月別アーカイブ: 2025年5月

プンパニッケル、多数ご注文

プンパニッケル

プンパニッケル 1本630円

明日はいつもの土曜日のパン焼きです。
明日のパン焼きでは、プンパニッケルの数が突出して多くなりました。
その数18本。
ご注文が重なり、しかもお一人で6本という方もいらっしゃいます。

紙版・飯豊の空の下から・・・ の最新号で取り上げて、皆さまのご注目を集めているらしく、ゴールデンウィークの頃から、急に売れ行きが良くなったような気がします。
昨日のパン焼きでも10本焼きましたから、これで今週は28本焼くことになります。

自家産のライ麦のストックがどんどん減っています。
否、これはこれでいいことです。
それでも、今年の収穫までは何とか持つと思います。

ライ麦ごはんの素も手堅く売れていますので、今後はさらに作付けを増やすことになりそうです。
長年目指して来てやっと実現したライ麦の完全自給です。
ここに来て、さらにいい流れになって来ているみたいです。
がんばります!


「紙版・飯豊の空の下から・・・」No.83 2025年4月号をご覧いただけます。

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年寄りは、体を冷やすな その3

高齢者にとって、体を冷やすことが殊更健康に良くないということを、これまで何度か申し上げています。
今日は、その3です。

私も70代に入り早や3年余りが過ぎました。
これから中半に入るわけで、この頃自覚していることが一つあります。

それは、冷たい布団に入ってもなかなか体が温まらないということです。
エネルギーレベルが下がって来ているということなのでしょうね。

冬など、以前は湯たんぽを使っていましたが、昨年から電気毛布を使用しています。
就寝前に1時間くらい予熱しておけば、布団に入った瞬間から全身が温まりますから、すぐに熟睡出来ます。

よほど寒い時でなければ、就寝時にスイッチを切っても大丈夫。
夜中に冷え込んで来て目が覚めるようなら、またスイッチを入れて温めます。
おかげさまで、この冬も体調を崩すことなく乗り切りました。

しかし、意外に油断出来ないのが暖かい季節になってからです。
ちょっと暑い時などに、ひんやりして気持ちが良いからと薄着にしていると、気付かないうちに体を冷やしてしまっていることがあります。
運動して体を動かして体が火照っている時など、かえって油断が出来ません。
痩身の私は、こんな時に急に腹の具合がおかしくなって気が付くということがよくあります。

ですから最近は、頭でそのことを理解して、ちょっと汗をかくくらいでも一枚多く着たり腹巻をしたりしています。
これからさらに高齢になると、もっともっと気を付けていなくてはならない毎日になると思っています。

令和の米騒動

米の価格が高騰していると、毎日のように報道されています。
称して「令和の米騒動」だと。

それを聴きながら、私は少し違うことを考えています。

米の価格は、これまで安過ぎたのではないか、そしてこのことは米だけでなく農産物全体の価格が適正かどうかということ、農業の産業としての位置づけは正しいのか等、様々な問題を孕んでいると思っています。

何しろ問題は広範な内容を含んでいると考えていますので、米に関して、今回一つだけ取り上げて申し上げて見たいと思います。

皆さまもご存じのとおり、米作りの現場は水田です。
そして水田は大量の水を必要とします。

ですから、日本中の至る所に灌漑用の施設があります。
大きな水路から各水田に至る小さな水路まで、それらは私たちが日常使っている上水道と同様な巨大インフラです。

そしてこの水路の大方が開かれたのは、江戸の昔にさかのぼります。
あるいはそれよりさらに昔のものもあります。

その昔、米が何物にも勝る価値そのものであった時代、権力者たちは米の増産をはかるため、至る所で一大水路事業を敢行したのですね。
以来何百年もの間使われ続け、今でも大きく米作りを支えています。

しかし、こうした貴重な遺産も、何かの災害等で損なわれることもあるのです。
実際、この近所でも災害などで水路が壊れたのを機に、米作りを止めてしまった水田が沢山あります。

復旧するには巨額の費用がかかり、現状の米の価格では元が取れないというのが、まず一番の判断理由です。
そのようにして、今次々と水田が失われて行く現状があります。

そうして考えた時、今までの米の価格は、水路インフラの更新など全く考えに入れることなく決まって来たということが分かります。
他にも、考慮されていないコストが沢山あるというのが、今の米作りであり農業だと思います。

今ここに来て米が足りないと騒ぎになっていることを考えれば、米の価格は本来もう少し高くても良かったのではないでしょうか。
高騰していると言われる今の価格が、今後の価格のベースになるのではないかと思っている私です。

ゴールデンウィーク終わりましたね

家族

ライ麦畑でパパが孫の写真を撮る、それを爺の私が撮る

今日の食工房は、定休日休業とさせていただきましたが、世の中的には今日がゴールデンウィークの最終日でした。
今日もUターンラッシュが発生していたようですね。

そんな中、4日の日に訪ねて来て2泊過ごした3番目の息子と連れ合いと孫2人が、今朝茨城の自宅へと帰って行きました。

今年のゴールデンウィークは、お天気が不安定で晴れと雨が交互にやって来て、ちょっと影響があるかなと思っていましたが、人の出は凄かったようですね。

コロナ禍の影響も、最早ほとんど感じられませんでした。
ま、それはそれで良かったと思っています。

おかげさまで、期間中はいつもに比べればずっと多いお客さまのご来店があり、売り上げも上がりました。

この後も、5月いっぱいは過ごしやすい陽気で、蚊やアブなどの虫もまだいませんから、屋外で気持ち良く過ごせます。

引き続き、皆さまのご来店をいただければ、ありがたく幸いに存じます。

明日もう一日定休日で、明後日から営業再開です。

多数ご来店御礼

ゴールデンウィーク期間中は、多数ご来店いただきありがとうございました。

今年も、毎年お訪ねくださるご常連の方の他、新たな出会いも沢山いただきました。

この場を借りまして、改めて厚く御礼申し上げます。

ゴールデンウィークは本当は明日までですが、食工房は一日早く切り上げて明日はいつも通り定休日休業とさせていただきます。
ご来店いただきましても、店は閉まっておりますので、どうぞお間違えのございませんようよろしくお願いいたします。

ゴールデンウィークはこれでお終いですが、良い季節はまだまだ続きます。
新緑が美しく、麦の穂も出て来ます。
初夏を飾る白い花も、次々と沢山咲きます。
是非是非、山や川をそして麦の穂を眺めにいらしてください。

店頭では、相変わらずコーヒーサービスを続行いたします。
明日と明後日の定休日の後、また皆さまのご来店を楽しみにお待ちしております。

明日は、ゴールデンウィーク最後の営業になります

明日5/5(月)は、食工房はゴールデンウィークの最終営業日となります。
5/6(火)は、一日早く切り上げていつも通り定休日とさせていただきます。

この連休にご来店を計画されておられた方、明日一日のチャンスです。
お間違えのございませんよう、よろしくお願いいたします。

そして今日は、予定通り近所に開店したばかりのカフェに行って来ました。

お店の名前は、「庭カフェ Kashinoki」

素敵なお店と、隣接して広がる素晴らしい庭園、まわりの山々と蛇行して流れる川のたたずまいが、体と心を芯から癒してくれます。

取材を兼ねてお訪ねしたはずでしたが、この癒しの空間に浸りきってしまったせいでしょうか、気が付いたら写真の一枚も撮らずに帰り道でした。

皆さまにも、お店の方にも、あまりに申し訳ありませんので、取り敢えずお店のインスタグラムへのリンクを貼っておきます。
その他、実際に訪ねられた方のブログ記事なども多数ありますので、店名で検索してみてください。

本日も多数ご来店、ありがとうございます

4連休の初日5/3は、憲法記念日でしたね。
今、複雑になった国際情勢と我が国を取り巻く安全保障環境の変化により、憲法改正の必要性を感じている方の割合が多くなっているそうです。
至極尤もなことだと私は思います。

ま、多くは申し上げません。
世界の中で、日本ももっと普通の国にならなくてはと思います。

さて、本日も遠来のお客さまあり、お近くからいらしたご常連の方あり、中距離をお出かけくださった方ありと、多数ご来店を賜りました。
この場を借りまして、改めて厚く御礼を申し上げます。

明日は、午前中のお天気が微妙のようですが、午後にかけて晴れて来る模様です。
引き続き、多くの皆さまのご来店をお待ちしております。

そして、近くに新たにカフェが開店したとの情報を得ましたので、明日は早速出かけて取材し皆さまにご紹介したいと思っています。
どうぞお楽しみに。

ちなみに食工房では、店頭コーヒーサービスを実施中です。
こちらも、お楽しみにお出でください。

ゴールデンウィーク、後半です

今年のゴールデンウィークは、平日を挟んで飛び石連休なのですが、明日から後半の4連休に入ります。

多分、まだお出でになっていない遠来のお客さまが、相次いで見えるのではないかと思います。

明日はまたパンを焼いて、その後は製造仕事は一時停止して、皆さまとの交流を楽しませていただこうと思っています。

ただし、連休最後の5/6(火)だけは、平常どおり定休日とさせていただきます。

息子や孫たちも、全員ではありませんが訪ねて来るようです。

楽しみにしています。

本日のパンも上出来

自家培養酵母種を使ってパン屋を始めて早や21年が過ぎました。

酵母種の自家培養は、やればやるほど難しく奥が深いことを、この20年余りの間ずっと思い知ること多々でしたが、それでも最近になればなるほど外れは少なくなり、安定感が増して来てはいたのです。

そうですね・・・、ここ半年くらいは、ほとんど大きな外れは無かったナー・・・と振り返っています。

あとは、酸味のコントロールを極めることでしょうか。
プンパニッケルのような酸味が身上のパンでも、ちゃんとコントロールされた範囲内の酸味でなければ、不味くて食べられません。
プンパニッケルをどこまでおいしく焼けるか、今一番の挑戦課題です。

こうしていつまで経っても、少しずつでも向上の余地が生まれそれに挑戦して行くのが、私の人生なのだなあ・・・と思い当たった次第。
明日も明後日も、がんばってまいります。