投稿者「MIKIO AOKI」のアーカイブ

本日も、畑作業にて

麦ラボ

中島第一圃場の一角に施肥中
一輪車100台分を運び入れました。


麦ラボ

満開の桜の下、馬糞堆肥を一輪車に積み込み中


麦ラボ

一休みするのはこの景色の下です。
癒されます。


麦ラボ

途中まで整備が終わった中島第一圃場、右奥は各種麦の試験栽培区に使用中。
午後雨が降るとの予報が出ていたので、急いでトラクターで耕うんまで終わらせました。
ここには、じゃがいも、かぼちゃそしてさつまいも、それからネギも植える予定です。


麦ラボ

中島第二圃場、第三圃場
元気に生育しています。


麦ラボ

中島第三圃場の下の段、手前右側に広がっているエリアが、今年から中島第四圃場になります。
ずっと奥、桜の木の下が、中島第一圃場

今日は、午後から雨との予報が出ていましたので、午前中に外作業を、午後に食工房にて製造仕事と割り振って、朝から畑に出ました。

今日の作業は、川沿いの中島第一圃場の一角を整備して、じゃがいもなどの植え付けの準備をすることでした。
昨日と同様、手近なところに下ろしてもらった馬糞堆肥を、一輪車に乗せて圃場に運び入れる作業です。

今日は、上の娘と二人で作業しました。
やはり、一人でやるよりは格段に捗ります。

先日途中までやっておいた後の続きでしたから首尾よく進み、続けて大麦フスマや屑籾なども撒いて、トラクターで耕うんしました。

これで先ずは、ネギの移植とじゃがいもの植え付けが出来ます。
カボチャとさつまいもは、もう少し先です。

そんな作業の合間、柳の木の下で一休みしていたら、久しぶりに懐かしい地球のお母さんの声が聴こえて来ました。

「いつも私のそばにいてください。そうでないと、私はあなたたちを護ることが出来なくなります。いいですか。足元に地球が見えますか。あなたはその上に立って、汗を流しなさい。よく見、よく聴き、よく感じ取り、よく考えなさい。そして・・・、静かにしていなさい。」と。

コロナ忘れて畑作業

今日は、久しぶりに見るお日さまのお顔、気温も上がり、否が応でも外作業に誘われて気分が落ち着きません。

しかしそこはパン屋としての務めをしっかりと果たして・・・、テキパキと片付けも終わらせてから畑に向かいました。

今日の作業は、高野第一圃場のスペルト小麦に追肥を施すことでした。
先日運び込んでもらった馬糞堆肥を、一輪車に乗せて運び畝間に撒くのです。

単純な作業で、最低限の体力があれば誰でも出来ます。
年の功と言えばいいのでしょうか、この頃こうした単純な作業が苦にならないと言うより、むしろ喜びに変わっていることに我ながら驚いています。

さて圃場では、近所の農家の人が50メートルほど離れたところで農作業中、こんなに離れていればコロナの心配なんか全く考える必要もありません。
ところが、別な強敵がいたのですね。

今日の暖かさに促されてどこから湧いて出たものか、羽虫が飛び回ってうるさいことと言ったらありません。
その中にあの血を吸うブヨがいて、作業中の私の周りを飛び回ってひっきりなしにたかって来るのです。
結局防ぎ切れず、何か所か刺されてしまいました。

あとのかゆいこと!
トホホ・・・です。

しかし、予定していた作業は何とか終わりました。
大汗をかいて、体は軋みましたが、心地良い疲労感程度で済んでいます。
この後一雨降って、肥やしを吸い込んでくれれば上々です。

そんなわけで、家に帰って来るまでの間、コロナウイルスのことを全く忘れてしまっていました・・・とさ。

自家産スペルト小麦、使い切りました

昨年初めて、自家産のスペルト小麦を原材料の一つとして使用するようになりましたが、好評のうちに全量を使い切りました。
あとは、食工房の麦ラボ協力農家さんが作ってくださった普通小麦が少しありますので、それを全粒粉に製粉して使用することになります。

品目としては、飯豊山食パン、小麦丸、みのりのパンなどがスペルト小麦バージョンから普通小麦バージョンになります。
価格の変更はありません。

早速明日の製造分から切り替わっています。
結果的に告知が遅れましたが、どうぞ悪しからずご了承ください。

一方、ライ麦も自家産のものは、次第に在庫が少なくなって来ています。
来月中には、使い切ることになると思います。

その後は、喜多方市内の農家さんが収穫したライ麦を譲っていただいたものが少しだけありますので、一時凌ぎですがそれを使用することになります。
またさらにその後は、オーストラリア産オーガニックライ麦全粒粉を継続的に入手可能ですので、この夏の新麦収穫までの間は、そちらを使用することになります。
今後、他所のものを使って風味や食感がどのように変化するか、皆さまも興味を持って体験なさってください。
きっと、食工房の自家産を見直していただくことになると思っています。

冷たい雨が降り続きます

昨日もそうでしたが、今日もお天気はグズツキ模様、冷たい雨が降っては止み止んでは降りを繰り返しています。
気温は低く、今日の日中など一瞬みぞれ混じりになりました。
明日にかけても同じようで、会津の春にしてはあり得ないようなお天気です。

旧暦によると、今年は四月が二度やって来る閏月の年に当たっていて、今日が旧四月一日です。
そして来月5月23日が閏四月一日となっています。
道理で、春が足踏みしつつ度々冬に逆戻りしたようなお天気になるわけです。
この分では、5月から6月にかけてのある時期から急に夏のような陽気になって、猛暑日が現れたりしはしないかと気になります。

それにしても、この雨続きで圃場は乾かず、作付けのための準備も出来ません。
稲作をやっている人は、いつまでも田起こしが出来ずに困っています。
最悪このまま代掻きか・・・と、冗談交じりに言う人もいましたが、まさかねぇ・・・。

異常なのは、コロナで騒ぐ人間社会だけではなく、自然界もちょっとギクシャクしているみたいです。
そんな中、麦の育ちも、なかなか心配の種が尽きません。

果てさて、この7月頃の様子は如何に?
我々の社会は?世界は?そして麦畑は?

それでもとりあえず明日があります。
油断しないで参りましょう。

また新たな一週間

明日から、食工房の新たな営業の一週間が始まります。

木曜日の明日は、いつものとおりパン焼きです。
少なめではありますが、店頭販売品もご用意いたします。
無理の無い範囲で、食工房のパンの必要な方はご来店ください。

おかげさまで私たちも、今のところ何事もなく元気に仕事を続けています。
とにもかくにも、感染防護に努めます。

まずは手指衛生。
物に触れる前、触れた後、共に消毒を励行します。
お客さまにも、入店の際の手指消毒を徹底していただきます。

そして不要な接触の回避。
商売をしている以上、止むを得ない部分もありますが、マスクの着用や店内空間除菌などで対応します。
お客さまも、できるだけマスクを着用していただくようお願いします。

もう一つ、物やお金の受け入れの際の消毒を実施。
受け取った現金や届いた郵便物、荷物などを、次亜塩素酸水を用いて消毒しています。

※食工房では、自家調合の微酸性次亜塩素酸水(250mg/ℓ)を消毒液として使用しています。
空間除菌には、同(50mg/ℓ)を使用しています。
いずれも毎日、pH値と有効塩素濃度を、計測器や試験紙を用いてチェックしています。

ちょっと一息

またまた一週間が終わりました。
明日と明後日は、定休日です。

今日、福島県では、特定の業種に休業要請を出しました。
食工房は、もちろん対象ではありませんが、これからご来店くださる方の数は、さらに減って来るものと思われます。

この次の週末まで営業したら、そこから先は予定通り店舗営業を休止します。
すでに仕事のペースはスローダウンしていますので、その間にちよっと一息入れさせていただいて、この先のことなどあれこれ考えてみようかなと思っています。

だって、これから先、世界は変わらざるを得ないでしょう。
長い人類の歴史の中には、同様な転機が何度かあったと言われていますから。

とりあえず明日はお天気も回復するようですから、私は外に出て畑作業に汗を流します。
川沿いの桜が満開になりましたから、それを眺めながら・・・、きっと気持ちがいいと思います。
何かいい考えも浮かぶかも知れません。

今後しばらくは・・・

ここに来て、明らかに様子が変わって来ました。
遠来のお客さまは、ピッタリ途絶えてしまいました。

無理もありません。
どこの地域でも圏外から人が入って来ないよう注意喚起していますから。

私も、今後しばらくの間は「ご来店をお待ちしています。」とは申し上げません。
皆さまにお目にかかれないのは残念なことですが、この騒ぎが収まったら、またゆっくりとご来店いただけるよう、お互いに命を大切にして生き延びましょうと申し上げます。

それまで、細々とパンを焼きながら最低限仕事をしていますので、通販のご利用などいただけましたら大変ありがたく幸いに存じます。

政府などが用意すると言っている支援策も、活用可能なものがあれば、申請して経営の維持に役立てられたらいいが・・・と思っているのですが、どうなりますことか・・・。

まずは絶対に感染しないよう、覚悟を決めて防護に努めることだと思っています。
皆さまも、ご自分の為、また周りの方々の為、感染防護を徹底なさってください。

連休中の営業について

高野の種まき桜

高野の種まき桜
3日後、日差しのある時に撮り直しました。


高野の種まき桜

満開の桜の花の下にいると、気持ちも若返るような・・・。

抑制が効いたとしても、そこそこ人の動きはあるだろうと思われるゴールデンウィーク連休中の営業をどうするかです。
例年なら、この稼ぎ時に休む理由はありませんが、今回ばかりはそうは行きません。

これから本当に医療崩壊が起こるかも知れないと言う時に、自分が感染することも他人を感染させてしまうことも、絶対に防がなくてはなりません。

いろいろ考えた末、と言っても状況によっては変更もありとした上で、とりあえず予定をお知らせしておきます。

4月30日(木)から5月6日(水)まで、店舗営業を休止します。

ただし、事前にお電話などでご注文いただいた商品の受け渡しは可能です。
予め袋詰めした商品を、最短の時間で受け渡し出来ると思います。

ご注文は、4月29日(水)の午前中までにお願いいたします。

その場でお求めいただける店頭商品はご用意いたしませんので、ご了承ください。

通販の出荷は、続行いたします。
オンラインストア のご利用の他、お電話、ファックスあるいはeメールなどでのお問い合わせやご注文に対応いたします。

また定期便をご利用の方には、いつものスケジュールで商品をお届けいたします。

なお、今後の状況により、5月7日(木)以降もこの態勢を続行することもあり得ます。
さらに、感染拡大の状況次第では、全面休業することになるかも知れません。

そんなことにならないよう願っていますが、こればかりは・・・。
皆さまも、くれぐれもご用心ください。

危機管理

今日は、納品配達で会津若松市方面に出かけました。

納品先数ヶ所、いずれも店舗ですが、カウンターに透明なシールドを垂らして、胸から上を防護する措置をとっているところがありました。
先週には、全く見かけませんでしたから、昨日の緊急事態宣言を受けての対応だと思われます。

消毒液も、入手困難と言いつつ置いていない店はありません。
入手にはそれぞれご苦労があるようですが、何とかなっているようです。
にわかに緊張感が高まって来たと言う感じがします。

しかし、毎日不特定な人と相対する仕事でありながら、医療従事者のような厳重な防護や消毒手順があるわけではなく、場合によってはかえって高リスクということもあるかも知れないと思いました。
テレワークなど望むべくもない現場の仕事は、ある意味命がけです。

だからこそ、客である私たちは、マスクの着用や確実な手指の消毒などで協力して、店のスタッフの方々のリスクを下げなくてはなりません。

また宅配便の利用が増えていますが、荷物を受け取る時私たちが気を付けなくてはならないことは、沢山の人の手が触れたものが届くのですから、箱を開ける前にまず梱包外側全面を消毒することです。
そして中身がどこかから購入した商品の場合は、消毒出来るものは消毒するのがより安心です。

先日購入した超音波加湿器は、中国から出荷されたものだったので、受け入れの時はよほど緊張しました。

家に運び入れる前に、外面も中身も全て完全に消毒して、さらに時間を置きました。
ま、過剰な対応だったかも知れませんが、何事も無ければそれに越したことはありません。

そのようなわけで、食工房では、皆さまに要らぬご心配が及ばぬよう、商品の梱包には特に注意しています。

原材料や包装梱包資材も、受け入れの際に徹底した消毒作業をしています。
製造作業中は、極力接客対応はしないようにして(カミさんにお任せ)、リスクを上げないよう努めています。
梱包作業も製造と同じ衛生管理で対応しています。

皆さまにお届けする商品は、箱の外面はともかく、中身は安心して受け取っていただけるよう、日々努力しています。

緊急事態宣言、全国へ

やっと、ようやく、緊急事態宣言が、全国対象に出されることになりました。

私は、当初から、出すのなら全国一斉に予告なしで、たった今からと電撃的にやらなかったら意味がないとさえ思っていましたし、この一週間の何とも生ぬるい対応と多くの人々の甘い考えに、正直いら立ちを覚えていました。

一方で大変だったのは、医療と生活を支えるための仕事を与る現場の方々です。

この期に及んでまだ平時の対応しか出来ていない日本の政治は全く以て頼りになりませんが、そうかと言って物事を決めるのは政治ですから、そういう政治家と社会を選び取って来たのは我々であり、その果実は最後まで摘まなければなりません。

さあ、これからが本番ですよ!
今まで、呑気に構えていた分、厳しく長い試練になりますよ!
どうやって耐えるか、半分以上は自分にかかっていますから。

そんな折も折、福島県も本日は一日で9人の新たな感染者確認と、全く予断を許さない状況となって来ました。
早速この週末あたりから、食工房も開店休業の状態になると思います。

月末から始まる連休中は、店舗営業を止めて予約注文分の受け渡しと配達、通販の出荷だけにして、細々としかし確実に、「命のパン」を焼き続けようと思っています。

明日は、どんな一日に・・・。