
中島第二圃場のライ麦
もう早々と緑色が濃くなり始めました。

中島第三圃場のスペルト小麦
度々水没したにも関わらず、たくましく再生しています。

高野第一圃場のスペルト小麦
ここは水はけがいいので、何と言っても安心です。
申し分ない生育ぶり。

高野第二圃場のデュラム小麦
暖冬で雪も無かったからでしょう、早々と丈を伸ばし始めています。

麦畑のそばで、梅の花が咲いているのを見つけました。

「空にとける春」
今から20年くらい前、同じような空模様の下で梅の花の写真を撮った時のことを思い出しました。
今日は一日曇り空でした。
それでもお昼前後は寒さも緩み、地面も乾き始めましたので、麦畑の様子を見に行きました。
冬の間、写真を撮ってもお見せしたくなるような情景はなく、ただ記録するだけの写真でした。
今日は、久しぶりに目にした麦畑でしたが、驚いたのはもう早や緑が差して来ていることでした。
あれだけ畑が水浸しになっていたのに、たくましく再生し丈を伸ばし始めたものもあります。
その光景を眺めながら、どんどん元気がみなぎって来るような気持になりました。
麦は、本当に不屈の象徴なのですね。
画像を見て、皆さんも元気になれたらいいなと思いながらシャッターを押していました。
そしてふと見ると、はやくも梅の花が咲いていました。
いつもなら4月にならないと見ることも出来ない梅の花です。
まだほんの咲き始めのはしり程度で、咲いていたのは数本の枝だけ。
でも、とてもうれしかったです。
真っ白な明るい曇り空を背景に、透けて見える梅の白い花びらが印象的でした。
もうずっと以前、20年以上も前のこと、阿武隈の山中で山暮らしをしていた頃、同じような空の下で春の光に透ける梅の花を見上げていました。
それを思い出して、二重にうれしかった・・・。
そして、たくましく蘇る麦も可憐に咲く梅の花も、何か私たちにメッセージを伝えているような気がしました。
そう考えると、コロナウイルスも何か大切なメッセージを伝えようとしているのかな・・・と、ふと思った私です。
紙版・飯豊の空の下から・・・ №60 2020年弥生号 公開
本日、紙版・飯豊の空の下から・・・ の新しい号のpdfファイルを公開いたしました。
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