この信念が私を支えています。

ちなみに、明日9/17と明後日9/18は、食工房は定休日となっております。
お間違えのございませんよう、ご注意ください。
よろしくお願いいたします。

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