この10月から、パン生地のベースになる小麦粉を南部小麦とゆめちからのミックスにしています。
最初50+50で試しましたが、ゆめちからのグルテンが強すぎてかえって伸びの悪い生地になりました。
最終的に南部70+ゆめ30で、弾力と伸びの良さがバランスして膨らみの良い生地が出来ましたので、現在、このミックス粉をベースに食パンやその他のパンを焼いています。
その中で、自家産小麦の食パンは、南部小麦も自家産の物を使い、こちらは南部60+ゆめ40で焼いています。
同じ南部小麦でも、会津の地で自家産したものと岩手県産の製粉会社製のものでは、粉の性質が若干違うからです。
いずれにしても、この組み合わせで、これまでで最も納得の行く食感と風味を実現することが出来ました。
そして、自家産小麦でそれが達成出来たことに、大いに満足しています。
そして目下の懸案は、そのゆめちからの種まきがまだ出来ていないことです。
※ちなみに、南部小麦は種まき完了しています。
今週が最後のチャンスと思っていますが、天は味方してくれるでしょうか?
「蒔かぬ種は生えぬ。」の言葉通り、種まきが出来なかったら、来年の実りはありません。
命を懸けてやらなくては・・・。