投稿者「MIKIO AOKI」のアーカイブ

危機対応力

今回のコロナウイルス騒ぎで考えさせられたことは、私たち一人一人のまた集団としての社会の危機対応力は十分だったか?ということです。
否、現状を見れば、十分なわけはありませんね。
やはり大切なのは、日頃の備えです。

今回のことで言えば、マスクや消毒液などの物質面だけでなく、感染症に対する科学的な情報とそれを理解する能力、対応のための訓練(イメージトーニングも含みます。)、また国家として、緊急事態に対応するために必要な法律を整備しておくこと、どこにどこまでの権限を与えておくかなど、備えるべき項目は多岐にわたると思います。

それらの中で、私たち自身にとって一番重要なことは、感染症に対する学習をもっと真剣にしておくことだと思います。
医療の専門家には遠く及ばないとしても、説明されたことを概略でも理解出来るだけの予備知識を日頃から持ち合わせて置くことがいかに大切か、今回、私にはそれがよく分かったような気がしています。

専門家の方々の中には、もどかしい思いをしている方が多くいるのではないかと思います。
勉強の足りない政治家もメディアも、伝えるための言葉を編み出せないでいるし、一方で聞く側の国民のリテラシーは低いとなれば、効果の上がる対策など打ち出すことは出来ません。

マスクやアルコールを買い占めて高値で転売するなど、法律以前に許されざる行為だと思いますし、トイレットペーパーやティッシュペーパーを買い込む、果ては米やその他食料品までもとなると、人々がいかに不安に駆られて冷静さを失っているかがよく分かります。

しっかりしなくちゃいけません。

また、子どもたちの教育現場から始めなくてはならないことも沢山あると思います。
こんな時に休校なんかしないで、通常の授業に代えて公衆衛生教育や感染症教育をすればいいのに・・・と思います。
尤も、教師たちにそんなアドリブが出来るかどうか、それが問題でしょうが。

震災の時の福島を思い出しています。
否、本当にあの時は大変でしたから。

疲れる一週間でした

食工房の営業の一週間がまた終わりました。
この週は、平日も土日もいつもになく多くのご来店のお客さまがいらしてくださって、その点では沢山の元気をいただきました。
皆さまには、改めて厚く御礼を申し上げます。

明日と明後日は定休日、店は休業となっております。
お間違えのございませんよう、よろしくお願いいたします。

一方、この一週間、何だか知りませんがとても疲れました。
多分、コロナウイルスへの緊張感が続いたのが原因なんでしょうね。

正直変な恐れとかはありませんが、感染することはぜひとも避けたいので、一瞬たりとも危機管理を怠ることの無いよう、うっかりミスでそれまでの警戒が水の泡になってしまうことが無いよう、気を緩められないということが疲労感に繋がっているのだと思います。

そしてまだここ当分の間、これが続くのですね。

明日は仕事は休みですが、用足しや買い物で外に出るかも知れませんので、それはそれでかえって緊張感が高まることになります。
危機管理、このことを常に念頭に置いて行動したいと思います。

皆さま、お互いに注意し合って、この危機を乗り切りましょう。

今年は、高知行きを断念

毎年この時期、郷里の高知に出かけます。
いつもなら一週間程度の臨時休業を告知申し上げるところですが、今年はコロナウイルス渦のため、出かけることは止めました。

一昨年母が亡くなって、昨年の今ごろでしたが納骨も終わり、毎年この時期(母の誕生日の頃)に顔を見せに行く理由も無くなったのではありますが、妹が居りますし親類縁者とのつながりを確かめ合う意味でも、毎年一度くらいは出かけようと決めていたのです。

ま、しかし、今回は仕方がありません。
否、こんなことになるとは、夢にも想っていませんでした。
人生、何があるか分かりません。
あの東日本大震災を体験した時と同じような感覚が、今の私にはあります。

それでもありがたいことに、今のところ営業は続いていますし、本日も多数ご来店を賜りました。

世の中はもはや騒然としていて、この後何が起こるか分かりませんが、一歩一歩足元を見つつ周りを見つつ、商売を続けて行きたいと考えています。

ここ一二週間で

今日も先ずは、コロナウイルスです。
ご来店くださるお客さま、どなたも開口一番にウイルスのことをおっしゃいます。
「困りましたねぇ・・・。」と。

で、専門家の意見やニュース報道にもあるように、ここ一二週間で何らかの状況が見えて来るのだろうと、私も思っています。
しかし、安心出来る状況になっているのか、それとも大きな不安に包まれているのか、それが全く分かりません。

ですから体調を崩すなどの変調が無い限り、出かける時にはマスクを、そして手洗いやうがい、必要に応じて手指などの消毒をすることで、リスク回避を図るしかないと思っています。

実は、店頭に用意しているアルコール除菌液がボトルの半分しか無くなっていましたが、今日3本ほど入手出来ました。
もう少し先まで店舗営業を続けられそうです。

しかしそれにしても、アルコールの類は手に入りませんね。
ネット上では、通常2000円もしないはずの無水エタノールを6000円以上の価格で売っているところがありました。
全くこんな時に・・・、大した根性です。
もちろん買いませんが。

と言うわけで明日も営業、皆さまのご来店をお待ちしております。

ちなみに、今日のパンの出来は最高と言えるものでした。

当面、営業続行

いや、大変なことになって来ましたね。
イベントの自粛要請、公共施設などの休館、そして学校の休校要請も出されました。

しかしながら、これらは強制力を伴っていませんし、どう受け止めてどうするかは当事者の判断にゆだねられています。
今の日本の法体系の下では、中国のような都市封鎖や外出禁止令を敷くことは出来ませんから。
その分結果は、私たち国民一人一人のリテラシーにかかっていると言ってもいいのです。

私としては、食工房をどうするかですが、当面営業は続行です。
今のところ、対応出来ると考えているからです。

でも、世の中の動向は注視しています。
情報は、政府が出すような公的なものからネット上に広がっているジャンク情報まで、一応分け隔て無くウォッチします。
そして自分で考えて判断します。

政府や各地方の行政がどんな対策を打ち出すかは、受け止める私たちの力量にも大きく関わっているのですから、この際不安に駆られて冷静さを失った行動は、厳に慎むべきと思っています。

で、この先の食工房の対応ですが、店頭に手指消毒用のアルコール除菌液が用意出来なくなったら、あるいは近隣で感染の流行が発生したら、まず店舗営業を止めます。
通販と委託卸しは続行します。

通販は、商品を段ボール箱に密閉してお届け出来ますし、現金の授受もありませんから一番安全です。
運送会社が動いてさえいれば、自分が感染しない限り止まることはないと思っています。
依託卸しも、取り引き先が営業可能な状況で、食工房も配達可能であれば続けられると思っています。

一応このような対応を考えていますが、なお状況次第で臨機応変な対応をすることは言うまでもありません。

明日は、いつものようにパンを焼いて、皆さまのご来店をお待ちいたしております。

オンラインストア で、クーポンが適用出来ない場合があるらしい件

今日いただいたご注文の備考欄に、ただ今展開中のサプライズクーポンを適用しようと試みたけれど、使用出来なかった旨記載されていました。

早速管理者ページにアクセスして確かめて見ましたが、有効設定に何の変更もありません。
何か一時的に不具合が生じたのかも知れません。
今一つ確実なところが分かりませんので、ご注文者の方にはクーポン適用分の金額を返金することでご了承をお願いしました。

で、そう言えば先月にも別な方から「クーポン適用よろしくお願いします。」と備考欄に記載があったことを思い出しました。
その時は、クーポンの適用の仕方をご存じなかったかも知れないと考え、改めてご案内申し上げました。
しかし今回の一件で、ひょっとすると何らかの理由で適用出来ないトラブルであったかったのかも知れないと思いなおしました。

これから運営サイトに問合せしますが、それはそれとして、クーポンが適用出来ないトラブルがありましたら、まずメールで食工房にご報告ください。
その場合、クーポン適用なしでご注文いただいても、その分を返金させていただきます。

もう間もなく終了することになりますが、また新たなサプライズを検討するつもりですので、どうぞご期待ください。

やっぱり、アルコールが買えない

今日、娘たちが仕入れと消耗品の買い出しに出かけました。
で、やっぱり・・・、アルコール除菌液を買うことが出来ませんでした。

店頭にお客さまの手指消毒用に置きたいということももちろんありますが、日常の業務でもよく使います。
無いと、業務にも支障が出ます。

当然メーカーは増産を図っていることでしょうが、十分な供給量に達するまでには時間もかかることでしょうから、ここ当分不自由しそうです。

それにしても大変な事態になって来たと思っています。
皆さまはどのようにお感じでしょうか。

恐怖心に駆られて冷静さを失うことはもちろん避けたいことですが、かと言って根拠もなく楽観的になるのも避けたいものです。
私は、これからしばらくの間、商売も生活も大変な状況になるかも知れないと、半ば覚悟をしています。

今この状況で一番避けたいことは、知らない間に自分が感染して、潜伏期間中に家族やご近所の方やご来店のお客様などにうつしてしまうことです。
もはや感染の機会は、そこいらのどこにあるか分からない、否、どこにでもあると考えた方がいい状況ですから、感染の状況を注視しながら、対応し切れないと判断した時は臨時休業に踏み切ることを躊躇しないと思っています。

加藤厚生労働大臣も、今日の記者会見で言っていましたが、感染拡大のスピードを抑制することは何より重要です。
それにより、ピーク時の発生数を少しでも少なく出来るからです。
発生数が医療の対応能力を超えないことは、絶対条件ですから。
国民一人一人がよく考えて、今は、国の方針に協力しなくてはならない時だと思っています。

長い一週間、明日は定休日

食工房の営業の一週間が終わりました。
明日と明後日は定休日です。

この一週間は、何故だかとても長かった印象です。
新型コロナウィルス対応で、いつもには無かった緊張感を強いられたからでしょうか。

その間も、パン焼きやその他製造の仕事は、淡々といつも通りこなしていましたけれど。
パンもとても具合よく焼けたのですが、ご来店くださるお客さまは、少なかったですね。
特に昨日今日は連休だったのですが、これはいったいどうしたの?というくらい静かでした。

今日のTVのニュースの中で、今が正念場だと言っていましたが、確かにそうかも知れません。
皆さまもどうぞご用心ください。
自分のリスクは自分で管理する、これが重要だと思います。

荒れ模様の一日、来る人も少なく

昨夜から今朝にかけて、そして今日一日、大荒れのお天気でした。
夜中に激しく屋根に打ちつける雨音に何度も目を覚まされましたし、日中は突然暗くなった空からあられが風に舞いながら降って来たり。

それでもそんな空模様の中をご来店くださる方も僅かながらありましたが、概ね静かな店頭でありました。
コロナウィルス騒ぎの影響も、少しはあったかも知れません。

それにしてもこれからしばらくの間、どんな状況になって行くのか、全く予想することも出来ません。
いつものことがいつも通りには行かないと思っていなくてはなりませんね。

一日一日気を抜かないで、地道に感染予防に努めることです。
あとは、いつも以上に健康管理に留意することでしょう。

今回のコロナウイルス騒ぎで一つ気づいたことがあります。
それは、生命はいつも緊張に耐えて生きて行くものだということ。

何もウイルスだけじゃないんですよ。
ここらには熊もいるし、猿も猪もいるし、付き合い方を間違えたら脅威になりますから。

小動物のキツネも、かわいくてきれいですけど、エキノコックスという寄生虫を宿していて(以前は北海道のキタキツネだけと言われていましたが、近年本州でも確認されています。)、潜伏期間が7~12年という恐ろしいエキノコックス症に感染するリスクがあります。

ですから、キツネが生息しているエリアで、沢の水がいくらきれいでもそのまま口に入れてはいけません。
※注~犬も感染源になり得ます。

例えばそんなふうに、自然界には多くの様々な脅威があります。
もちろん知っていれば、そして必要な注意を怠らなければ、ほとんど避けられるものばかりですが。

とは言え、今回の新型コロナウイルスはトップレベルの脅威ですから、一瞬でも油断したら負けですね。
ワクチンが開発されるまでうまくやり過ごせるかどうか、その前に感染して自己免疫を獲得出来るかあるいは命を取られるか、毎日が危険な綱渡りなのだということを忘れないようにしたいものです。

新型コロナウイルス肺炎、どうしましょう

ここ数日の動向を見ていると、新型コロナウイルス肺炎は、もはや市中に拡散を始めたと受け溜めなくてはならない段階になったようです。
すでに三次感染、四次感染が起こっているということです。

ワクチンが出来るのはまだまだ遥か先のことだし、治療法も確立していないし、私たちに出来ることは、せいぜい感染しないように注意することくらいです。

健康で体力のある方は、感染しても無症状または軽い症状のうちに治癒回復することも多いらしいですから、そうであれば幸運だったということになりますが、逆に他人にうつしてしまうリスクはないわけではありませんから、重症化するかも知れない高齢者などにうつしてしまわないよう、自らの行動には注意していただきたいですね。

そして一方、私のようにお客様相手に商売している者は、自分のことだけでは済まないのですね。
店が感染の中継地点になってしまっては大変ですから、当面出来ることは、店の入り口に除菌スプレーを置くことでしょうか。
早速実行したいと思います。

あとは様子見ですが、感染が広がり出したら、お出でくださる方も少なくなることでしょうし、もし自分自身に感染の疑いが出た時は、過たず休業の判断をしなければなりません。
なかなか難しい状況になって来たと思っています。

とりあえず明日も明後日もは営業、皆さまのご来店をお待ちしております。