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明日と明後日は定休日です

毎度申し上げておりますが、明日火曜日と明後日水曜日は、定休日となっております。
お間違えのございませんよう、よろしくお願いいたします。

全く、一週間の経つのが早いと感じます。
明日もお天気が良ければ、先週の続きで外仕事になるかと予定しています。
ただ、あまり頑張り過ぎると翌日あるいは翌々日まで疲労が残りますので、やっぱりほどほどにして置こうと思います。

総会も無事終わりましたし、確定申告も終わっていますし、あとは「紙版・飯豊の空の下から・・・」の編集を再開したいな・・・と思っていますが、外の仕事も待ってはくれませんし、いよいよ忙しくなって来ました。

ま、体が動くことだけが幸いと言うか、逆に忙しくしているから元気でいられる側面もあるのだと思っています。
朝の一杯のコーヒーがおいしければ、それだけで幸先が良いと喜んでいる私ですから、明日もきっと良い一日になるでしょう。

ではでは。

明日は、定例総会

明日は、当集落(行政区)の春期定例総会です。
年に一度、世帯主全員が一堂に会して、当集落の運営に関する報告や審議を行い、この一年の事業計画や予算などを承認するのがその目的です。

私は、5年前から会計役を任されていて、年間80万円前後の予算の執行に係る業務を担当しています。

収入の大方は、集落内の39戸各世帯から徴収する各戸負担金です。
その他、市からの補助金や報奨金なども一助になります。

このような集落自治の考え方は、田舎では昔から行われて来た助け合いの精神に基づいています。

今の時代、行政区という名で、市や町の行政サービスの一部を引き受けたりもしているわけですが、この行政区という団体に法的根拠があるのかということを、地元の議員さんに尋ねたことがあります。
その議員さんも、確かな答えは持ち合わせておられないようでした。
長年の慣例として存在して来た組織であるようです。

しかし、集落に暮らす私も含めた皆にとって、行政区の存在は決して小さなものではありません。

先日も一つのゴミ集積所が雪の重みで落下した大枝の直撃により大破してしまい、それを建て替える事業を検討しました。
喜多方市が無条件で立て替えてくれるというわけではないのです。

先ず、行政区の方で複数の業者に当たって見積もりを取ります。
それを役場に提出申請すると、市の方で業者選定して発注となります。
施工完了後、一旦費用の全額を行政区が支払い、その後補助金分が還付されるという段取りです。
行政区は、取り敢えずも総額30万円を超える金額を用意しなくてはなりません。

明日の総会では、それも議題の一つになります。
ま、一例を上げればそのような具合で、人口の少ない地方の寒村は、地域自治の発想がないと行政サービスもスムーズに享受することが出来ません。
しかも、自分たちでお金を出し合って資金の手当てまでしている部分もあるわけです。

例えば、都会から移住して来た方などにとっては、理解し難いシステムに見えるかも知れません。
そのあたりのすれ違いから、せっかく移住して来てくださったのに、出て行かれる方の例をよく耳にします。

私は、よそ者としてこの地にやって来て今年で20年となります。
途中までは、明らかに客人としての扱いを感じることがありましたが、15年目から会計役を任されています。
これも一つの信頼を得ることが出来た証だと、うれしい気持ちで受け止めています。
家も田畑も自分のものになりましたし、この地に骨を埋める気持ちは固まったと思っています。

日なたぼっこ

日なたぼっこ

黄色は黄色でも、光るんですよね。
まさに黄金色。


日なたぼっこ

表の道路からの入り口付近に福寿草が咲きます。

今日は昨日にも増して暖かな一日となりました。
風もなく外にいるのがとても気持ち良く感じられました。

昨日の疲れがありましたので、朝はゆっくりと起き出してやっとお昼近くになってから明日の仕込みにかかりました。
コーヒー焙煎もありましたので、機械をセットして次の工程までの待ち時間は外に椅子を出して日向ぼっこをしていました。

福寿草も満開です。
黄色い花に青い空、あぁウクライナカラーですね。
どうしたってそっちに意識が行ってしまいます。

もうすぐひばりが舞う季節です。
今年も春のお祝いはお預けでしょうか。
せめて私たちはひばりのパンを沢山焼いて、応援したいと思います。

明日はパン焼きです。
皆さまのご来店をお待ちしております。

チェーンソー2台、刈り払い機2台

暖かい日が続きます。
しかも晴天続きです。
麦畑の雪もどんどん融けて、日当たりの良い山際はすでに雪がありません。

そして明日は定休日です。
時間もあるし・・・、そこで思い立って獣害対策のために藪になっているところの立木を伐採することにしました。

今日は、私は午前中で食工房の仕事を上がらせてもらい、しまい込んであったチェーンソー2台と刈り払い機2台を引っ張り出して、点検整備をしました。

チェーンソーは2台のうち1台はすぐにエンジンがかかりました。
もう一台は分解掃除をする必要がありましたが、結局2台とも動いてくれましたので、刃を研いで燃料とチェーンオイルを補給して明日に備えました。

刈払い機は、これも2台のうち1台は問題ありませんでしたが、もう1台が厄介なことになっていました。
冬の間にエンジン側の軸受けに水が入って錆が出たようで、固まって回らなくなっていました。

分解して点検した結果、ベアリングが錆びついてしまっていました。
交換しなくてはならないところですが、道具も無いしパーツもすぐには手に入りませんので、潤滑剤を吹き込んでみました。
一応回るようになりましたが、滑らかではありません。
気やすめ程度ですが、スプレーグリスも吹き込んでみました。
どうなるか分かりませんが、交換の目途が付くまであるいはその前に壊れるまで、これで使用することにしました。

さて明日は、久しぶりに外で体を動かして作業です。
汗もかくと思いますが、程ほどにしておかないと、筋肉痛だけでは済まないかも知れません。
何しろ歳が歳ですから。
慎重にやります。

お天気に誘われて

今日はまたことのほか穏やかな晴天に恵まれました。

近所のお年寄りたちも、陽気に誘われて歩け!歩け!と外に出て来ました。
雪の季節の間は、どなたも外で姿を見かけることはなく、皆さんそれぞれお互いのお宅にお邪魔してはお茶のみをしていたようです。

今朝は、数人の方が、本当に清々したようなお顔でうれしそうにあいさつを交わしていました。
私も、思わずつられて外に飛び出し、大きな声であいさつしました。
元気が出ますね。

まもなく今度は野良着で畑に出て来る姿を見るようになるでしょう。
さあ、忙しくなりますよ!

獣たちも動き出すことでしょう。
警戒!警戒!

ここ数日良いお天気が続きそうです

飯豊の空の下から・・・

R459を喜多方市街から見頃街道を山都町相川に来るルートで、一番最後の峠の切り通しから見える飯豊山

春がやって来ました。
この季節よくあるのは、お大きな移動性高気圧に覆われて数日間暖かい晴天が続くことです。

晴れ渡った空を背景に、真っ白な飯豊山がくっきりと見える絶景が楽しめます。
写真撮影にも絶好です。

私も幾つか撮影ポイントをマークしていますが、仕事があるのでそういつも撮りに行けるわけではありません。
たまたま配達に出かけた時などに、そのチャンスに巡り合うことがあればラッキー!です。
こういう時はいつもカメラを忘れずに持って出ることですね。

食工房にお出でくださるなら、道中沢山いいポイントがありますので、明日はチャンスに巡り合えるかもしれません。

会津若松市郊外から会津坂下町の市街地を迂回し田園地帯を通って山都町に辿り着くまでの間に沢山ポイントがありますから、明日はぜひお出かけして見てください。

ご来店、お待ちしております。

明日と明後日は定休日です

毎度申し上げておりますが、明日(2/28)と明後日(3/1)は定休日となっております。
店は営業しておりませんので、お間違えのございませんようよろしくお願いいたします。

さて、もうここ一年近くの間、夜の一時をウクライナに関する情報の閲覧に充てています。
戦況に関するものから両国の歴史に関するもの、あるいは両国の国際関係など、ずい分勉強させられたというのが実感です。

この一年間の経過を見て来て、今私が感じていることを端的に正確に代弁してくれたのが、フィンランドのマリン首相です。
この2月25日、フィンランドのテレビ局Yle(ユレ)の番組の中で述べた意見です。
日本語訳分が、”UKRINFORM” に掲載されています。 <参照>
以下に引用します。


フィンランドのマリン首相は25日、欧州はウクライナを決して見捨てないし、ウクライナに重装備を提供し続けると発言した。
マリン・フィンランド首相は、ウクライナは西側の支援を受けて勝利するとし、「ウクライナを待ち受けているのは、EUとNATOの中の明るい未来だ。なぜなら、ウクライナは改革の準備があるからだ」と発言した。

また同氏は、プーチン露大統領やその他、戦争犯罪を行った人物は責任を追及されると指摘した。
同氏は、「ロシアはこの戦争に負ける。これは不当な戦争だ。
この戦争の責任はロシアにのみある。
毎日ウクライナではロシアが意図的に民間人を殺している。
人々を強姦している。
子供達が大量にロシアに連れ去られている。
これら全ての行為に罪あるものは罰せられねばならない。
ロシア首脳陣、プーチンも逃れられない。
フィンランドは、ロシア首脳陣を含む、この凄惨な犯罪の罪人に責任を負わせるためのあらゆる努力を支持している」と発言した。

また同氏は、戦争はロシアがウクライナから自国軍を撤退させた時に終わるのであり、この戦争を「凍結された紛争」としてはならないと強調した。
同氏は、「それでは戦争は終わらない。
強固な平和への道は、ロシアによる戦争行為の停止である。
それによってのみ協議と平和へ向かう行動への道が開けるのだ」と発言した。


全く、その通りだと思います。
日本にも、ロシアとの戦争をめぐる体験があるのではなかったですか?
それに基づいて、もっと深く認識しなくてはならないことがあるのではないでしょうか。

雪が降りつつも、春は近い

飯豊の空の下から・・・

飯豊山麓、一ノ戸川最上流付近 5月頃の風景です。

今朝はまた一面の雪景色でした。
そのまま積雪となるのかなと思っていましたが、日中は雪が降りつつも時折差して来る日差しに気温も上がり、どんどん融けて消えて行きました。

日差しが高くなって、いままで日が当たらなかった場所にも日が当たるようになって、やっぱり春が近いと感じさせてくれます。
畑や田んぼはまだ雪の下ですが、日当たりの良い山の斜面や道路沿いなどは、とっくに雪が消えています。

白鳥もやって来ていますので、この後一気に暖かくなるかも知れませんね。
そうなると、クマさんも起き出して来ますし、イノシシ君もウロウロするでしょう。
サルはもちろんですが、今年はシカも要警戒です。

電気柵はもちろんですが、不意に遭遇した時のために、何時も鉄パイプ1本でも何でも、何か武器になるものを持って外に出るようにしています。
併せて爆音花火や紙雷管ピストルも。

こうして見ると、田舎の山沿いの農地周辺は、私たちにとっては戦場のようなものです。
のどかな風景に心なごむ感じはもちろんありますが、いつでも一定の警戒心は解くことが出来ません。

でも、春はいいものです。
春を待っています。

ウクライナ戦争1年

ukrainian flag and Monument to Berehynia in Kiev, Ukraine

悲しい戦争が、早や一年も続いています。
それについていろいろな論調があることは承知していますが、当事者でもない者たちが「どっちもどっち」的な視点で停戦することだけを善とする論を展開していることは、私には到底許すことが出来ません。

そもそも始めたのはロシアでありプーチンであり、その強盗のような侵略を受けて立たざるを得なかったのがウクライナなのですから。
そしてプーチンはまだまだ戦争を終わらせる気など微塵もありません。
ウクライナを完全に制圧するまでは。(それが無理なことであっても)

一方ウクライナにしても、強盗のように押し入ったロシア軍を追い出し、不法に奪い取られたものを取り返すまでは、停戦する理由はないでしょう。

今や世界は、否応なく世界戦争の危機を孕みつつ、厳しい二極化に向かっています。
新冷戦の始まりです。

もはや中立はあり得ません。
私たちはどちらに組するを以て良しとするのか、態度を決めなくてはなりません。
腹を括らなくてはならない時です。

この期に及んで未だ煮え切らない岸田君、日本はロシアからあるいは中国からそして世界からどう見られることになるのか、分かっていますか?

ウクライナ戦争の今後

ウクライナ戦争について語る専門家は沢山います。
いろいろな論調があることも承知しています。
そんな中で最も信頼のおける情報発信をしている専門家として、私は小泉悠氏をリスペクトします。

本日(2/22)公開された氏のフリートークビデオを見ました。
以前からこの小泉氏の解説は、いろいろな場面で拝見していますが、どれも大変分かりやすくしかも公平な視点で納得の行くものです。

今日の動画では、ウクライナ戦争の今後について、私の思いを代弁してくれる内容でしたので、皆さまにも紹介申し上げます。
もちろん、もうすでにご存じの方、ご覧になった方も少なくないと思います。

結局、欧米諸国を始め日本の私たちも含めて、自由と民主主義を標榜する者にとって今一番重要な事は、ウクライナに勝利をもたらすための支援を確実に実行することだと思います。

その視点に立って、私は私に出来ることを、つまりパンを焼いてその売り上げの中から幾分を支援のために寄付する、それを続けて行こうと思います。

ウクライナのひばりのパン、明日も焼きます。
このひばりのパンも、焼き始めてもうすぐ一年です。