投稿者「MIKIO AOKI」のアーカイブ

いい香りがしていたと思います

今日のパンは、また特別良い出来でした。
酵母の熟度がピッタリはまったという感じでした。

最近は、よほどしくじらなくなりましたが、それでも少しくらいのバラツキはどうしても避けられません。
今日はその範囲の中では一番良い方に振れたということですね。

焼き上がりの頃は、店内、店外ともにいい香りが漂っていたことと思います。
食パンやロールパン、またプンパニッケルなどの切れ端を試食してみましたが、娘も親指を立ててOKのサインを出していました。

そして明日は、スコーン焼きです。
これはこれで、また全く違うノウハウがあり、作業環境から切り替える必要があります。

今度はドゥコンディショナーではなく製氷機が活躍します。
氷が沢山必要ですから。

食工房のスコーンも、開業以来№1の人気商品です。
明日ご来店いただければ、コーヒーと一緒に試食品をお召し上がりいただけます。

皆さまのご来店、お待ちしております。

スコーン

上手に焼き戻せる方法があります。
パンフレット差し上げています。

明日は、パンを焼きます

明日は、定休日明けの木曜日、まずはパン焼きから始まります。

自家産のライ麦やスペルト小麦を、全粒粉に自家製粉して配合している、堅焼き黒パンやスペルト小麦丸、プンパニッケルが、食工房の一押しメニューです。

そして自画自賛になってしまいますが、食工房のパンは香りが良いのが特長です。

通販をご利用の多くの方が、異口同音に仰っているのは、「箱を開けた時、素晴らしい香りに感激した。」の一言です。

また、納品先でコンテナのフタを開けた時も、同様な反応があります。
店頭でも、タイミング良くご来店のお客さまは、いい香りに食欲をそそられた覚えがおありのことと思います。

明日も、いい香りを漂わせておかなくちゃ!ですね。
コーヒーの香りもプラスして、皆さまのご来店をお待ちしております。

次々とご注文いただいております

このところ、次々と通販のご注文をいただいております。
補充した焼き菓子類も、すぐに在庫が減って行きます。
何とかご要望にお応えしようと、がんばっているところです。

今日は、商工会に融資の相談に行きました。
トラクター購入に必要な資金を調達出来るかどうか、まずはいろいろな条件を加味して、今後の事業計画と返済計画を立てなくてはなりません。
中古車になるか、新車になるか、難しい判断になると思います。

いつまでも、なかなか楽にはなりません。
田舎で悠々自適なんて、私にはあり得ませんね。

まあ、それでもいいと思って選んできた道ですから、愚痴は言いません。
がんばりますよ!

皆さまのご愛顧、ご注文そしてご来店、大歓迎でお待ちしております。

あっという間の一週間

先週、高知から帰って来た日から一週間になろうとしています。
時間が経つのが速いこと!
忙しい毎日が再開したのですから当然なのですが、ちょっと目が回りそうです。

この忙しさに感けて、健康維持のために時間を割くことを忘れたら、それこそ元も子もありません。
体操したり歩いたり、欠かすことの無いよう、うんと気にしています。

そうそう!あの通信の記事を読んだ多くの方から、反響をいただいています。
健康維持は、私の年代にとって何より一番の関心事なんだなと、改めて確認しました。

さて、明日火曜日と明後日水曜日は定休日です。
あいにくお天気は最悪のようです。

ま、ここで恨み言を言っても始まりませんから、出来ることをやりましょう。
とりあえず、今日はお終いです。

ご来店御礼

昨日と今日、肌寒いものの日差しは明るく、季節は春だなと感じました。
冬の頃とちがって、最近はご来店のお客さまのお顔も、度々拝見するようになっています。

そんな中、あるお客さまは食工房の通信をご覧になり、トラクターが壊れたことを知ってわざわざパンを買いに来てくださったとのこと。

いやー、もううれしかったですね。
これですぐにトラクターが買えるわけではないにしても、気持ちが前に向きますね。
「頑張ろう!」という気になります。

今、品数がちょっと少なくなっている焼き菓子類の補充に注力しています。
ナッツクッキー、ジンジャークッキー、ブラウニー、バタービスケット、どろんこクッキー、次々棚に並びます。

明日も、皆さまのご来店をお待ちしております。

高知のおみやげ

ごっくん馬路村

「ごっくん馬路村」は、ゆずドリンクの元祖です。

忘れていたわけではないのですが、今頃になって間の抜けた告知になります。

高知に出かけた折、皆さまに差し上げようと、お土産を仕入れました。
柚子ジャムと柚子マーマレードでおなじみの馬路村の看板商品「ごっくん馬路村」です。

これを、店頭にて1,000円以上のお買い物をされた方先着30名さまに、一本ずつ進呈しています。

すぐ無くなるかも知れません。

明日も、皆さまのご来店をお待ちしております。

日が長く、暖かくなって来ました

私が高知に出かけていた一週間の間に、全く信じられないほどの早さで雪が融けて消えていました。
麦畑はほとんどすべて雪が消え、緑色になっていました。

周辺の雪も大方融けましたから、ここで獣たちが出て来たら嫌ですね。
電気柵は、まだ稼働出来る状態ではなく、復旧には最低でも一ヶ月くらいはかかります。

ま、ここで気を揉んでいても仕方ありませんので、状況に任せて置くしかありません。
今のところは大丈夫です。

さて、お彼岸を過ぎて日も長くなり、気温も上がって来ています。
水道水の温度も、真冬の頃よりは少し上がりました。

酵母の調製は、いつも同じ温度と時間をキープしますので、その時々に合わせて温度調整します。
瞬間湯沸かし器の調節つまみの位置が大分変って来たことが、季節の変化を反映しています。

作業空間の室温を維持するのも楽になりました。
今、ちょうどいい季節になって来たというところです。

明日はまたパン焼きです。
具合い良く発酵が進み、おいしいパンが焼けるはずです。
皆さまのご来店をお待ちしています。

これからは、都会で獣害が深刻になるだろう

これまで、獣が住んでいるのは専ら山の中で、獣害はそこに近い農山村特有の現象だと理解されて来ました。

しかし近年、皆さまもご存じのとおり、多くの人が生活しているはずの領域にも、獣たちが頻繁に出没するようになり、害を及ぼす事例が後を絶ちません。
大きいものでは、クマ、イノシシ、シカ、サルなど、小さいものではタヌキ、イタチ、ハクビシンなど、種類も個体数も増加傾向にあります。

さて、私の居住地である当集落は、いわゆる中山間地であり、獣の出没や被害に関しては先進地です。
もう十年以上も前から農地へ被害が顕著になり始め、今では対策無しにはどんな作物も作ることが出来ません。

電気柵はその筆頭に上げられる対策で、確実な効果がありますが、維持管理には多くの時間と手間がかかります。
また設置困難な場所もあり、決して万能ではありません。

また、爆音花火(動物追い払い用煙火)やロケット花火、爆竹などを用いて追い払いもしていますが、直ぐに学習されてしまうので、やらないよりはずっといいですが効果は限定的です。

そして最終的手段として、罠を仕掛けて捕獲、駆除も進めていますが、到底被害が無くなるまでには至りません。

結果、この先ずっと、獣たちとの戦いが日常化することを受け入れたというのが、私や周りの方々の獣害対策の現在地です。

そんな状況下で、ここ20年くらいを過ごして来た私が気が付いていることがいくつかありますので、お話し申し上げます。

近年、動物愛護の世論が功を奏してか、野生動物の個体数は種類を問わず増加傾向にあります。
彼らは、それぞれに生存の場所を求めて生息領域を次々と広げています。
そして行く先々で、人間と出会い軋轢を生じます。

一方、凡そどんな種類の獣についても言えることですが、出没に対応して何らかの対策をすれば、より対策の弱いところあるいは未対策のところへと移動して行く傾向があるということです。

それらのことから分かるのは、都会の住宅地などでは、獣害対策はまずやり難いということが一つ、それから人々の意識もなかなかそちらには向かないだろうということ、そうした理由から獣たちにとって都会に生息するのは容易いことだと映る可能性があるということです。

一方、都会に暮らす方々は、獣害対策など警察や行政のすべきことと考えるでしょう。
自分たちの出来ることなど、ほとんど何もないと感じるでしょうから。

しかし、先進地の我々は分かっています。
それでは、獣害対策はうまく行きません。
やはり、そこにいる住民の方々が自分のこととして行動しないことには、何の成果も上がらないでしょう。

それらのことを総合すると、都会は今被害の洗礼を受け始めたところであり、これから深刻さが増して行くものと思われます。
世論や法律が変わるまで、その解決は困難を極めると思います。

中山間地の私たちが決意しているのは、その間にも出来る限り被害に遭わないよう、出来ることは何でもするということです。
何しろ、命が懸かっているのですから。

相次ぐ山林火災に思うこと

先月、岩手県大船渡市で大規模な山林火災があり、その後今度は今月になって愛媛県と岡山県そして宮崎県と、相次いで山林火災が発生し今なお延焼中です。

それらの原因と今後の影響などについては、これから検証が進むものと思いますが、中山間地に暮らす私の感想を少し申し上げて見ます。

まず第一に指摘したいのは、山が荒れているということです。

荒れているというのは、人の手が入らなくなったことを現わしています。
奥山の原生林と違い、今回火災になった人里に近いいわゆる里山は、人の手が入り管理されて来た領域です。

それがいつの頃からか放置されるに至り、今では中に踏み入ることも容易ではない状態になっています。
そういった山林の中は、落ち葉や枯れ枝が積もり、蔓に絡まれ枯れて倒れた樹々が折り重なっていたりします。

そういう状態の場所に、何らかの原因で火がつけば、そこら中に焚き付けが散らばっているのですから、あっという間に燃え広がるのは当然です。

今、日本全国至るところ、里山はそのような状態にあると言えます。
山火事を防ぐには、逆にそうしたものを上手に燃やして片付ける以外方法はありません。
実際、昔から人はそのようにして山の中を管理し、長い年月を経て美しい里山の風景を作り上げて来ました。

しかし今に至って、その計らいが全く無くなってしまいました。
火を使いこなす術も、もはや失われてしまいました。

そして危ういことに、これからは、マッチ一本でいつでもどこでも大きな山火事が起きる可能性があります。

これは、ただ事ではないということを、銘記しておきたいと思います。


明日は、平常通り営業します

私が高知に出かけている間、一部の製品を提供出来なかったりしてご迷惑をおかけしましたが、明日はいつも通りのパンが焼き上がります。
店頭コーヒーサービスの用意も整えて、皆さのご来店をお待ちしております。

高知に出かけておりました

私、ちょうど一週間前から本日まで、郷里の高知に出かけておりました。
その一週間のことは、今回プライベートな内容が多くなりますので、とくにご報告申し上げません。

今日は、朝一番に高知を出発し、新幹線を含む鉄道を利用して、夕方喜多方まで帰って来ました。
そこで実感したのは、日本の国の広さと交通機関の速さでした。

今朝高知を出発した時、車窓から見えたのは水を張った田んぼでした。
代掻きが終わったところやすでに田植えが終わったところもありました。

そして夕方、会津に差しかかった列車の車窓に飛び込んで来たのは、まだ雪に覆われた田んぼでした。

その広さを実感する一方、1,000km以上にもなる道程を10時間余りで駆け抜ける交通網の完璧さにも驚きます。

新幹線は、上下ともに5~6分毎に1本の列車が時速200kmを超えるスピードで行き交っているのですね。

いやー・・・、何も考えなくても、これは凄いことです。

さて、明日からはまた職場復帰して、がんばります。

ではでは。