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熊出没220616


6/13に続いて昨夜、また熊が現れました。
今度は二頭です。

昨夜6/16の午後10時9分と19分の二回、10分の間をおいて同じ方向に一頭ずつ現れて歩いて行きました。
大きさからして、親子ではないと思われます。

それに、付近では小さい子熊の足跡が見つかっていて、母子連れが一組いたことは確かです。
そして、その後子熊の足跡は見かけません。
熊にはよくある事件が起こったのかも知れないと想像します。

二頭のうちの先の一頭がメスで、後から来たのがオスだろうと思います。
体も大きいですから。

カメラに映った位置から50~60mほど離れた場所で、藪を漕いで電柵のあるところまで下りて来た跡を二つ発見しました。

また、後ろ足と思われる足跡も残っていました。
長さ約20cmでしたから、立派な成獣のものです。

とにかく危ないので、隣近所の方々に漏れなく詳細を周知しました。
住民課の獣害対策担当にも画像と映像を届けておきましたが、対応は週明けになるとのことでした。
うーん・・・何とも、もどかしい思いの私です。

さて、そんな状況の中、明日はまたパン焼きの日です。

おいしいパンを焼いて、皆さまのご来店をお待ちいたします。

草刈りをしています

これまでの経験から、獣害対策の基本は、周辺の藪の刈り払いだと言うことが分かっています。
時には立木の伐採をすることもありますが、とにかく見通しを良くすることです。

景色を開くと言ったら良いのでしょうか、刈り払いした後の風景は本当に良い眺めです。
それが分かっているので、近頃は、誰の土地であろうと、藪があれば手を入れる方向でやっています。

もちろん、地主の了承を得る必要はありますが、まず断られることはありません。
それより、一銭の金ももらわずにそんな労力をかけて・・・と思われているのかも知れません。

でもいいのです。
誰のためって?そりゃあ自分のためですから。

周りの人には、そうすることの意味や価値が分かるまで、ただ見守っていてもらえればそれでいいのです。

そのうち、動きが出て来るはずだと思っています。
今回、電気柵の話がスムーズに進んだのも、そう言うことだと思っています。

そう思って今日も、耕作放棄された田んぼの草刈りをしていました。
あと何年かしたら、すっかり眺めが変わっていることを思い浮かべながら。

熊出没220613


本日6/13深夜0:41頃、中島地内にツキノワグマ一頭が姿を現しました。
その様子を、仕掛けて置いた監視カメラが捉えていました。

この季節の熊の動きは、実に活発です。
人里への出没も当然多くなります。

私たちが日常的に活動しているエリアに、熊が侵入して来るのですから、迷惑と言えばこの上ありません。
第一危険です。

かと言って、そういった場所に近づかないという選択は出来ません。
だって、そこは田んぼであり畑であり、つまり私たちの仕事の場ですから。
何らかの方法で、熊を排除しなくてはなりません。

私たちのこうした苦悩を、一部の動物愛護の精神に燃える方々に理解していただくのは、全く以て至難の業です。
だから、多くは申し上げません。
私たちは、自らを守るために、必要な備えをし、必要な手段を講じます。

三々五々ご来店感謝

本日はお天気も回復し、午前中から少し間をおいてはお一人またお一人とお客さまが見えました。
そして午後までずっと、そんなペースでご来店のお客さまが見えました。
遠くは千葉県からも。

コロナもやっと減少傾向が定着して来たようで、この機会にと、人の動きも活発になっているようですね。
商売している者にとっては、ありがたく喜ばしい傾向です。

それでまたちょっと面白いこぼれ話なのですが、あるお客さまが東ティモールのコーヒー豆をとご所望になった途端、お連れの方が言うには「東ティモールは中国と関係を深めているからいやだ!」と。
結局、他の銘柄に変更になりました。

否、こんなところでも国際情勢が影響するのですね。
東ティモールは、日本も支援に力を入れていて、民間の団体もいい仕事を沢山しているのですが、最近の中国の下心を隠そうともしない札束で頬を叩くような支援の仕方には、全くがっかりさせられます。

今度から、コーヒー豆の仕入れの時は、その国の国際的なポジションなど、少し調べてからにしようかなと思った次第。

そんなこんなで、一日が終わりました。

明日もまた、皆さまのご来店をお待ちしております。

検査合格

電気柵の完成検査が無事終わりました。

お天気を案じていましたが、お昼前から降っていた雨が上がり、食工房の仕事に一区切りついた午後には地面も乾いて来ました。

午後1時過ぎ、市役所の担当者2名が来られ、細かく幾つもの項目をチェックしていました。
その中で幾つか指摘箇所がありましたが、いずれも根本的な問題ではなく、あとで対処することで了解していただきました。
結果、合格判定をいただきました。
正直、肩の荷が下りました。

で、夜間だけ稼働するというのがダメだと言うことで、昼夜通して24時間稼働するよう指導がありました。
否、私もその方がいいと思っていましたが、お年寄りのおばあちゃんが畑に出入りするのに、いちいち本体電源のスイッチを操作するのは大変だろうと考えた末の配慮だったわけですが、イノシシは必ずしも夜行性ではないので、たまたま日中の電気柵に電気が通っていないことを学習されると、夜間でも突破を試みるようになって、電気柵の効果が著しく損なわれることになるとの指摘でした。
確かに、そうにちがいありません。

ここは少し工夫をして、おばあちゃんが安全に出入り出来るようにしなくてはなりません。
あるいは、スイッチの操作を覚えてもらうようしっかり教えて差し上げることです。

ま、いろいろありますが、これで一区切り付きました。

明日は、また土曜日のパン焼きです。
仕事に精出します。
そして、皆さまのご来店をお待ちしております。

明日のお天気に気を揉んでいます

明日のお天気を気にしています。
というのは明日、電気柵の完成検査が予定されているからです。

本当は一週間前の金曜日だったのですが、その日は雷雨の予報が出ていて、前日の内に中止の通告があって流れてしまいました。
実際には、お天気は早めに回復し、予定していた時間には晴れていましたが、一旦下った決定は変更されませんでした。

で、明日になったわけでしたが、その明日のお天気が再び雷雨の予想です。
それもかなり高い確率です。
今日の内の中止通告はありませんでしたが、明日の朝どういう判断になるのか、そのことに気を揉んでいるわけです。

何しろ、この完成検査をバスしないことには、補助金交付の手続きに入ることが出来ませんので、一日でも早く・・・というのが皆の願いなのです。

これで明日また予定変更に・・・、否、それだけは勘弁して欲しい・・・!
もうすでに2週間近く、パーフェクトに稼働しているのですから。
我ながら、設計が良かったと自負しています。

梅雨入り?

関東は梅雨入りと発表されましたが、東北はまだです。

ところが、今日の気象解説の番組で、梅雨入りには明確な規定はないと言っていました。
そして梅雨入りは速報値という扱いだそうで、後から修正されることがあっても当然とのこと。
なので、ここ3日余りも雨模様であることを見れば、福島に限れば梅雨入りしたと言ってもいいのかな・・・と、そんな解説でした。

明日は、その雨も一旦止むようです。
食工房は、定休日明けのパン焼きの日、ご来店のお客さまがどのくらい見えるだろうか・・・と、お天気を睨みながら仕込み量を判断します。

こんな空模様だと、難しい判断になりますね。
何はともあれ、一通りのメニューを用意して、皆さまのお出でをお待ちしています。
どうぞよろしくお願いいたします。

何でしょう?この寒さ

6月に入って一週間、今頃になって逆に低温続きとなっています。
昨日今日あたりは、暖房を入れています。

関東地方は今日梅雨入り宣言が出ましたが、こちら東北も間もなく梅雨入りとなることでしょう。
梅雨寒と言って、この季節の意外な寒さのことを表しているのですが、植物たちは全く平気と言うか、嫌がっているように見えません。

雨が降り続く中、草はどんどん伸び木々は枝葉を伸ばしています。
野菜も育っています。
これでこの後晴れて強い日差しが来れば、一気に太く逞しく成長するのでしょうね。

麦たちは、涼しいのは好みますが、ちよっと水分が足り過ぎでしょうか、ライ麦がまた一部倒れています。
尤も、晴れて乾けば起き上がって来るのですけどね。
梅雨の季節ですから仕方ありませんが、雨もほどほどに願いたいところです。

一方、電気柵のソーラーシステムは、日差しが無いので充電量が足りなくなりはしないかと心配するのですが、まだまだ自動停止のレベルに達するまでには十分余裕があるようです。
順調に稼働しています。

昨年と打って変わって、イノシシの侵入は全く無くなりました。
もちろん、油断なく電柵の管理は怠りません。
今日も雨の中、柵の下の草刈りをしていました。

明日も、はっきりしない空模様との予報です。
ここ当分はこんなお天気が続きそうです。

久々に熊の情報

実は今日まで知らなかったのですが、一昨日6月3日の夜、近くの相川郵便局前の国道で熊が出没し通りかかった車に接触したというニュースが、今朝の新聞に報じられていたと、近所の方から教えられました。

熊は、体調1.4mほど(かなり大きい)と見られています。
家は新聞を取っていないし、テレビなどのローカルニュースで報じたかどうか分かりませんが、少なくとも私は全く知らずにいました。

で、インターネット上で検索したら、確かにそのニュース記事がありました。
<参照1> <参照2> <参照3>
  
ま、それはいいのですが、ニュースにもあるように、この件を県警がまず把握していたわけで、と言うことは、郵便局のすぐ隣が駐在所ですから、駐在さんは当然承知していたでしょう。

だったら、出来るだけ早く、集落の住民に熊の出没を広報して回らなければならないところです。

いろいろ確かめているところですが、区長も、新聞を取っていないので、全く知らなかったそうです。

否、何と言ったら良いのでしょう、どの方面も全く認識が欠けています。

車と接触したのですから、怪我をしているかも知れません。
その状態で付近の藪などに潜んでいるかも知れず、大変危険な状態の可能性があります。

前後関係が不明ですが、近くの畑に熊の足跡が発見されてもいるのです。

もう、呆れてものが言えません。

どこも頼りになりませんので、まずは中島に侵入して来るとしたら必ず通るルート上に監視カメラを仕掛けました。

付近には電気柵が巡っていますから、それを避けてくるはずです。
来れば必ずカメラが捉えるでしょうから、出没の証拠を得たら、住民課の獣害対策担当に報告します。

しかし、そのあとどのような手が打たれるか、私たち市民には何の権限も与えられていません。

実際に危ない目に遭っているのは、私たちなんですけどね。
そうかと言って、ただ怯えて家の中に閉じこもっているわけに行かないことだけは確かです。

また何かあったら報告します。

ウクライナへ寄付

3月から始めた「ウクライナのひばりのパン」、その売り上げをウクライナへの支援として寄付して来ました。
毎週毎週、多い時もあれば少ない時もありましたが、先月まででその額は7万円に近づいています。

これまで、寄付先をユニセフのウクライナ緊急募金窓口にしていました。
皆さまご存じの通り、ユニセフの活動は子どもが対象です。

寄付金の使途も、ウクライナの戦争で被害に遭った子どもたちの支援のために使われます。
もちろんそれはそれで必要であり善い事であるのは間違いありません。

しかし私としては、もう少し直接にウクライナの支援の役に立つ寄付先はないだろうかと思案していました。
ある人は、ウクライナ大使館の預金口座に振り込む方法があると教えてくれました。
それも考えました。

そして先月5月5日のことですが、ゼレンスキー大統領が、新しいオンライン募金サイト「ユナイティド24」を発表し、運用を開始しました。<関連記事>

★オンライン募金サイト「ユナイティド24

こちらのサイトでは、用途を選択出来るオプションが用意されていて、自分が支援したい事業に役立ててもらうことが可能です。

①防衛と地雷撤去

②医療支援

③ウクライナ復興

の3つの項目から選ぶことが出来ます。

送金方法も、クレジットカードの利用が可能で、あとウクライナ国立銀行の口座に送金、ペイパル、クリプト(仮想通過)などの方法も選ぶことが出来ます。

今回から、このサイトを通じてウクライナへの寄付を続けることにしました。
今日、ここ数週間分として、100US$を送金しました。

皆さまも、もしウクライナへの寄付をお考えでしたら、このサイトを通じて寄付されることをお勧めします。

それにしても、心が痛むロシアによるウクライナへの侵略戦争ですが、ウクライナは最後まで戦うと言っていますし、少なくとも私は、ロシアの側が撤兵して停戦となる以外はあり得ないと思っていますから、最後まで支援を続けるつもりです。

何のためにそうするのか、そうすべきなのか、分かっているつもりです。