中島通信」カテゴリーアーカイブ

春を迎えられるよろこび

まだまだ寒い日が続いているとは言え、日差しは高く明るくなり春が近づいていることを教えてくれます。

一方、高齢者にとって冬の寒さを耐えることは大変で、多くの高齢者が命を失うのは圧倒的に冬が多いという現実があります。

私にとっては、まだそんな現実感はありませんが、それでも冬の寒さが生命に強いストレスになるのだなと感じる瞬間が幾度かありました。

そんなこともあって、今年は、春が近づいていることがことさらにうれしく思われたのですね。

そうやってこれから毎年毎年、春が来るたびに「あぁ、今年も春を迎えられた!」と喜びを味わうのでしょうか、あと何回・・・?。

明日も明後日も、黒パン食べて元気に行きたい(生きたい)と思います。

まだまだやりたいことがいっぱいありますので。

元気に長生きしたいです。

音楽は、私の元気の元の筆頭です。

思い返せば、小学校高学年の頃、バロック音楽を集中的に聴いていました。
中でも、テレマンの二つのフルートのための協奏曲集は、一日に何度でも繰り返し聴くほどの愛聴盤でした。
今の時代、YouTubeで素晴らしい生演奏の映像を鑑賞出来るのですね。

ブレーマー バロックオーケストラ

今日は一日パソコンの前で

外は雪が降ったり止んだり、地面は雪に覆われており、外に出てもパッとしませんので、家の中で何となくPCの前に座り、二つの会計の決算に向けた作業を交互にやりつつ総会資料の作成にも手を出し、煮詰まって来ると気分転換にYouTubeを見たりしていました。

それでも、ずっと缶詰はさすがに良くないと思い、外に出てすっかり雪の原になった畑の中を歩いて回りました。

普通に歩くのよりは何倍か運動量が多くなりますから、家に戻る頃には体か温まっていたせいでしょうか、家の中が蒸し暑く感じられました。

結局お休みの一日も、あっという間に終わってしまいました。

年度末が近づいています

2月も半ばになると、年度末が近づいていろいろな事務仕事の期限が迫ります。

確定申告もそうですし、私の場合は集落の会計役をしていますので、収支決算と報告書の作成、さらに総会で皆さんに見てもらうための資料作りも担当です。

事業報告、収支決算報告、基本金報告、会計監査報告、来年度事業計画、収支予算書、その他提案事項などを一冊の資料にまとめて印刷製本するのです。
今年度で5回目の資料作りとなります。

ある程度手慣れたとは言え、必要なデータが手元に揃わないことには仕上がりませんので、区長はじめ各担当役員に早くデータをくださいと催促するのがこの季節の恒例です。

昨日内割精算が終わりましたので、あとは決算です。
ここの会計年度は3月から始まるので、2月25日までに収支を合わせて決算しなくてはなりません。

そして、そして、それ以上に重要なのが、食工房の確定申告の準備です。
会計ソフトを使っているので、ある程度楽はしていますが、基本データだけは入力しないことには始まりません。

それが・・・、まだ完全ではないのですよ。
毎日コツコツが大切なのは分かっているのですが、どうしても数ヶ月遅れになってしまうことも多いのですね。
遡って領収書や納品書、各明細を調べて、入力しながら整合性のチェックもするわけです。

このところPCの前に座っている時間が増えています。
ま、それも3月半ばまでにはすべて終わるわけですが・・・、いやはや何とも。

なお、食工房は、明日と明後日は定休日となっております。
お間違えのございませんよう、よろしくお願いいたします。

ウクライナの戦況に、心が痛む

毎日、ウクライナ戦争の状況を注視しています。

多くの国々から支援を集めて戦うウクライナと孤立を深める中で自軍の兵士の命さえ省みず猛進するロシア、もうすでに恐ろしい数の人の命が失われています。

私的には、ぜひともウクライナに勝利して欲しいと願いますが、そのためにどれほどのロシア軍の兵士が死ななければならないのか、当然のことながら少なからぬウクライナ軍の兵士の命も失われます。

私が、ウクライナ戦争が悲惨だと思うのは、ロシアが確信的にウクライナを占領しようと考えており、ロシアの意に添わないウクライナ人はすべて排除することが目的だからです。
つまり、ウクライナという国家を完全に消滅させたいというのがロシアの本音でしょう。

であれば、ウクライナとしては応戦しないわけには行きません。
そして絶対に負けるわけには行かない・・・。

そこでまた心が痛むのは、先日EUの高官が語ったように、「ウクライナ人が自らの自由、独立、ウクライナの領土一体性のためだけでなく、私たちが世界を理解する基本となっている価値のためにも戦っていることは、皆が理解すべきだ。この観点から、私たちは、彼らは私たちのためにも戦っていると言うことが出来る。」と、まさにその通りだと思うからです。

そこでは、多くの武器弾薬のみならず、ありとあらゆるインテリジェンスも活用されつつ戦いは進行しているのであり、生身の人間が死んだり負傷したりしているのですね。

遠い日本から、もちろん支援は惜しみませんけれども、直接結果に関与することが何も出来ない私たち日本人は、ただ心を痛めるばかりです。

さて、明日はパン焼きです。

どうやって元気を出しましょうか。
否、そんなことではないでしょう。
淡々と自分の目の前にある課題をこなして行かなくては、支援も叶いませんから。

おいしいパンを焼いて、皆さまのご来店をお待ちしています。

明日と明後日は定休日です

早いもので、また食工房の営業の一週間が終わりました。
明日と明後日は定休日となっております。
毎度申し上げて恐縮ですが、お間違えのございませんよう、よろしくお願いいたします。

相変わらず寒い日が続いていますが、それでも日差しはもう春を思わせる明るさで、日中少しは気温も上昇します。
明日は、特に予定はありませんが、こまごまとした用足しで一日が終わると思います。

この頃、何と言うか、戦時下のウクライナのことを想像しては、何事もなくありふれた日常がことさら貴重な事に思えてなりません。
そのありがたさを噛みしめながら、一日を過ごしたいと思います。

集落の会計の内割勘定

今日は、本業の食工房の仕事以外の用事がいろいろありました。

先ず午前中は、お葬式に参列でした。
当集落内の方が 亡くなられました。

私がここに移住して来てからでも、世帯数は50超から39にまで減少しています。
出て行かれた方もありましたが、大方は誰かが亡くなられて世帯消滅となっています。
地方の寒村の現状は、まさにこんな状況です。

一方、集落としての活動はまだ維持しており、会計役の私は、この時期内割精算のための勘定が重要な任務です。
今夜は、区長さんともう一人役員の方に手伝ってもらいながら、集落各員に対し請求と支払い通知を行う準備を済ませました。

この次の日曜日が内割精算の日となっており、それまでに支払いの金額を揃えて各員宛に封筒に入れて置きます。
それが済んだら、年度末の決算書作成に取りかかります。
3月の定例総会まで、何だかんだと忙しい日々が続きます。

最高気温0℃

今日は、否今日も、寒い一日でした。
最高気温が0℃でプラスになりませんでしたから、真冬日ってことですね。

まあでも、慣れて来るって大したものだと思います。
寒いには違いありませんが、次第に苦ではなくなるのですね。

何と言うか、当たり前に対応しています。
今日も腹巻にカイロを入れて温めていました。

日中は、降雪もほとんどありませんでしたが、夕方になって一時ドッと降って、あっという間に10cm超の積雪になりました。
明日の朝、除雪することになります。

あとは、いつもと変わりなく、皆さのご来店をお待ちしております。

なお、ご来店の際は、道中凍結路面にご注意ください。

適度の運動というのが、意外に難しいらしい

高齢者が健康な体を維持するために、適度の運動が何より大切というのは分かります。
勢い、がんばって運動すればするほどいいと錯覚しそうですが、それが危ないようですね。

若い時なら、どんどん負荷をかけて鍛えることが出来ますが、高齢になるとそうは行きません。
筋肉でも関節でも血管でも内蔵でもその他何でも、体の組織そのものが老化して劣化して来ていますから、その状態に応じた適度の負荷というものを測らなければならないのですね。

かと言って、無理をしないようにと、いつも手前手前で止めるというのも正解ではないようです。
ちょっと痛かったり、ちょっときつかったり、少し負担になるその加減が難しいみたいですね。

幸いなことに情報社会の今では、YouTubeチャンネルなどで、貴重な情報が沢山上がっていますから、いろいろ漁って自分にとっての正解を見つけるための参考にすることが出来ます。
賢く体を動かして、健康維持に努めたいと思います。

さて明日は、午前3時起きでパン焼き仕事です。
午前中はダーッと長い休憩はなしで作業しますので、午後は昼寝をするなどして埋め合わせします。
おいしいパンを焼くために必要な集中力が途切れないようにするためにも、健康な体は何より大切です。

年寄りは、体を冷やすな

最早70歳を過ぎた私は、間違いなく高齢者の一員です。
まだまだ体は達者に動く方だと思いますが、それでも殊更気を付けていることがあります。
それは、体を冷やさないようにすることです。

何しろ瘦身なので、冷えやすいという一面は如何ともし難いものがあります。
特に、内臓が収まっている胴部分は、しっかり体温を保っていないと大変なことになりますが、お腹にほとんど脂肪なんか付いていない私は、ちょっと油断しているとすぐにお腹を冷やして消化不良を起こします。

否、もう少しでも体に厚みが欲しいと願うのですが、若い時から食べても食べても身になりませんでした。
年を取った今では、食自体も細くなって来ていますから、あとは冷やさないように気を付けるしかありません。

余談ですが、着ぶくれしてちょうどいい体形に見えるくらいなので、冬の方が健康そうに見えるらしいです。
夏に薄着でいると、「また瘦せたんじゃない?」などと言われてしまいます。

その夏でも、涼しくて気持ちが良いからと調子に乗ると、必ず腹をこわしてしまいます。
意外と夏の方が油断出来ないのです。
冬は、厚着してさらに腹巻にカイロも併用すれば、先ず大丈夫です。

あとは、私も気が付いていますが、やはり大切なのは運動することですね。
運動して体を温めるのが、一番のような気がします。
食欲も増しますし、それが好循環が生まれる元かなと思っています。

獣たちは、どこで何をしている?

春から秋まで、何かと獣たちの害に悩まされるこの場所での暮らしですが、冬の間は畑に作物もありませんし、住居に侵入を許すほどこちらも油断してはいませんので、雪に閉じ込められる状態となった今は、獣たちの気配も遠のいています。

クマはもちろん冬眠しているはずなので休戦中。

一方、一面の雪の原となった畑や林の中は、獣たちの足跡だらけです。
何をしにどこからどこへ行くのか分かりませんが、ただ通過しているようです。

足跡の主は、大きさや形と足跡の付き方から見てキツネまたはタヌキだと思われます。
イノシシやカモシカの足跡は・・・と探してみるのですが、今のところ見つかりません。
秋の頃に鳴き声を聴いたニホンジカも、ひょっとして…と思うのですが、足跡を見たことはまだありません。

皆、どこにいるのでしょう。
そして何をしているのでしょう。

ところが、サルだけは、少し前ですが群れでやって来たのですね。
渋柿がすっかり熟して甘くなっているのを狙ってやって来ました。

サルは、動くとしたら明るい日中ですし、群で行動しますから、見つかりやすいということでしょうね。

もうあと二ヶ月ほどして雪融けが進む頃になれば、その他の連中もきっとまた現れるはずです。
そしてクマも冬眠から起き出して来たとなれば、また戦いが再開となります。