投稿者「MIKIO AOKI」のアーカイブ

本日のパンも上出来

酵母種やパン生地の発酵に関し、温度と時間を正確に数値管理するようになってから、ほぼ狙った通りの結果が得られるようになりました。

と言うわけで、本日のパンも上出来でした。

お金を出してパンを買っていただくのですから、いつでも上出来が当然でなくてはなりませんが、自家製酵母の発酵はとても難しいということを以前にも申し上げています。

しかしやっとのことで、まあまあ胸を張って上出来と言えるようになったと思っていますので、これから先は皆さまの期待を裏切るようなことは、まずないと申し上げておきます。

今日も、プンパニッケルへのご注文が相次ぎ、来週分に予約で受け付けました。
本当にありがたいことだと、感謝申し上げております。
ライ麦の生産、ますます頑張らなくてはなりませんね。

今麦畑では、穂が出たライ麦がグングン丈を伸ばしています。
収穫はまだ当分先の話しですが、もうすでに来シーズンの営農計画を想い描いています。

農業は、そのくらい先を読んで動いて行かないと、望む結果に到達出来ないのですね。
いずれご報告に及びますが、壊れたトラクターの代替機のメドも立ちました。

その分また売り上げを伸ばさなくてはなりませんが、意欲は満々です。
あとは、皆さまのご愛顧ご支援をよろしく!と、お願い申し上げるのみです。

明日はいつものパン焼きです

ここ二日間ほど、良いお天気が続いています。
今日は気温も上がり、汗ばむくらいの陽気になりました。
明日も引き続き、夏を思わせる暑い一日になりそうです。
さて、食工房は二日間の定休日も終わり、明日の木曜日はいつものパン焼きの日です。
おいしいパンを焼いて、皆さまのご来店をお待ちしております。
道の駅の納品もあります。
山都町まではちょっと遠いと仰る方、道の駅なら通りすがりにお立ち寄りいただける方もいらっしゃると思います。
こちらでのご利用も、どうぞよろしくお願いいたします。

電池問題

この前申し上げましたが、獣害対策用にトレイルカメラを仕掛けています。
その数5台。

稼働用電源は単三乾電池を使います。
一台当たり8本。
5台分で、一度に40本の電池が必要です。

ついでに説明申し上げると、カメラは8本直列12Vの電圧で作動します。
精密な電子機器であるため、少し電圧が下がっただけでも動作不安定になります。
このため、電池の品質はとても重要です。

市販の乾電池を使うなら、電池の中では最高品質と言われているPanasonicのEVOLTA NEO 一択です。

そして、撮影枚数にもよりますが、これを一ヶ月の間に2~3回くらい交換しますので、毎月100本かそれ以上の使用済み電池が発生します。

当然のことながら、電池代の負担がどれほどになるかお察しください。
Amazonなどで販売されている超低価格の乾電池は、すでに何度も試しましたが、容量が小さくてすぐに電圧が降下しますので使えません。
結局、コスト的にもかえって高上りな結果になってしまいます。

そこで出て来たのが充電式の電池です。
しかし、日本国内で製造されているのは、ニッケル水素タイプのものばかりで、これは規定電圧が1.2Vで8本直列だと9.6Vしか出ないのですね。
これでは電圧不足でうまく動作しません。

そこで、登場するのがリチウムイオンタイプの1.5V定電圧電池です。
実はこれは、中国製のものしかありません。
と言うか、中国のバッテリー技術は、すごく進んでいるということなのですね。

多少の躊躇はありましたが、このタイプの電池の性能の良さに魅かれて、8本×4組を導入しています。

当初、容量はやっぱりEVOLTA NEOには敵わないと思いましたが、最新のものは容量的には同等か上回るくらいの性能があります。
価格は、1本1,000円近くもしますが、EVOLTA NEOがどんなに安くても93.3円/個ですから、充電回数10回ちょっとで元が取れることになります。
そしてその後1,200回くらいも繰り返し使用出来るそうなので、今後はこれ一択になりそうです。

最後にこれが意外に大きな理由だったいうのが、大量の使用済み電池の処分が煩わしかったということです。

明日5/13と明後日5/14は、定休日

今日は5/12月曜日、食工房の営業の一週間が終わり、明日と明後日の二日間定休日です。

明日は、久しぶりに晴れるようです。
このところ本当に雨が多くて、まるで梅雨のようです。

草の成長が異常に速く、草刈りが全く追い付きません。
電気柵の沿線などは除草剤も併用するのですが、それでも間に合いません。

明日の定休日は、草刈りと電気柵の設置で一日終わりそうです。

もうほとほとため息が出る気分なのですが、そうも言っていられません。
草に負けたら、次は獣にも負けるという結果が待っています。

ま、やります!がんばります!
こう宣言することで、後には引けない決意の証としておきます。

今のところ静か

獣害の話です。
それも、ここ中島の圃場限定です。

周辺では、イノシシの害が出始めています。
設置したトレイルカメラ5台のうちの1台が、少し離れた国道の向こうの山の上にあるのですが、そこは何度もイノシシが出没していてその姿を捉えています。

いずれこちらの圃場の側にやって来ることは確実ですが、今はまだ現れません。
その間に電気柵を完成させなくてはならなないのですが、まだまだ時間がかかります。

一方クマは、一度肉眼で視認した以外、出没の証拠はどこにもありません。
トレイルカメラは、今日は5台のうち2台がキツネとタヌキの姿を捉えていたのみで、クマもイノシシもノーヒット。

昨年の記録に照らすと、時期的にまだちょっと早いみたいですが、どこかにいることは間違いありませんので、それを見つけたいのですね。
かと言って、私は狩猟者の経験はありませんので、危険な山の中まで深追いすることは出来ないのです。

一方、自分の生活エリアを獣たちの侵入から守ることは、しないわけには行かない絶対的要件ですから、そのために何が出来るか常に模索しています。
私も、あと20年若ければ、狩猟免許と銃砲所持に挑戦するのに・・・と、悔しい思いの毎日です。

指名手配中!

画像クリックで拡大表示します。

物々しいタイトルを付けましたが、クマの話です。

先日5/3のことだったのですが、夕方6時過ぎのまだ明るさが残る時間、畑の外れにクマが現れました。

私がこの目で発見した時、クマはクルミの木の下でお食事に夢中で、周りへの警戒を忘れているようでした。
その後軽トラが近づいて来る気配に気づき、一目散に藪を漕いで一段上の畑へと上って行きました。

その時に体全体が良く見えたのですが、大きさなどからして親離れして一年経ったくらいのジュニアクマだと思われます。
その方向に追い払い用の爆音煙火を打ち込んでから、上の畑に回り込んで探索しましたがすっかり気配を消して隠れてしまったようでした。

早速、そのクマを狙ってトレイルカメラを配置していますが、まだ姿を捉えることが出来ません。
全部で5台設置していますので、いずれどこかで尻尾を捕まえることが出来ると思っています。

若くて好奇心が強いクマが人の生活エリアの中にいることは大変よろしくないので、トレイルカメラの映像が撮れたら、資料と証拠を揃えて駆除要請を出すつもりです。

プンパニッケル、多数ご注文

プンパニッケル

プンパニッケル 1本630円

明日はいつもの土曜日のパン焼きです。
明日のパン焼きでは、プンパニッケルの数が突出して多くなりました。
その数18本。
ご注文が重なり、しかもお一人で6本という方もいらっしゃいます。

紙版・飯豊の空の下から・・・ の最新号で取り上げて、皆さまのご注目を集めているらしく、ゴールデンウィークの頃から、急に売れ行きが良くなったような気がします。
昨日のパン焼きでも10本焼きましたから、これで今週は28本焼くことになります。

自家産のライ麦のストックがどんどん減っています。
否、これはこれでいいことです。
それでも、今年の収穫までは何とか持つと思います。

ライ麦ごはんの素も手堅く売れていますので、今後はさらに作付けを増やすことになりそうです。
長年目指して来てやっと実現したライ麦の完全自給です。
ここに来て、さらにいい流れになって来ているみたいです。
がんばります!

年寄りは、体を冷やすな その3

高齢者にとって、体を冷やすことが殊更健康に良くないということを、これまで何度か申し上げています。
今日は、その3です。

私も70代に入り早や3年余りが過ぎました。
これから中半に入るわけで、この頃自覚していることが一つあります。

それは、冷たい布団に入ってもなかなか体が温まらないということです。
エネルギーレベルが下がって来ているということなのでしょうね。

冬など、以前は湯たんぽを使っていましたが、昨年から電気毛布を使用しています。
就寝前に1時間くらい予熱しておけば、布団に入った瞬間から全身が温まりますから、すぐに熟睡出来ます。

よほど寒い時でなければ、就寝時にスイッチを切っても大丈夫。
夜中に冷え込んで来て目が覚めるようなら、またスイッチを入れて温めます。
おかげさまで、この冬も体調を崩すことなく乗り切りました。

しかし、意外に油断出来ないのが暖かい季節になってからです。
ちょっと暑い時などに、ひんやりして気持ちが良いからと薄着にしていると、気付かないうちに体を冷やしてしまっていることがあります。
運動して体を動かして体が火照っている時など、かえって油断が出来ません。
痩身の私は、こんな時に急に腹の具合がおかしくなって気が付くということがよくあります。

ですから最近は、頭でそのことを理解して、ちょっと汗をかくくらいでも一枚多く着たり腹巻をしたりしています。
これからさらに高齢になると、もっともっと気を付けていなくてはならない毎日になると思っています。

令和の米騒動

米の価格が高騰していると、毎日のように報道されています。
称して「令和の米騒動」だと。

それを聴きながら、私は少し違うことを考えています。

米の価格は、これまで安過ぎたのではないか、そしてこのことは米だけでなく農産物全体の価格が適正かどうかということ、農業の産業としての位置づけは正しいのか等、様々な問題を孕んでいると思っています。

何しろ問題は広範な内容を含んでいると考えていますので、米に関して、今回一つだけ取り上げて申し上げて見たいと思います。

皆さまもご存じのとおり、米作りの現場は水田です。
そして水田は大量の水を必要とします。

ですから、日本中の至る所に灌漑用の施設があります。
大きな水路から各水田に至る小さな水路まで、それらは私たちが日常使っている上水道と同様な巨大インフラです。

そしてこの水路の大方が開かれたのは、江戸の昔にさかのぼります。
あるいはそれよりさらに昔のものもあります。

その昔、米が何物にも勝る価値そのものであった時代、権力者たちは米の増産をはかるため、至る所で一大水路事業を敢行したのですね。
以来何百年もの間使われ続け、今でも大きく米作りを支えています。

しかし、こうした貴重な遺産も、何かの災害等で損なわれることもあるのです。
実際、この近所でも災害などで水路が壊れたのを機に、米作りを止めてしまった水田が沢山あります。

復旧するには巨額の費用がかかり、現状の米の価格では元が取れないというのが、まず一番の判断理由です。
そのようにして、今次々と水田が失われて行く現状があります。

そうして考えた時、今までの米の価格は、水路インフラの更新など全く考えに入れることなく決まって来たということが分かります。
他にも、考慮されていないコストが沢山あるというのが、今の米作りであり農業だと思います。

今ここに来て米が足りないと騒ぎになっていることを考えれば、米の価格は本来もう少し高くても良かったのではないでしょうか。
高騰していると言われる今の価格が、今後の価格のベースになるのではないかと思っている私です。

ゴールデンウィーク終わりましたね

家族

ライ麦畑でパパが孫の写真を撮る、それを爺の私が撮る

今日の食工房は、定休日休業とさせていただきましたが、世の中的には今日がゴールデンウィークの最終日でした。
今日もUターンラッシュが発生していたようですね。

そんな中、4日の日に訪ねて来て2泊過ごした3番目の息子と連れ合いと孫2人が、今朝茨城の自宅へと帰って行きました。

今年のゴールデンウィークは、お天気が不安定で晴れと雨が交互にやって来て、ちょっと影響があるかなと思っていましたが、人の出は凄かったようですね。

コロナ禍の影響も、最早ほとんど感じられませんでした。
ま、それはそれで良かったと思っています。

おかげさまで、期間中はいつもに比べればずっと多いお客さまのご来店があり、売り上げも上がりました。

この後も、5月いっぱいは過ごしやすい陽気で、蚊やアブなどの虫もまだいませんから、屋外で気持ち良く過ごせます。

引き続き、皆さまのご来店をいただければ、ありがたく幸いに存じます。

明日もう一日定休日で、明後日から営業再開です。