中島通信」カテゴリーアーカイブ

新年のまず一週間

今年初の営業の一週間が終わりました。
明日と明後日は、定休日です。

まだ何となく仕事のペースが上がらない一週間でした。
お正月休みの反動ということもあるかも知れません。
コロナ感染がまた増えているということもあるかも知れません。
先日配達に出かけた時も、街は何だか静かでしたね。
ま、ぼちぼちやりましょう。

一方製造現場は、着実に仕事をしています。
昨日と今日でクッキービスケット類を4品目焼きました。

明日のお休みは、とりあえず予定もありませんので、ウクライナ戦争の状況やロシアのことなどについて調べてみようかなと思っています。

正直、気が滅入ることも少なくありませんが、今はこの現実から目を離すべきではないと思っている私です。

コロナ禍の下でインフルエンザが流行していることの意味

新型コロナの新規感染者数が増え続けています。
第8波と言われていますが、未だにピークに達した兆候は見られません。
まだまだ増えて行くようです。

重症化率死亡率は低いとされていますが、感染者の絶対数が多いので、それなりに死亡者数も出てしまいます。
ここ数日は、一日あたりの死亡者数が最高を更新し続けています。
医療現場は、とても厳しい状況にあるようです。

そんな状況の下で、インフルエンザが同時流行しています。
ここでちょっと思い出していただきたいのですが、コロナ禍に突入して半ばパニックになっていたここ数年、インフルエンザは影を潜めていました。

これは、私は気が付いていましたが、私たち皆の基本的な感染対策、マスク、手指衛生、人との接触の制限などが、効果を上げていたからに相違ありません。

ですから、逆に今インフルエンザが流行しているということは、それだけ私たちの基本的な感染対策のレベルが低下したことの証左だと認識しなくてはなりません。
今またコロナ感染が増えているのは、当然と言えば当然なのです。

マスクも手指の消毒も、もううんざりだ!ましてや人に会って大勢で楽しく過ごすことも出来ないなんて、もう我慢出来ない!というのが、多くの人の実感だと思います。

まあしかし、その辛抱が出来なければどうなるのか、それも少し考えて見ないと・・・。

私などは、70も過ぎた高齢者ですから、コロナもインフルも感染したら危ないのですね。
まだしばらくはいろいろと我慢の日々が続きます。
毎年一度は帰省していた郷里の高知にも、2019年の春を最後に丸4年行っていません。
否、さみしいですよ・・・。

ウクライナの雑貨購入

ウクライナ

oniks.uaで検索すると、ウクライナの宝飾品メーカーだということが分かりました。

ウクライナ

100円硬貨の中に収まるくらいの大きさです。

ウクライナ

下の包みがウクライナから届いたばかりのもの
約1ヶ月かかって届いたことになります。
戦時下であることを考えれば、早く届いたと言えそうです。
上の本は、街の書店で見つけたもの。

ウクライナ

ウクルポシュタ「ウクライナ郵便」のロゴ
下の行は、国の主幹郵便局と書かれている

ウクライナ支援のためもありますが、個人的にウクライナのモノづくりのセンスに触れたいと思い、購入サイト“MADE WITH BRAVERY”にアクセスして注文したのが昨年12月13日でした。
それが今日郵便で届きました。

戦時下の大変な時でも、人々の生活は続いているし、経済活動も続いているのだなと、少し胸を撫で下ろす私です。
ほんとにささやかですが、こんなことでも支援になるようなので、また機会があれば利用したいと思っています。

今回購入したのは、ウクライナの国章でもある鉾をデザインしたペンダントです。
同封されていた4枚綴りのシールには、ウクライナ語または英語で「自由になるために生まれた」「ウクライナと共に立つ」「こんばんわ、私たちはウクライナから来ました」「ウクライナに栄光あれ 勇者に栄光」と記されています。

それとは別に、娘たちが街の本屋で見つけたウクライナの料理本も、購入代金の一部がウクライナ支援に充てられるそうです。
この料理本も内容がとても興味深いので、これからいろいろ試してみたいと思っています。

この戦争が、ウクライナの人たちにとってはもちろん言葉に尽くせない苦難であることは確かですが、日本の私たちにとっては今まであまり知らなかったヨーロッパの東の方のことを、いろいろ知る機会になったことも確かです。

インターネットの時代のおかげで、ウクライナ語も少し覚え始めました。

今まさに大変な状況のようですが、一日も早く、ウクライナに平和な日々がおとずれますようにと祈る毎日です。

静かなお正月

麦ラボ

定点観測 2023.01.03
案外雪の少ないお正月となりました。
しかし、麦畑はしっかりと雪の下に守られています。


麦ラボ

中島第2圃場
獣が歩いた足跡が残っています。
多分、キツネじゃないかと思います。

仕事もお休みですし訪ねて来る人もありませんので、至って静かなお正月を過ごしています。
とにかく三賀日は何もせずに過ごすことにしていました。
あらゆる拘束を解いて、趣くままに時間を過ごしていると、いろいろな物事に冷静になれて良い考えも浮かぶような気がします。
明日あたりから、少しずつ動き始めようかなと思っています。


「紙版・飯豊の空の下から・・・」No.72 2022年11月号をご覧いただけます。

IIDE


★馬路村の柚子ジャムと柚子マーマレードが買えるようになりました。

shokuko store

2023年はどんな年に・・・

激動の2022年も間もなく終わります。
明日から2023年です。

我が日本では干支を重んじますが、来年は卯(うさぎ)年ですね。
何を隠そうこの私、卯年生まれでこの年72歳になります。

12年前の還暦の時は、まさかの東日本大震災に見舞われ、長い人生こんなこともあるんだ!と衝撃を受けたことは今でも忘れません。

さてさて、それで来年はどんな年に・・・。
正直、全く何の予想も付けられません。

コロナ禍にウクライナ戦争、その見通しが全く不明のまま年を越して行くのですから、先が見えないのは当たり前かも知れません。

ウサギは跳ねるので、飛躍の年にとの期待があるのでしょうが、それがどうなるのか、12年前のことがあるので、妙な不安も頭の隅を過ります。

ま、一方、いつもと変わらぬ日常が続くことも念頭に置いて、着実な毎日を積み重ねて行こうと思います。
そうですね・・・、ウクライナのひばりのパンも、ウクライナに平和がおとずれる時まで、ずっとずっと焼き続けます。

そうそう!今日知ったのですが、ウクライナでも干支を使うらしいですね。
日本と同じ12支の動物たちをデザインした郵便切手もあるそうです。


2023年が、ウクライナの人々にとっても良い年となりますように。
この年末は、特にその事を強く願いつつ年を越したいと思います。

皆さまも、どうぞ良い年をお迎えください。

ロシアという国のやり切れなさ

https://www.youtube.com/@1420.russia-japan

https://www.youtube.com/@MoscowStreetsJapaneseChannel

ウクライナ戦争が年を越して続きそうです。
まだまだ終わりは見えません。

プーチンは、この戦争を止めるつもりは全くないようです。
この非合理的で理不尽な戦争を止められるのは、プーチンでありロシアです。

最初の頃、全部プーチンのせいだと思っていた向きもあった私ですが、今はちよっと違います。
ロシアという国のロシア人たちの中に、この戦争の根っこと言うか背景が、厳然として存在していると思うようになっています。

その状態を端的に短い言葉で言い表すなら、「怠惰とナルシズム」です。
ロシアという国の中のことは、私たちも知っての通り、とにかく情報が出て来なくて理解不能な部分が多いのですね。

しかしこのインターネットの世の中で、SNSやYou Tubeなどの媒体を通して、貴重なロシアの国の中の市民の生の姿を垣間見ることが出来ます。

以前にもご紹介したことのある「ロシア人にインタビューしてみた」という動画チャンネル、そしてもう一つ新たに知った「モスクワストリート・日本語版」という動画チャンネルです。

ロシア語が堪能なら、もっともっと真実にせまる沢山の情報に出会えると思いますが、日本語訳で見られるこの二つのチャンネルだけでも、そこから見えるロシアという国の姿に何かやりきれなさを感じるのは私だけではないと思っています。

この戦争はどうしたら終わらせられるか、とても難しい問題です。
その答えは、多分多くのロシア人にとってはうれしくないものかも知れません。
だから、敗北も譲歩も受け入れられないはずなのです。
ウクライナの降伏以外に、この戦争を終わらせる理由はないというのがロシアの立場でしょうから。
いや、たまりません!

2022 冬至

馬路村

高知県馬路村の柚子の入浴剤です。
今年の柚子湯は、これできまり。

今日12/22は、冬至でした。
一年で一番日が短い日ということになっています。

この日を境に、地球は(北半球は)春に向かって折り返すというわけですが、実際には寒さのピークはこれからですし、本格的な降雪もまだまだこれからです。

でも、夜明けは少しずつ早くなり、日の入りも少しずつ遅くなり、それが目に見えるので、何か気持ちが切り替わるのですね。
明日からは、もう気分が違うような気になっています。

で、冬至の倣いは、かぼちゃと柚子湯でしたね。
我が家でも、規定通りかぼちゃの煮物を食べ、柚子風呂に入りました。

こんなに仕事が忙しい時期でなければ、本当は冬至祭りをやりたいですね。
盛大に焚火をして、外でご馳走を食べるんですよ。

以前一度だけ、氷点下8度の満月の寒空の下でやったことがありますが、焚火の熱と熱いスープのおかげで汗をかいていましたっけ。
もう30年も前の思い出です。

今日は、何事もなくいつもどおりに静かに過ぎて行きました。

明日にかけて大雪

今日すでに大雪でしたが、明日にかけてより本格的な豪雪となりそうです。

今日の午前中に20cmくらいの雪を除雪して、午後また20cmを除雪、そして日が暮れて暗くなる頃にはまた新たに30cmくらいの積雪になっていましたから、積算すれば今日一日で70㎝積もったことになります。

夜に入って、まだ同じペースで降り続いていますから、明日の朝には50~60㎝以上の積雪を見ることになりそうです。

今まで、比較的湿った雪でしたが、今度はサラサラの粉雪になって来ていますから、それだけ気温も低くなっています。
寒いです。

しかしこの状況で停電となったら、考えるだけでも恐ろしいことですが、ウクライナではそれが日常になっているのですから、その困難は想像を超えています。

そんなことを思い浮かべながら、今日は食工房の仕事をしながら合間合間に除雪にも時間を割きました。
明日はどんな一日に・・・。

コロナ感染再び増加

このところずっと、コロナ感染者数が増加し続けています。
年末年始を跨いで大きなピークになるかも知れません。

これもまあ仕方のない結果だとも言えます。
この秋に大幅な行動制限緩和があり、一気に人の動きが活発になりましたからね。
そして、政府としてはこの状況でも新たな行動制限は求めないとしていますから、あとは自分で気をつけてね、ということなのでしょう。

最近は、ご近所でもコロナ感染が広がっていて、わが家としても神経を尖らせています。
聞いた話ですが、検査で陽性反応が出ても、基本的には入院は出来ないと言われるそうで、それだけ病床は逼迫しているのですね。
ほとんどの方は、自宅で療養していたようです。
ある意味、インフルエンザと同じ扱いになって来たと言える状況です。

それでも、感染しないに越したことはありませんから、基本的な感染対策は厳密に実行しています。
お客さまを迎える商売もしているのですから、そのあたりは特別気を使っています。

しかし、こう一気に増加して来ると、誰が指図せずとも自然に行動抑制がかかりますね。
何となく人の動きも静かになってしまったような感じがしています。

あと半月足らずで今年もお終いです。
その間にもさらに感染者数が増加するるかも知れません。
お正月は、少し長めに休暇をいただこうかと考えているところです。

何にしても、忙しい年末ももうあと少しです。
さすがに疲れが溜まって来ましたが、ま、がんばりましょう!

明日も、皆さまのご来店をお待ちしております。

あと二週間余りの営業で、今年もお終いです

ここ一週間くらいが多忙のピークです。
それを過ぎれば、少しずつペースを落として、年内の営業を終えられる予定です。
おかげさまで、何とか無事に年を越せそうです。

コロナ禍、ウクライナ戦争と、経営環境は厳しい状況が今も続いています。
しかし、この信じられないような疫病と戦争の時代を潜っている最中の世界で、私たちは一人の例外も無くその影響を受けています。
一日一日を、まさに薄氷を踏むような緊張感で進んでいると自覚している私です。

出来ることは、地味でも確実な感染対策を続けること、ささやかでもウクライナを支援し続けること、そして日々の仕事に精魂を傾けることだと思っています。

明日も、パンを焼きます。
ウクライナのひばりのパンも、休んだことはありません。
ますますかわいらしく作れるようになりました。

明日は雪模様の一日のようですが、皆さまのご来店、お待ちしております。