今日もクマ報告です。
加えてイノシシも無視出来ない動きをしています。
今日は情報量も多く、もうアップアップになっていますので、写真と地図と動画のみで解説は入れません。
投稿者「MIKIO AOKI」のアーカイブ
まずはクマ報告から
昨夜もお出ましになりました。
一つ気がついているのですが、出没位置がp6周辺に固まって来ています。
あまり他の地点には行かなくなりました。
柿や栗など食べるものに関わる一時的な傾向かも知れませんが、そうでないかも知れません。
この後このあたりから出て行かず、逆に人家へ侵入を試みるようだと、いよいよ危険だということになります。
とにかく警戒しつつ様子を見ています。
クネッケ完成形
今日は、クネッケを試作しました。
以前にも一度挑戦し、ご報告していますが、今日でほぼ完成形に辿り着きました。
<参照>
以前も説明申し上げたと思いますが、食工房のクネッケは、ライ小麦でつくります。
このライ小麦というのは、寒冷な気候で小麦が作れない国や地域で、ライ麦と小麦を掛け合わせて作り出されたものです。
ライ麦のように寒いところでも生育し、一方小麦のように粘り気のある生地をつくれるのが特長です。
そしてもう一つ、ライ小麦は酵素活性が高く、強い甘みを持っているのが大きな特長です。
酵母を加えて発酵させると、豊富な糖分をエサに活発に醗酵します。
クネッケをつくる時面白いのは、まず酵母を加えた生地をつくり、時間をかけて風味を醸し出します。
その次にそこに重曹を少量加えてこね直し、すぐに成形にかかります。
薄く延ばして型抜きして天板に並べたら、15分くらい寝かせて膨張が始まるのを確かめてからオーブンに入れます。
低温でじっくりと、芯が残らない様、かといって焦がし過ぎない様に焼き上げます。
この薄焼きのパリパリ食感のクネッケは、英語名をクリスプブレッドと言いパンのカテゴリーに入る食べ物です。
主食にも用いられます。
何か特に際立った味がするわけではありませんが、妙にクセになる、ご飯の時もおやつの時も、つい手が出る、そんなクネッケです。
これから、包装形態や価格を決めて商品化の予定ですが、先ずその前に、今年の収穫の恵みパンセットの中に入れます。
今年のパンセットは、これまでなかった、食工房だからこそ可能な中身の濃いセットになります。
どうぞお楽しみに。
嫌になったらおしまい
毎日毎日、クマが出没しています。
全く嫌になりますが、嫌になったらお終いです。
獣たちとの戦いに終わりは無いと、いつも申し上げて来たとおりです。
もちろん、ここでギブアップする気は毛頭ありません。
しかし、事態はさらに危機的になりました。
ここに来て、p6地点に新たに子グマ2頭(当年子)を連れた母子3頭連れがやって来ました。
この母子グマは、これまで全く姿を現したことも、痕跡が発見されたこともありませんでした。
どうした事情でこのエリアにやって来たのか、何か緊急避難的要素があるかも知れませんが、それも全く分かりません。
そこで、p6地点の近傍にカメラを2台追加設置しました。
とりあえず今出没がない場所のカメラを移動したわけですが、その場所は監視出来なくなりました。
カメラを増やしたいところですが、費用もかかりますし、第一毎日のチェックに要する手間暇がバカになりません。
今のところ、この台数(7台)でやりくりしています。
そして、p7地点で柿の木に上ったクマ、これがコードネーム「ナッツ」ですが、この個体は最早自分が人間の生活圏内に居ることを全く気にしていないと思えます。
大変良くない兆候です。
近いうちに日中も出没するようになるかも知れません。
皆さまにも、この点はよく理解していただきたいのですが、危機は決して突然訪れるのではなく時間をかけて段階を踏んで近づいて来るものだということです。
捕獲駆除に向けて、働きかけをいっそう強めなくてはなりません。
今日は、パン焼きが終わった後、カメラチェックをしてその結果を、近所の方々全員に周知徹底しました。
25.09.12とりあえずクマ報告
毎夜、毎夜、あたりは獣たちの出没でにぎやかです。
クマ、イノシシ、キツネ、タヌキ、ハクビシン、アナグマなどなど、すべて取り上げていたら、キリがありませんので、今日はとりあえずクマだけ報告に及びます。
昨日の夕方もお早いお出ましでした。
西の空にまだ明るさが残る18:38に、高野のど真ん中の農道P8地点を歩いているということは、遠くからやって来たのではなく、その前からすぐ近くに潜んでいたと考えるのが自然です。
実際そうと思える兆候がいくつかあります。
人家にもどんどん接近して来ているので、居住している方々にもこのクマ情報を伝えています。
尤も、気を付ける、注意するだけでは、危険を除去することは出来ませんから、我々が本当にして欲しいことは、今のうちにこのクマを駆除することです。
行政には、粘り強く訴えて行くしかありません。
25.9.11 本日のクマ報告
本日もクマ報告です。
つまり、連続して出没しているということです。
複数の箇所に、時間はずれますが必ず現れます。
柿と栗のシーズンが終わったらいなくなるのかどうか、それは分かりません。
他の場所に移動して行くかも知れないし、否、この場所で食べられるものを探し続けて、やがて人家に侵入を試みるようになるかも知れません。
後者の可能性は決して低くなく、むしろそうなることを想定して置く必要があります。
食工房は、敷地の周りを電気柵で囲ってありますので、ストレートに侵入することは出来ませんが、クマがどんな挑戦を仕掛けて来るか分かりませんので、毎夜、警戒は怠りません。
こんな報告を毎日上げて、店の営業に悪い影響があるであろうことは分かっていますが、それは昨日申し上げた通り。
一方、皆さまに伝えたいもう一つのことは、このような状況下で、どうやって安全を確保しているかということです。
次々触れて行きますので、このままおつきあいください。
今日も、前半クマ報告
今日も、まずはクマ報告です。
いや、こうして毎日毎日報告に及ぶその訳は、私自身の備忘録としての役割がまず一つですが、もう一つ、身近にクマがいる生活がどういうものか、皆さまに実感していただくことが、大きな目的になっています。
私の拙い説明や画像や映像で、どれくらい伝わるか分かりませんが、一生懸命です。
さて、このところ毎夜、高野のカメラポイントにクマが出没しています。
複数の個体が関わっている可能性もありますが、大方はコードネーム「ナッツ」と私たちが呼んでいる個体です。
このクマは、この近くに定着して活動している可能性が、非常に濃厚です。
日中は、人目を避けて周辺の藪に潜んでいるかも知れません。
刈払い作業をする際は、慎重の上にも慎重を期し、万一の時の対応もイメージトレーニングしておく必要があります。
危険は承知ですが、少しでもクマを追い出すべく前線を押し出す必要があります。
作業は、必ず複数でやっています。
その時、一つのエリアに対して、挟み撃ちのような状態にならないよう、出て行って欲しい方向に必ず道が開いているような進み方をします。
その際も、トレイルカメラの映像が、クマの行動を把握するために、これ以上ないほど役に立っています。
明日は、パン焼きの木曜日
2日間の定休日も終わり、明日はパン焼きの木曜日です。
いつものように、仕込みは、今日から取りかかっています。
このところ少し涼しくなって来ていますので、パン生地も暴走する心配がなくなります。
おいしいパンが焼けると思います。
明日は、午前中は雨模様のお天気のようですが、午後には晴れ間も見えて来る予報になっています。
皆さまのご来店を、お待ちしております。
本日も、クマ報告です
動画リンク
カメラポイントの全体図は、<こちら>からご覧ください。
全くまいります。
昨夜も、クマの出没が複数個所でありました。
トレイルカメラの映像、クマ棚などの痕跡から、このあたりで日没から夜明け前まで一晩中活動していたことが分かる状況です。
今日は食工房は定休日でしたが、ゆっくり休むどころではありませんでした。
電気柵の点検や補修、まわりの草やぶの刈り払いなど、一日中外作業に汗を流しました。
ま、外で体を動かすのは嫌ではありません。
汗をかくのは気持ちがいいものです。
しかし、やっていることが獣害対策ばかりでは、そのうち嫌気も差して来るというものです。
全く、どうしてこんなことばっかりやらなきゃならないんだ!
もっと成果の上がることもやりたいじゃありませんか。
しかし、これには終わりはないのですね。
嫌気が差したら、それでおしまいです。
がんばるしかありません。
命がかかっていますから。
今秋のクマシーズンは、危機的
雨が降る中見づらい映像になっているが、クマが一頭川に向かって下りて行く。
距離が離れているので個体識別も難しい。
川に向かって下りて行ったクマが帰って行くところ。
p8と同一個体と見られる。
まず大きなイノシシがやって来た。
クマに負けない体格だ。
この夜は雨だったにもかかわらず、獣たちは活発に出歩いたようだ。
これから秋になって、クマが冬眠に備える時期を迎えます。
この時期のクマたちは、喰うことに貪欲になるため、畑の作物や周辺の果樹などに被害が続発します。
最近は電気柵で囲うなど対策が取られているため、クマたちは電気柵の無い場所へと活動域を移す傾向にあります。
つまり、人家のある集落の中や街の中などへの侵入が増えているわけです。
で、昨年は元旦に発生した能登の大地震の影響でこのあたりの樹々は刺激を受けて沢山実を成らせました。
そのおかげで、野生の獣たちの食糧は豊富にあり、大繁殖の年となりました。
明けて今年は、その反動で樹々の活動は保守へと動き、実の成りは大変少なくなっています。
今度の冬を越すのは、生き物たちにとって大変厳しいものになりそうです。
クマたちの活動域は、複数の個体が重なり合って争いが起こる状況にあると見られます。
当藤沢集落内では、ほぼ常駐する個体が一頭確認されています。
この個体は、数年前にここで親離れして以来、この場所あるいは周辺の近いところに常駐しているようです。
このあたりの地の利に詳しいようで、初夏のクワの実、そして秋の柿や栗、その要所要所に必ず現れています。
クルミを殻ごとかじる映像が印象的だったので、コードネーム「ナッツ」と名付けました。
木の実大好き、早くも柿の木に上ってクマ棚をこしらえた木も一つ二つではありません。
この次は、栗ですね。
問題は、この個体はすでに人馴れしていて、出没時間が少しずつ早まる傾向が見られることです。
このままでは、近い将来、必ず人と遭遇する事態になるはずです。
だれもケガしたりしないよう願っています。
一刻も早く捕獲駆除して欲しいのですが、出没場所が人家に近いので、罠を設置することが出来ません。
9月の法改正でも、罠で捕獲したクマの駆除は、人家から200m以上離れている場所に限られます。
今、うんと離れた場所に一つ箱罠を仕掛けてありますが、まだ入りません。
もし入ったとしても、当該個体かどうかは確実ではありません。
そして、罠の設置期間は、わずか一週間です。
そんな短い期間では、捕まりませんよ!
クマ行動を知らない人たちが決めたんでしょう。
事ほど左様に、現在の法体系では、獣害から市民の生命と財産の安全を守ることが出来ません。
それは、携わっている方々からしてそのように仰っています。
そんなことは、とっくに分かっているのに、一向に前に進まないのです。
誰が悪いのでしょうね。
ま、犯人捜しは私のすることではありません。
私は、このブログに現状を具に報告して、世の人々に訴えることで世論を動かしたいと思っています。
楽しい記事ではありませんが、お付き合いいただければ幸いです。
コーヒー豆の銘柄が変わります
これまで、東ティモール・レテフォホ ティピカ/ウォッシュドを提供して来ましたが、今年の分が完売してしまい、仕入先にも品物がありません。
そこで、以前仕入れて定評のあった、ボリビア コパカバーナ農園産のティピカ/フルウォッシュドを仕入れました。
東ティモール産のニュークロップが入荷するまで、しばらくの間このボリビアの豆を焙煎して提供いたします。
また、この後さらに他の銘柄も仕入れて、食工房テイストを再構築しようと思っています。
どうぞお楽しみに。
なお、ボリビア・コパカバーナについては、価格は東ティモール・レテフォホと同じです。
ミディアムロースト 750円/100g
フルシティーロースト 850円/100g
フレンチロースト 900円/100g
これまでどおり、ご愛顧のほどよろしくお願いいたします。
自家産小麦の食パン、試食してください
明日また、自家産小麦の食パンを焼きます。
件のゆめちからと南部小麦のミックス粉を使います。
今度は、店頭で小さく切ったものを、その場で召し上がっていただきます。
ご来店くださった方だけのご感想になりますが、大いに参考にさせていただきます。
この後予定している収穫の恵みパンセットは、全品目を自家産小麦、ライ麦、スペルト小麦を使って焼いたものに統一したいと考えています。
どうぞお楽しみに。
明日も、多くの皆さまのご来店を、心よりお待ちしております。