子グマ一頭を連れて度々出没を繰り返していた母グマ・コードネーム =タルコは、今朝方わなにかかり駆除されました。
一方、子グマ・コードネーム=ピタコは、わなにかかっていなかったため取り逃がしてしまいました。
私も駆除に立ち会いましたが、この時、タルコの体のサイズや特徴を知ることが出来ました。
特に重要な情報として、胸の月の輪と呼ばれる白い部分の写真を撮りましたので、あとでトレイルカメラに映っている映像を見ながら詳細に検証した結果、タルコに間違いないと結論しました。
しかしそれで一件落着ではありませんでした。
実は、トレイルカメラが捉えた母子グマの映像の中に、タルコ+1ではないものがあったのです。
それは、11/3の記事の中で触れた情報です。
この時の子グマ一頭を連れて現れた母グマを、このエリアでこのタイミングならタルコ+1に間違いないはずと思い込んだのは無理もないことでしたが、それがそうではありませんでした。
今日、実際にタルコが駆除されたことで、それがはっきりと分かりました。
ということは、このエリアの中にもう一組いるということです。
子グマは2頭というのがよく見るパターンなので、子グマ1頭=タルコと思い込んでしまったのですね。
この他に、単独行動のクマも複数いることが分かっていますので、このエリアだけで一体何頭のクマがいることになるのか、ちょっと想像しただけでパニックになりそうな状況です。


