今日はうれしいニュースを二つ。
先ず一つ目は、自家産のゆめちからと南部小麦の精粉が出来上がって来て、明日はそれらをミックスして食パン生地をこねてテストします。
先行して、それぞれ塩水で練ってグルテンの出来具合をテストしましたが、ゆめちからがこれまで見たことの無いほどの吸水力で、ゴムのような弾力のあるグルテンを生成しました。
製パン性として特筆ものと言える性質を備えているようです。
風味の良い南部小麦とのブレンドで、おいしくて食感の良いパンが焼けるものと思われます。
楽しみです。
二つ目は、ライ麦のDON(デオキシニバレノール)検査を依頼していた日本穀物検定協会から、検査結果の速報が届きました。
結果は、一昨年、昨年よりもさらに高成績でした。
原穀で、0.21mg/kg 製粉前精麦処理済みで0.11mg/kg 定量限界0.05mg/kgでの検査結果です。
詳細は、後日成績表画像とともに発表します。
その他の小麦については検査はしませんが、ライ麦が最も汚染されやすい物理的特性を持っているので、ライ麦でこのレベルなら他は問題ないと推察しています。
ちなみに昨年は、スペルト小麦も検査しましたが、不検出でした。
これで、百姓7年生の今年も及第となりました。
さて、明日のパン焼きは、件のゆめちから食パンを、皆さまに試食していただきます。
大きな失敗がなければ、素晴らしい出来になるものと思っています。
ご来店、お待ちしております。