全く、クマの出没には困っています。
私としては、一市民が出来ることはすべてやっていると思っています。
しかし、行政は無策、警察は無能、専門家は無知、注意喚起だけで市民の生命、財産を護れるのなら、こんな簡単な話はありません。
そんな状況の中、食工房の本来業務にも悪影響が及んでいます。
毎日の見回りや周辺の草やぶの刈り払い、また電気柵の保守などに時間を取られ、肝心の製造や広報など本来業務の時間が大幅に削られているのです。
もし、ご来店くださる皆さまに危害が及ぶようなことがあっては、ここで仕事を続けることも出来なくなりますから、獣害対応に時間を取られるのは、一定程度は止むを得ないことではあると理解はしています。
しかし、状況は悪くなる一方です。
正直、いつまで持ち堪えられるか、自信はありません。
クマによる人身被害のニュースが絶え間ない昨今、これが常態化してしまった社会がどのようなことになるのか、もはやこの私には見えていますよ。
獣害に関すること、今後も度々お伝えしてまいります。
どうぞお付き合いください。