投稿者「MIKIO AOKI」のアーカイブ

あっという間の一週間

先週、高知から帰って来た日から一週間になろうとしています。
時間が経つのが速いこと!
忙しい毎日が再開したのですから当然なのですが、ちょっと目が回りそうです。

この忙しさに感けて、健康維持のために時間を割くことを忘れたら、それこそ元も子もありません。
体操したり歩いたり、欠かすことの無いよう、うんと気にしています。

そうそう!あの通信の記事を読んだ多くの方から、反響をいただいています。
健康維持は、私の年代にとって何より一番の関心事なんだなと、改めて確認しました。

さて、明日火曜日と明後日水曜日は定休日です。
あいにくお天気は最悪のようです。

ま、ここで恨み言を言っても始まりませんから、出来ることをやりましょう。
とりあえず、今日はお終いです。


「紙版・飯豊の空の下から・・・」No.82 2025年3月号をご覧いただけます。

IIDE


★馬路村の柚子ジャムと柚子マーマレードが買えるようになりました。

shokuko store

ご来店御礼

昨日と今日、肌寒いものの日差しは明るく、季節は春だなと感じました。
冬の頃とちがって、最近はご来店のお客さまのお顔も、度々拝見するようになっています。

そんな中、あるお客さまは食工房の通信をご覧になり、トラクターが壊れたことを知ってわざわざパンを買いに来てくださったとのこと。

いやー、もううれしかったですね。
これですぐにトラクターが買えるわけではないにしても、気持ちが前に向きますね。
「頑張ろう!」という気になります。

今、品数がちょっと少なくなっている焼き菓子類の補充に注力しています。
ナッツクッキー、ジンジャークッキー、ブラウニー、バタービスケット、どろんこクッキー、次々棚に並びます。

明日も、皆さまのご来店をお待ちしております。

高知のおみやげ

ごっくん馬路村

「ごっくん馬路村」は、ゆずドリンクの元祖です。

忘れていたわけではないのですが、今頃になって間の抜けた告知になります。

高知に出かけた折、皆さまに差し上げようと、お土産を仕入れました。
柚子ジャムと柚子マーマレードでおなじみの馬路村の看板商品「ごっくん馬路村」です。

これを、店頭にて1,000円以上のお買い物をされた方先着30名さまに、一本ずつ進呈しています。

すぐ無くなるかも知れません。

明日も、皆さまのご来店をお待ちしております。

日が長く、暖かくなって来ました

私が高知に出かけていた一週間の間に、全く信じられないほどの早さで雪が融けて消えていました。
麦畑はほとんどすべて雪が消え、緑色になっていました。

周辺の雪も大方融けましたから、ここで獣たちが出て来たら嫌ですね。
電気柵は、まだ稼働出来る状態ではなく、復旧には最低でも一ヶ月くらいはかかります。

ま、ここで気を揉んでいても仕方ありませんので、状況に任せて置くしかありません。
今のところは大丈夫です。

さて、お彼岸を過ぎて日も長くなり、気温も上がって来ています。
水道水の温度も、真冬の頃よりは少し上がりました。

酵母の調製は、いつも同じ温度と時間をキープしますので、その時々に合わせて温度調整します。
瞬間湯沸かし器の調節つまみの位置が大分変って来たことが、季節の変化を反映しています。

作業空間の室温を維持するのも楽になりました。
今、ちょうどいい季節になって来たというところです。

明日はまたパン焼きです。
具合い良く発酵が進み、おいしいパンが焼けるはずです。
皆さまのご来店をお待ちしています。

これからは、都会で獣害が深刻になるだろう

これまで、獣が住んでいるのは専ら山の中で、獣害はそこに近い農山村特有の現象だと理解されて来ました。

しかし近年、皆さまもご存じのとおり、多くの人が生活しているはずの領域にも、獣たちが頻繁に出没するようになり、害を及ぼす事例が後を絶ちません。
大きいものでは、クマ、イノシシ、シカ、サルなど、小さいものではタヌキ、イタチ、ハクビシンなど、種類も個体数も増加傾向にあります。

さて、私の居住地である当集落は、いわゆる中山間地であり、獣の出没や被害に関しては先進地です。
もう十年以上も前から農地へ被害が顕著になり始め、今では対策無しにはどんな作物も作ることが出来ません。

電気柵はその筆頭に上げられる対策で、確実な効果がありますが、維持管理には多くの時間と手間がかかります。
また設置困難な場所もあり、決して万能ではありません。

また、爆音花火(動物追い払い用煙火)やロケット花火、爆竹などを用いて追い払いもしていますが、直ぐに学習されてしまうので、やらないよりはずっといいですが効果は限定的です。

そして最終的手段として、罠を仕掛けて捕獲、駆除も進めていますが、到底被害が無くなるまでには至りません。

結果、この先ずっと、獣たちとの戦いが日常化することを受け入れたというのが、私や周りの方々の獣害対策の現在地です。

そんな状況下で、ここ20年くらいを過ごして来た私が気が付いていることがいくつかありますので、お話し申し上げます。

近年、動物愛護の世論が功を奏してか、野生動物の個体数は種類を問わず増加傾向にあります。
彼らは、それぞれに生存の場所を求めて生息領域を次々と広げています。
そして行く先々で、人間と出会い軋轢を生じます。

一方、凡そどんな種類の獣についても言えることですが、出没に対応して何らかの対策をすれば、より対策の弱いところあるいは未対策のところへと移動して行く傾向があるということです。

それらのことから分かるのは、都会の住宅地などでは、獣害対策はまずやり難いということが一つ、それから人々の意識もなかなかそちらには向かないだろうということ、そうした理由から獣たちにとって都会に生息するのは容易いことだと映る可能性があるということです。

一方、都会に暮らす方々は、獣害対策など警察や行政のすべきことと考えるでしょう。
自分たちの出来ることなど、ほとんど何もないと感じるでしょうから。

しかし、先進地の我々は分かっています。
それでは、獣害対策はうまく行きません。
やはり、そこにいる住民の方々が自分のこととして行動しないことには、何の成果も上がらないでしょう。

それらのことを総合すると、都会は今被害の洗礼を受け始めたところであり、これから深刻さが増して行くものと思われます。
世論や法律が変わるまで、その解決は困難を極めると思います。

中山間地の私たちが決意しているのは、その間にも出来る限り被害に遭わないよう、出来ることは何でもするということです。
何しろ、命が懸かっているのですから。

相次ぐ山林火災に思うこと

先月、岩手県大船渡市で大規模な山林火災があり、その後今度は今月になって愛媛県と岡山県そして宮崎県と、相次いで山林火災が発生し今なお延焼中です。

それらの原因と今後の影響などについては、これから検証が進むものと思いますが、中山間地に暮らす私の感想を少し申し上げて見ます。

まず第一に指摘したいのは、山が荒れているということです。

荒れているというのは、人の手が入らなくなったことを現わしています。
奥山の原生林と違い、今回火災になった人里に近いいわゆる里山は、人の手が入り管理されて来た領域です。

それがいつの頃からか放置されるに至り、今では中に踏み入ることも容易ではない状態になっています。
そういった山林の中は、落ち葉や枯れ枝が積もり、蔓に絡まれ枯れて倒れた樹々が折り重なっていたりします。

そういう状態の場所に、何らかの原因で火がつけば、そこら中に焚き付けが散らばっているのですから、あっという間に燃え広がるのは当然です。

今、日本全国至るところ、里山はそのような状態にあると言えます。
山火事を防ぐには、逆にそうしたものを上手に燃やして片付ける以外方法はありません。
実際、昔から人はそのようにして山の中を管理し、長い年月を経て美しい里山の風景を作り上げて来ました。

しかし今に至って、その計らいが全く無くなってしまいました。
火を使いこなす術も、もはや失われてしまいました。

そして危ういことに、これからは、マッチ一本でいつでもどこでも大きな山火事が起きる可能性があります。

これは、ただ事ではないということを、銘記しておきたいと思います。


明日は、平常通り営業します

私が高知に出かけている間、一部の製品を提供出来なかったりしてご迷惑をおかけしましたが、明日はいつも通りのパンが焼き上がります。
店頭コーヒーサービスの用意も整えて、皆さのご来店をお待ちしております。

高知に出かけておりました

私、ちょうど一週間前から本日まで、郷里の高知に出かけておりました。
その一週間のことは、今回プライベートな内容が多くなりますので、とくにご報告申し上げません。

今日は、朝一番に高知を出発し、新幹線を含む鉄道を利用して、夕方喜多方まで帰って来ました。
そこで実感したのは、日本の国の広さと交通機関の速さでした。

今朝高知を出発した時、車窓から見えたのは水を張った田んぼでした。
代掻きが終わったところやすでに田植えが終わったところもありました。

そして夕方、会津に差しかかった列車の車窓に飛び込んで来たのは、まだ雪に覆われた田んぼでした。

その広さを実感する一方、1,000km以上にもなる道程を10時間余りで駆け抜ける交通網の完璧さにも驚きます。

新幹線は、上下ともに5~6分毎に1本の列車が時速200kmを超えるスピードで行き交っているのですね。

いやー・・・、何も考えなくても、これは凄いことです。

さて、明日からはまた職場復帰して、がんばります。

ではでは。

明日と明後日は定休日

毎度申し上げて恐縮です。
明日3/18(火)と3/19日(水)は、食工房の定休日となっております。
店は営業しておりませんので、お間違えのございませんよう、よろしくお願いいたします。
なお、3/20(木)以降、平常通り営業しております。

さて一方、国際社会に目を転じれば、他でもありません、ウクライナを巡る情勢が次々と目まぐるしく変転しています。
それにしても気の毒なのはウクライナです。

もちろん核心の悪者はプーチンに違いありませんが、トランプも自分の国アメリカを滅ぼすかも知れない狂人です。
強大な力を持つこの二人とその国が、今や世界を大混乱に巻き込んでいるというのが、国際社会の現在地でしょう。

このような大嵐になると誰が予想したでしょう。
今は、とにかく見守る以外に術がありません。

出来ることは、まず細々でもウクライナ支援をつづけること。
そして、いつも自らの眼鏡を磨いて、曇りのない視点を確保して置くこと、この二つ以外にないでしょう。

この後、世界がどこに着地するのか、見届けなくてはなりません。

この雪が消えるのは・・・

画像がありませんが、周辺の田畑には未だ50㎝以上の雪が残っています。
また、除雪などで積み上がった雪の山は、場所によっては地面から4~5mの高さに達するところもあります。

見ていると分かりますが、雪は薄いところは早く融けて消えますが、山になっているところはいつまで経ってもなかなか融けてくれません。
大きな雪の山が完全に消えるのは、4月いっぱいかかるのじゃないかと思っています。

さて、雪融けの時、麦畑がどんな姿を現すのか、今、大きな関心を持って待ち構えているところです。
ちなみに、昨年の今頃は、もうすでに青々と茂って成長を始めていたのですね。

それが今年は、雪が消えるのは4月上旬から中旬にかかる頃ではないかと予想していますから、麦たちはいきなり強い日差しと高い気温にさらされて、急激に成長を促されることになります。

それはそれで好都合な部分も多いので、心配することなく逆に良い結果が出るのではないかと期待しています。

また、今年の雪の多さは、獣たちの動きにも影響がありそうです。
いつまでも雪が残っていると、電気柵の復旧が出来ませんので、そこはリスクが生じる可能性もあります。
今はまだ嵐の前の静けさか・・・、動きがありません。

とりあえず休戦状態のうちに、高知に行って帰って来られるか・・・と思っています。
出発は、明後日と決まりました。

明日は、定例総会

明日は、当行政区の春季定例総会です。

一年前の今頃は、私は会計役だったので、資料作りや会場の準備や飲み物の手配など忙しく働きましたが、昨年度で会計役を解任していただき他に何の役も任命されていませんので、明日は役員席に座ることもなく気楽に聞き役です。

しかし実のところ、何もしなくてよいというのが、何かさみしいような気がするのは、ちょっと不思議な感覚です。

まあ、本当なら、もっと皆さんのお役に立ちたいと思う気持ちもあったのですが、私もいい歳になって来ましたから、もっと若い方々に活躍していただきたかったのですね。

今回は、新任の区長さんや会計さんの初年度の仕事になりますので、資料作りの一部をお手伝い申し上げました。

やはり完全な引継ぎには、丸々一年はかかるってことですね。
しかしもうこれで後は悩むこともありません。

さあさあ!今度は食工房の仕事に120%力を注いで行かなければなりません。

壊れたトラクターと除雪機を何とかするためにも。
がんばります!

食工房テイストのコーヒーをご用意して、皆さまのご来店、お待ちしておりますよ。