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早朝の気温21℃

昨日から、少し暑さが和らぎました。
今日の最高気温は、それでも34℃に達しましたが、最低気温は21℃。
明け方、肌寒くて目が覚めるという一幕もありました。

今日の夕方、日が沈んでから一時、外で刈り払い作業をやりましたが、ひと頃に比べればもう楽、いつまでも動いていられる気がしたほどです。

この後また猛暑がぶり返すことがあるかも知れませんが、耐えられないということはないという気がします。
この夏を、何とか乗り切れそうです。

夏至から一ヶ月余りが過ぎ、日差しも少し南にずれて日の暮れも早くなって来ました。
その分、夕方涼しくなる時間も早まります。
夏バテしないで済みそうです。

さて、明日はパン焼きの土曜日、台風9号通過の影響で曇りまたは雨の予報が出ていますが、涼しくていいかも知れません。
そんな大雨になる気配もありませんので、お出かけも大きなストレスは無いと思われます。

皆さまのご来店、お待ちしております。

猛暑が続きます

食工房

今年は、休耕中のライ麦圃場の一部にじゃがいもを植えました。

今日も37℃を超えました。
お隣のお家の畑のトウモロコシが、実を付けないまま枯れ始めました。
もはやこれは、旱魃ですね

家の畑は、かぼちゃに水やりをしています。
でないと、今年のかぼちゃあんぱんが不意になってしまうかも知れません。
さつまいもも、今日から水やりを始めました。

一方、じゃがいもを掘りました。
やはり少雨と猛暑の影響が出ており、全体に小粒で暑さで焼けてしまったものもありました。
加えて、ネズミによる食害が深刻、またアリも食害するのですね。
それでも、50~60kgくらいは採れたと思います。

これは全部自家用ですが、正直なところ買った方が安いかも知れません。
でも、そういう問題ではありませんね。
これはもう作ったものにしか分からない喜びです。

それはそうと、この暑さにも体は慣れて行くみたいで、今日は暑いながらも体は楽でした。
この暑さの中でも、少しずつ動けるようになるのかも知れません。
汗をかくのは、気持ちがいいと感じます。

ちなみに、明日7/29(火)と明後日7/30(水)は、食工房は定休日です。
店はお休みです。
お間違えのございませんように。

朝夕は楽です

毎日、日中の猛暑に見舞われていますが、朝夕はずっと楽です。

一日の最高気温と最低気温の差が、だいたい12~13℃もあります。
夜は25℃より下になることが多いのです。

ですから、体感ではとても涼しくなったように感じます。
実際、楽ですし、体を動かして何かやろうという気になります。

このあたりは山間なので、まわりは緑に囲まれています。
川も流れていますから、涼しい風も吹きます。
環境には恵まれているのですね。

ちなみに、家はエアコンはあるにはありますが、使ったことはありません。
多分カビだらけで使えなくなっているでしょう。
それでも、お昼前から午後5時を過ぎる頃までをやり過ごせば、まあ何とかなるという感じです。

それより、食工房でオーブンの前にいる時の方が、はるかに暑いです。
40℃を超えていることも珍しくないので。

そんな毎日、熱中症にはならずに済んでいるのが、本当にありがたい!
明日も、汗をかきながらがんばります。

雨の予想無く

天気予報を見ると、これから一週間以上雨の予想がありません。

何だか、7年前にここに移転する計画を実行に移した都市と似た状況です。
あの時も雨が降らず、乾いて暑く、これならレーズンが出来るんじゃない?などと冗談を言っていました。

まあでも、このままではさすがに植物たちもまいってしまいます。
雨を欲しがっている、雨を呼んでいるのが分かります。
天は、いつそれに応えるでしょうか。

近いうちにどこかでにわか雨が降るのではないでしょうか。
このところ、毎日どかで雷雲が発生しゲリラ豪雨が降っています。
ある日、このあたりがそこに当たる時が来るかも知れません。

しかし明日も、晴れて暑い一日になりそうです。
ただし、雷雨の予想もあります。
ここで降るかどうかは別にして。

さて明日は、この猛烈な暑さの中でパンを焼きます。
酵母やパン生地の発酵をうまくコントロール出来るか、室温、生地の温度、ドゥコンの温度、そしてオーブンの温度、幾つもの温度計を睨みながら、緊張の連続です。

おいしいパンを焼いて、皆さまのお越しをお待ちしております。

明日と明後日は定休日です

明日7/21(火)と明後日7/22(水)の二日間、食工房は定休日です。
店は営業しておりませんので、お間違えのございませんよう、よろしくお願いいたします。

明日のお休みは、スペルト小麦の籾摺り工程を完了する予定です。
その他、圃場の整備を進めます。

ここしばらく雨が降りませんので、畑はよく乾いていて草の伸びも抑えられています。
今のうちに、収穫後の圃場に残っている麦わらなどの残渣を、伸び始めた雑草と一緒に鋤き込みたいのですね。

これが順調に終わっているのといないのでは、後々の作業に大きな差が出ることになります。
今年は、ちゃんと間に合うように作業したいと思っています。

熱中症

近頃、地球温暖化でどれほど暑くなったか知りませんが、昔は熱中症というものは無かったような気がします。

否、あったのかも知れませんが、今みたいに「冷房使え、水分補給しろ、日中の屋外活動は控えろ等々・・・」は、言われることはありませんでした。
と言うか、どこの家にもエアコンなんかありませんでしたし。

70年も前の話、私が育った高知県の山奥でも、夏に37℃を超える日が度々あったのを覚えています。

近所の農家のおんちゃんおばさんは、麦わらぼうしを被って炎天下でずっーと働いていました。
肌を露出させると却って焼けて熱いし、第一虫に刺されるので、長袖で顔も手ぬぐいをかけて覆っていましたね。

その頃は、家庭に冷蔵庫も無かったので、氷を入れた冷たい飲み物もありませんでした。
水に浸けて置いたスイカを食べたり、冷ました麦茶か番茶でのどを潤しました。
それがいわゆる暑気払いでした。

尤も、昔は昔、今は生活環境も全然違いますし、私たちの体もどこか違ってきているのかも知れません。

私的に言わせていただくなら。暑気払いするのだったら、よく動いて汗をかくのが一番かな・・・と思います。

炎天下で草刈りした後、木陰で休憩する時の心地良さは、私にとってはこの世の極楽と思えるほどです。
冷たい麦茶、経口補水液、たまにはスイカ食べたりして過ごします。

もちろん、誰でもそれが出来るとは申しません。
そうやって暑さをやり過ごす方法もある、ということを知っていただきたかったということで・・・。

ちなみに明日も、猛暑の一日のようです。

真夏になった

梅雨が明けたみたいですね。
太平洋高気圧も、勢いよく西に張り出して来るようです。
これからしばらくは晴れて暑い日が続くでしょう。
子どもたちも夏休みに入るようですね。

子どもの頃を思い出します。
先ず毎朝、ラジオ体操をしに小学校の校庭に行くのが日課でした。
ちゃんと出席したかどうか、チェックするシートを持って行き、先生にハンコを押してもらわなければなりませんでした。

午前中にちょっと宿題なんかやるふりをして、午後からはずっと夕方まで川で遊びました。

たまに雨が降ると川に行けないので、退屈してしかたがありませんでした。
だから暑くてもお天気がいい方がうれしかったですね。

そうやって一日中外に出て、野山で川で、はしゃぎまわっていましたっけ。
セミの声ととうもろこしの焼けるにおい、雷の音も怖かったけど今は懐かしい思い出です。

その頃は、そこら中どこに行ったって、サルもイノシシもシカも、およそ野生の獣を見かけることなんてありませんでした。

今の子どもたちは、野山や川で遊んだりしないのかも知れませんね。
と言うか、危険かも知れないし。

野山の様子も、すっかり変わってしまいました。

恐ろしいことになりました

連日ニュースになっているクマ出没の話です。

北海道道南の福島町で、新聞配達員の男性がヒグマに襲われて死亡した事件は、大変ショッキングな出来事でした。
襲った後、男性を草藪へと引きずっていったとの情報に、思わず背筋が凍り付いた私です。

メディアの報道では未だ語られませんが、私が知りたい最も重要な情報は、食害があったかどうかです。
亡くなられた方のご遺族の心象に触れる事柄なので、明確にすることを避けているのかも知れませんが、このことは今後のクマへの対処を考える時、最も核心に触れる重大な情報なのです。

これまでにも、人が食害されたクマによる被害は幾例もあります。
私は、クマが人を食うのは決して特別な場合に限られた話ではなく、条件が揃えばどのクマも例外なく人を食うことがあり得ると考えています。

ですから、人が決してクマの食事のお品書きに加わることのないよう、慎重且つ入念且つ徹底的に作戦を立て実行しなくてはなりません。
一度でも人に手をかけた個体は、どこまでも追跡して確実に仕留めなくてはなりません。

もし、行方不明のまま野山に放ってしまえば、今後人を襲う個体が次々増加することになります。
もうすでにその状態になっている可能性もあるのではないでしょうか。
まだまだこれから先、どれほど恐ろしいことになるか、垣間見る思いの私です。

キャッシュレス、確実に普及しています

キャッシュレス決済に対応するようになって一年と3ヶ月ほどになりますが、キャッシュレス決済を利用する人の割合は、確実に増えて来ています。

尤も、今のところは現金決済の人の割合の方がまだ多い状況ではありますが、いずれキャッシュレス決済と逆転するのは時間の問題だと思います。

一方、私自身のことを申し上げると、私もこの一年くらいの間にほとんどキャッシュレス決済になってしまいました。
街で買い物をする時は、今やすべてスマホのアプリで決済しています。
たまに現金を使用するのは、自動販売機で飲み物を買う時くらいです。

多分、私くらいの年代の方々も、多くがスマホ決済を利用しているのではないかと思います。
この前、スーパーマーケットで買い物をした時、有人のレジは2つのみで無人のセルフレジが10基以上設置されていて、それを利用している人は高齢の方も含めてほとんどがスマホ決済でした。

これを見ると、ものすごく大きな人員削減、省力化が実現しているのだなと、妙に感心してしまいます。

ま、現金は最後まで残ることは間違いありませんが、購買行動の大半は現金を使わないで成立する時代になったのだなと実感する私です。

とうとうこんなことに

すでに全国ニュースになっていますので、多くの方がご存じの事と思います。
岩手県北上市で、住宅に居た81歳の女性がクマに襲われて死亡するという事件がありました。
この地域では、最近4日連続で家屋や小屋にクマが侵入し、米を食べるなどの被害が確認されていたそうです。

このニュースの第一報を聞いた時、私の頭にとっさに浮かんだのは、とうとうこんなことになった!ということでした。

私は、以前から申し上げて来たと思います。
クマに限らず、野生動物たちは、もはや人を恐れなくなりつつあり、それは何も特別な個体に限られる話ではないということ。
人類が、この何千年、否何万年かけて築き上げた動物たちに対する優位性が、この数十年で脆くも崩壊しつつあるということです。

この事実に気づいている有識者は、実は数えるほどしかおらず、大方の専門家と呼ばれる人たちは、全く見当外れのウソばかり言っていると、私などは以前から業を煮やしています。

今回の事件を客観的に見て見ましょう。

昔、クマは山の中に居るものと決まっていました。
人を襲うことは、ごく稀な出来事でした。

それが近年、山の中で度々人が襲われるようになりました。
そんな危険な山に行かなければいいという意見もありましたが、今度はクマが人里に出て来るようになりました。

外にいる時は、早朝、夕方を避け、クマ除けの鈴などを持つようにと注意喚起が頻繁になりました。
しかし今度は、家の中にクマが侵入して来る事態となり、そうなってはもうおしまいです。

件の北上市では、クマ避けのための避難所を開設したそうです。

否、何かが違っています。
そんな方法で、クマの脅威から身を護ることは出来ません。

避難した人たちが本当に安心して家に戻れる日は、実は来ないのではないでしょうか。
当該クマが駆除されたとしても、他のクマたちももはや人を恐れず人のいる空間に遠慮なく侵入して来る可能性は、限りなく大きいからです。

私が以前から申し上げている通り、ここは戦うしかないのです。
クマに危害を加えることを良しとしないのは結構ですが、こちらに危害が及んでいる以上、ある程度危害を加えるつもりで対処しない限り、向こうが遠慮する理由は元々ないのだということを理解しなくてはいけません。

人が再び卓越した狩猟者になることがあり得るのか、それは分かりませんが、野生動物たちに脅かされることから逃れたいと思うなら、その道を取り戻すより他ないと思う私です。

局面は、もうすでに末期的です。
対応に行き詰まり苦慮を重ねる人々の姿が、私には見えています。