自家産南部小麦は裏切らない!

麦ラボ

自家産南部小麦の角食パン

今日のパン焼きでも、やはり同じく証明してくれました。
自家産の南部小麦の角食パンの出来が、とにかくいいのですね。

生地の段階では、必ずしも吸水がいいとは言えず、少々ベタ付く感じがするのですが、その割には発酵が進んでも生地がダレずに弾力を保っています。
そして焼くと、意外なほど釜伸びしてカサが上がり、型いっぱいに膨らんできれいに角が出ます。

キメも粗くならず、焼き肌はとてもきれいでおいしそうです。
食工房の自家培養酵母種と相性が良いみたいです。

これは私たちにとっては、とても良い結果です。
購入仕入した小麦粉より、自家産の小麦の粉の方が出来の良いパンが焼けるのですから。

今年は、この南部小麦の作付けを2.5倍にしていますので、来年以降に大いに期待が持てる話になって来ました。

あと、ゆめちからという超強力粉の品種も作付けしましたので、そちらの性質がどのようなものか、それもとても楽しみです。

種まきからお皿まで、本当に遠い遠い道のりです。
それを全て自分の手の中に収めようというのですから、苦労は覚悟です。

でも一方で、これは私たちには、大きな大きな楽しみでもあるのです。
健康でいられる幸せ、他人に喜んでもらえるいい仕事をさせてもらっている幸せ。
ますます精進いたします。

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