昨夜もお出ましになりました。
一つ気がついているのですが、出没位置がp6周辺に固まって来ています。
あまり他の地点には行かなくなりました。
柿や栗など食べるものに関わる一時的な傾向かも知れませんが、そうでないかも知れません。
この後このあたりから出て行かず、逆に人家へ侵入を試みるようだと、いよいよ危険だということになります。
とにかく警戒しつつ様子を見ています。
クネッケ完成形
今日は、クネッケを試作しました。
以前にも一度挑戦し、ご報告していますが、今日でほぼ完成形に辿り着きました。
<参照>
以前も説明申し上げたと思いますが、食工房のクネッケは、ライ小麦でつくります。
このライ小麦というのは、寒冷な気候で小麦が作れない国や地域で、ライ麦と小麦を掛け合わせて作り出されたものです。
ライ麦のように寒いところでも生育し、一方小麦のように粘り気のある生地をつくれるのが特長です。
そしてもう一つ、ライ小麦は酵素活性が高く、強い甘みを持っているのが大きな特長です。
酵母を加えて発酵させると、豊富な糖分をエサに活発に醗酵します。
クネッケをつくる時面白いのは、まず酵母を加えた生地をつくり、時間をかけて風味を醸し出します。
その次にそこに重曹を少量加えてこね直し、すぐに成形にかかります。
薄く延ばして型抜きして天板に並べたら、15分くらい寝かせて膨張が始まるのを確かめてからオーブンに入れます。
低温でじっくりと、芯が残らない様、かといって焦がし過ぎない様に焼き上げます。
この薄焼きのパリパリ食感のクネッケは、英語名をクリスプブレッドと言いパンのカテゴリーに入る食べ物です。
主食にも用いられます。
何か特に際立った味がするわけではありませんが、妙にクセになる、ご飯の時もおやつの時も、つい手が出る、そんなクネッケです。
これから、包装形態や価格を決めて商品化の予定ですが、先ずその前に、今年の収穫の恵みパンセットの中に入れます。
今年のパンセットは、これまでなかった、食工房だからこそ可能な中身の濃いセットになります。
どうぞお楽しみに。