空を見上げています

ここ数日、雨がちです。

麦が登熟している今頃、少しは雨も必要ですが、どちらかと言えば晴れて乾いた方が良いのです。

今年は、5月に雨の日が多く、麦は草丈をグングン伸ばして見た目はとても旺盛に育ちました。
しかし穂が出て実が入って来ると、穂の重さに負けて倒れ始めました。

強い風や雨に遭って、背の高いライ麦はとてもひどい状態です。
ライ麦よりずっと背の低い南部小麦でも、一部が倒れています。

土が肥えていて旺盛に育つのは良いことで豊作を見込めますが、倒れてしまうと場合によっては収穫が台無しになってしまいます。
元水田で水はけが悪い条件ですから、そもそも難しいと言えば難しい・・・。

で、あと数日すると、晴れ基調のお天気が続くようです。
多分そこで一気に収穫期を迎えることになると思います。

何もかもがいっぺんに始まって、大忙しになりそうです。
場合によっては、パン焼きを休まなくてはならないかも知れません。
臨機応変は、農業の基本ですから。

さてさて、明日はまたパン焼きの木曜日です。

明日はお天気も雨模様ということで、外を気にしても仕方がないですから、しっかり集中してパンを焼きます。

麦とパンが、どのように繋がっているか、それを知っているからこそ出来るパンがあると思っています。


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