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ロケット花火発射管

定休日の今日、お昼過ぎまで雨模様でした。
予定通り朝寝をして、午前中は大したこともせずに過ぎてしまいました。

午後は、家の中の模様替えをして、これまでリビングルームに置いていたソファを撤去し、代わりにこたつを入れました。
天井が高くなり、部屋も広く使えていい感じです。

その後は、気分の変わった部屋で音楽を聴いて過ごしました。
おかげさまで、少しリフレッシュ出来たような気がします。


獣害対策

ロケット花火発射管~長さの違うもの(55~80cm)を作ってみました。
左端は、花火収納筒(中に花火と一緒に乾燥剤が入っている。)


獣害対策

ロケット花火をセットしたところ
導火線が見えているのが分かるでしょうか。


獣害対策

ロケット花火収納筒の中
一番奥に乾燥剤が仕込んであります。


獣害対策

大きな音が出るものを探して購入
ただし、中国製で不発割合が高いのが難点


獣害対策

着火用ライター
左のマイクロガストーチが特におすすめ


獣害対策

動物駆逐用煙火~玩具花火ではないので、取り扱いは特別な注意が必要(危険) 左側5連発、右側3連発

それで実は昨日の記事にしようかと思っていたのですが、ロケット花火打ち出し用の発射管を沢山作って写真も撮りましたので、今日紹介する次第です。

ロケット花火は珍しくもありませんが、これを手軽に且つ安全にしかも狙った方向に正確に打ち出すのは案外難しいのですね。
そのための発射管を作って利用しています。

いままで持ち運びの簡便さを重視して長さを抑え50cm以内にしていましたが、これだと今一つ初速が低く軌道も不安定です。
そこで、60cmのものと80cmのものを作って試してみました。
やはり長い方が、格段に初速が上がり飛距離も伸びますね。

また着火時に、当初「チャッカマン」を使っていましたが、先端に煤が付いてすぐに着火不良を起こすので、度々せっかくの発射のチャンスを損なっていました。

今回、マイクロガストーチなるものを見つけて購入しました。
これなら着火不良は無くなりそうです。

発射管本体は、水道配管に使う塩ビ管製です。
20mmφのVP管を使用
片端をメクラ栓で塞ぎます。
着火用に、花火の導火線が来る位置にドリルで穴を開けます。

使う時は、ロケット花火の火薬部分を上にして1本上から落しと込みます。
導火線が穴の中に見えているのを確認して、火を点けます。

飛ばす方向に向けて発射を待ちます。
この時、着火口が顔の方に向かないよう注意します。
※火の粉が飛ぶことがあります。

時々不発だったり、逆に筒の中で破裂することも稀にありますが、上からのぞき込んだりしない限り危険はありません。
発射をしくじった時は、筒を下向きにして花火を排出させるだけです。

あと、塩ビ管製なので、何発も連続発射を繰り返すと、熱で変形して曲がってしまうことがありますので、適当に冷やしながらやります。
簡単な仕掛けですが、すごい勢いで真っ直ぐに飛びます。

ちなみにサル追い用などに使うには、笛の音がせずに破裂音だけのものの方がいいです。
それも、出来るだけ大きな音が出るものを見つけます。

火薬量が表示されているものもありますので、玩具花火の規制限界量ギリギリまで入っているものを選ぶと良いと思います。

私が見つけたものの中で一番威力があったのは<こちら>です。

中国製で不発割合がそこそこありますが、破裂音は他に類を見ないくらい威力のある音がします。80cmの発射管で50mくらい飛びます。

明日と明後日は定休日です

毎度申し上げて恐縮です。
明日12/12(火)と12/13(水)の2日間、食工房は定休日休業です。
お間違えのございませんよう、よろしくお願いいたします。

それからシュトレンですが、ご注文の締め切りを15日としていますが、予約数の枠を残り20個で終了といたします。
これが完売した場合は、15日を待たずに終了いたします。
ご用の方は、お急ぎください。

さて、明日のお休みは何をしようかと思案しています。
外の仕事はいろいろあるのですが、お天気が良くないようです。
この先も、日本海側特有の冬の空で、雨または雪そして曇りがちの日が多くなります。

デスクワークも当然山積みなのですが、どれから手を付けようか・・・というところ。
いずれにしても、明日になって見なければ分かりません。
間違いないのは、朝寝をすることでしょうか。

ではでは。

年末の実感なく年末

早やもう12月も半ばに差しかかります。

シュトレンのご予約ご注文の締め切りは、12/15です。
すでにいただいたご予約分は、ただ今出荷ラッシュです。

そんな慌ただしさの中にいるのですが、何と言うか年末の実感が今一つありません。
以前なら、これで今年も終わり・・・、来年はどんな年に・・・、と何かしらの感慨があったものですが、それがさっぱり無いのです。

うーん、歳を取って感性が希薄になったのかしら?
否、そうじゃありませんね。

ウクライナ戦争、中東ガザの争い、その苦悩は、どちらも年の区切りなんて関係なく続きます。
翻って足元を見れば、獣たちの氾濫、日々の対応に年の区切りは関係ありません。
そんな事どもにずっと頭の中を占領されているからかも知れません。

でも、それじゃあいけませんね。
ちゃんと一年の締めくくりをして、新年の抱負も持つようじゃなくては。

仕事が一段落したら、少し心を静めて内省の時間を取りたいと思います。
その時は、ブログもお休みするかもです。

パン焼きの最中、サルが来る

今日は、早朝3時から作業場に入り、パン生地の仕込みをしてお昼前には一部が焼き上がり、作業を続行していました。

開店時間になり、お客さまが見えて仰ることには、「高野にサルがいましたよ!」と。

何!というわけですぐにも駆け付けたいところですが、今日ばかリはそうは行きません。
そこですぐ近所の方に電話して、対応してくれるようお願いしました。

全く、サルの奴!こっちのスケジュールを知ってるのか!と思うくらい正確に木曜日とか土曜日を狙って来るのですね。
否、単なる偶然なのでしょうが、うまく出来過ぎです。
こちらが手が出せない時に限ってやって来るというこの間の悪さ!

仕事が一段落してから様子を見に行きましたが、途中近所の方が言うには、空き家になっている家の屋根に、家がつぶれそうなほど沢山サルが上っていたとか。

道端の柿の木の下は食い散らかしがいっぱいで、路面がオレンジ色になるほど。
サルは、本当に汚い喰い方をするのです。

それにしても、一昨日来て他へ行ったと思ったら二日後にまた戻って来るというのは、約束違反だろう!・・・と言っても通じないか・・・・。

とにかく、サルもかなり人馴れして来ています。
良くありません。

ここらで一度痛い目に合わせないと、どんどん調子に乗って来るのは目に見えています。
今日みたいに十分な対応が出来ないことがあると、サルはそれを学習して警戒レベルを下げます。

次は、もっと大胆に侵入して来るでしょう。
こちらとしては、待ち伏せして懲らしめるくらいの作戦を立てて臨まないことには、ほとんど勝ち目はありません。

いつまでもキリの無い対応をしていることを「いたちごっこ」とよく言いますが、それどころじゃありません、サルは本当に質が悪いです。

今日は、パンの出来も良かったし気分は上々のはずでしたが、サルのおかげで憂いが残りました。
明日は、どんな一日に・・・。

サル対応、鉄則

予想通り今日、サルの群れは川向の東向地区に現れました。

お昼頃、追い払い用の3連発爆音煙火の音が2回聞こえました。
ちょうどお昼休みにするところだったので、応援に駆け付けました。

行ってみると、まだ畑の端をサルの群れが裏手の山に向かって移動しているところでした。

数人の方が出て来てその様子を見ているところでしたが、私が車から降りて追い払いの支度を始めるとにわかに慌ただしく裏の山に向かって走り出し、林の中からボス猿と思しき威嚇の吠え声が聴こえ、激しく木を揺すっていました。

明らかにこちらを認識しているようです。
花火を用意して、歩いてサルの群れの方にどんどん近づいて行くと、少しずつ林の奥へと逃げて行くのですが、追った分だけ逃げて距離を保つのですね。
こちらのやることをもう見破っているのだと思います。

どうにか花火が届く距離まで近づいて何発か打つと、また少し距離が開くところまで後退し、木の上に登ってこちらを見ています。
彼らも、私が藪を漕いで木の上まで上って来ることは出来ないのを、とっくに見抜いています。
ただ花火が自分の方に向かって飛んで来て大きな音を立てるのが嫌なのです。
ま、限界はありますが、今のところこうやっていつも追い払うより他に方法はありません。

で、サルへの対応にはいくつかの鉄則があります。それは、全国あちこちの自治体などでも提唱喚起していて、良い例がいくつかありましたのでリンクを貼っておきます。
★「”集落みんなで取り組む” サル追い払いのポイント」米原市ホームページより
★「追い払い・誘因物対策のススメ」京都府ホームページより
是非ご覧になって、獣害対策の考え方の基本をご認識ください。
ついでと言っては何ですが、私の過去記事もご覧いただければ幸いです。
★「猿、続けて現れる」2017年8月31日の記事

さて、明日はまた営業モードに戻ります。
パンを焼きます。

お天気はちょっと微妙かも知れません。

皆さまのご来店、お待ちしております。

久しぶりだな、サルども!

この前サルが出たのが11/22でした。
そして12日ぶりに、今日またサルが出ました。

ご来店くださったお客さまが、こちらへ来る途中サルの群れを見かけたと仰るので、詳しく場所を伺ったところ高野圃場の周辺と分かりました。

直ぐに上の娘と一緒に花火を持って駆け付けました。
食工房旧店舗のあたりに数匹のサルの姿が見えましたので、早速追い払いにかかりました。

建物の屋根の上にも数匹上っていて、私たちの姿を認めると慌てて駆け下りて裏手の山に逃げ込みました。
それを、ロケット花火を発射しながら追って行くと、さらに裏手の国道を越えて奥の山へと移動して行きました。

今度は国道の方に回って、電線の上を渡って行くサルめがけてロケット花火を打ち、そこからさらに後ろの山に向かって追い込みました。
相当な数の群れで、多分50頭以上100頭近くもいたかも知れません。

一時至近距離まで追い付いた時、ボス猿が吠えて威嚇して来ましたが、もちろん吠え返してすかさず花火を打ちました。
結局、あちらこちらで叫び声を上げながら逃げて行く様子だったので、そこから先は引き返して来ました。

それがお昼頃の騒ぎでしたが、午後いらしたお客さまが、今度は隣接する本木地区で多数のサルが畑を荒らしているのを目撃したと教えてくれました。

つまり、私たちに追われたサルは、次にその地区に移動して行ったようです。
だいたい毎回お決まりのコースです。

今夜は本木地区の山の中で夜を明かし、明日は松坂地区に出没するでしょう。
そこで追い払われて東向地区へ、さらにそこでも追い払われて辰ヶ原地区へ、そして次は川隅地区へ、さらに寺内地区か須谷地区へ、そこから白子地区へ戻ってそしてまた高野地区にやって来るわけです。
一巡するのにだいたい10日以上かかるのですね。

しかし、追い払われながらも餌には全く困っていないようで、皆ツヤツヤとした毛並みで血色も良く丸々と太っています。

そして驚くのは、子ザルの数の多さです。
否、ものすごい勢いで増殖していますね。
こんな調子では、いずれ防ぎ切れなくなりそうです。

昨日、仕事が出来ると喜んだのも束の間、今日はサル対応で時間を取られてしまいました。

それで、不可能は分かっていて言うのですが、もし今日私が銃を持っていたら、ざっと想像しただけでも20頭は仕留められたと思います。
仮に、それだけ駆除したところで、焼け石に水みたいのものでしょうが。

さてさて、とんでもない一日でした。

明日と明後日は、食工房は定休日休業です。

クマがいなければ、仕事が出来る!

とりあえず、クマの出没は遠退いています。
イノシシも来ません。
サルも、来るとしても1週間から10日に一回くらいで、ここしばらく見ていません。

そんな状況ですから、周辺の見回りも簡略化しています。
その分、ちゃんと食工房の仕事をすることが出来ます。

昨日も今日も、朝から日の暮れまで順調に仕事をこなせたおかげで、クッキーやケーキなどの焼き菓子も充実して来ました。

いや、クマがいないというだけで、こんなに仕事が出来るんだ!と驚くと同時に、出来ることならクマの奴に損害賠償を請求したいものだと冗談を言っています。

これが本来でしょう。全く!
獣たちとの関係に何の緊張感も持たなくて良いとは言いませんが、今の状況は異常です。

安心して仕事や生活が営める環境は確保されるべきです。
それが何より最前提です。
いくら動物愛護が大事と言われても、そこは譲れません。

クマの冬眠に対する認識を改める

クマは冬眠する動物だと、誰もが知っていてそう思っているのですね。

冬眠と言えば、カエルや蛇も冬眠します。

彼らは我々哺乳類と違って変温動物なので、冬になると体温を限界まで下げて仮死状態になりエネルギー消費を抑えて寒さをやり過ごします。
ですら冬眠中は、ほとんど死んでいるのと同じで、外からの刺激には反応しません。

一方クマの冬眠は、実は冬眠というのは正確ではありません。
うとうと眠っている時もありますが、ほとんど覚醒していて、もし外界から脅威を感じることがあれば即戦闘態勢に入ることも可能です。

また、メスはこの期間に出産して、超未熟状態で生まれた赤ちゃんを、春までに自分で歩けるくらいまで成長させます。
その授乳に必要な栄養も自分の体に確保しているのですね。

そういう意味で、クマの冬眠は「冬ごもり」と言う方が当たっています。

ですから、冬眠に入ったからと言って、クマの危険が一切無くなるわけでは無いのですね。
我々も、すっかり安心しているわけには行かないということです。

まわりに餌になるものもなく、電気柵も効かない雪の季節にクマが出て来たら、危なくてどうにもなりません。
正直、お手上げです。

12月になった今でも、相変わらずクマの出没のニュースが伝わって来る現状に、一体どうやって対策したら良いのか、頭を抱えています。

否、どうすればいいかは、分かっています。
狩猟によってどんどん獲って行けば良いのです。
そうやって圧力をかけて行く以外に方法はありません。

しかし・・・、分かっていてもそれが出来ないのですね。
どうすれば良いのでしょうか?

ウクライナ支援、継続しています

ロシアがウクライナの首都キーウに侵攻してから645日が経ちました。
戦時下に置かれた人々にとって、この時間がどれほど長く感じられるか、想像を絶します。

そしてもはや、ロシア軍は狂気に取り付かれたゾンビの集団に見えます。
自軍の損失を全く省みず、何人死んでも敗北だけは絶対に認めず、「消耗戦なら数が多い方が必ず勝つ。」の論理で突撃を繰り返しています。
実際、じわじわと押されている戦線もあるのですね。

狂気を相手にするのは、それだけでこちらのメンタルがやられます。

ロシアは、ウクライナ人をウクライナと言う国もろとも地上から消し去ることを目的にしています。
ウクライナは、その狂気に向かい合って戦わざるを得ないだけです。

最初からこの戦争はその意味において非対称です。
ロシアがどのような言辞で正当化しようとも、ロシアに正義はありません。

ですから私は、ウクライナを支持し支援します。
私の心は、いつもウクライナと共にあります。

何故なら、それはこの戦争の行方が、この日本の私たちの未来に直接かかわるからです。
この国の安全保障を、平和を、真剣に考えているのです。

今月も100USドルを送金しました。
皆さまにお買い上げいただいたひばりのパンの売り上げやお寄せいただいたお志などを合わせたものです。

今後もずっと、この戦争がウクライナの勝利に終わるまで、支援を続けて行きたいと思います。

皆さまのご協力、どうぞよろしくお願いいたします。

明日の朝は、白くなっているかも

雪の予報が出ています。
今夜遅くに一瞬らしいですが、多分明日の朝は、まわりは白くなっていることでしょう。

もうそういう季節になっているのですから、いつ降っても不思議はありません。
ただ、夏以降いつまでも暖かかったので、ここに来て急に真冬の寒さになるのは、衝撃が大きいですね。

これでもう、クマも穴に入ったでしょうか。
一時休戦です。
ただし、イノシシとサルは冬眠しませんので、戦いは続きます。
今のところまだ出没しませんが、ニホンジカもいるので、警戒しています。

さてさて、獣たちに振り回されながらも、本業は疎かにしていません。
明日は、パン焼きです。

収穫の恵みパンセットのご注文をいただいていますので、それに組み込むパンの仕込みが多くなっています。
おいしいパンを焼いてお届けまたお渡ししたいと思います。

お天気は優れないようですが、明日のご来店を心よりお待ちしております。
どうぞよろしくお願いいたします。