危惧した通りのことが起きている

昨日のニュースでしたが、長野県の飯山市というところでクマが倉庫と住宅に侵入し、男女3名を襲って重軽傷を負わせたのですね。

最初に倉庫にいた男性を襲い、その後住宅に侵入する際は、玄関のガラスを割って侵入し二階まで上がって、老夫婦を襲っています。

ガラスを割った際クマもケガをしたらしく、あたりに血痕が残っていたそうです。

今回の事件で思うことは、このようなクマがたまたま偶発的に出現したわけではないだろうということです。
人間社会のこれまでの長い時間の対応が、クマにそのような学習をさせてしまった、その結果だということです。
我々の対応は、正しくなかった可能性が大です。

私は、いずれクマは積極的に住居に侵入するようになると予想していました。
実際、その通りになり始めたように見えます。
そしてその次に起こることは、全く考えたくもありませんが、家の中で人が食害されるということです。

これから先、クマは人を見れば逃げるのではなく、むしろ積極的に襲って来るようになることは間違いありません。
もうそうなったら、山の中だろうが街中だろうが家の中だろうが、クマに見つかったら確実に襲われると思っていなくてはならないでしょう。

クマが学習しつつあるのは、人は簡単に倒せる弱い生き物だということ、そして獲物として喰うことが出来るということです。

この学習が完了する前に、私たちはクマに対し明確に戦う意志を示さなくてはなりません。

威嚇、防御そして徹底的な捕獲と駆除でしょう。
これが成功しなかった時は、クマだけでなくその他の獣たちも皆、人にとって危険な存在になることは必至です。

今、多くの人がそうした状況に対しほとんど無自覚に過ごしている以上、もはやこれは避けられない道だろうと思う私です。

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