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種まき完了、百姓4年生進級

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高野第1圃場 播種前の様子


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高野第1圃場 デュラム小麦を播種
奥は高野第2圃場で、同じくデュラム小麦を播種


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高野第1圃場 播種完了 デュラム小麦
電気柵が間に合いませんので、テープを張り巡らして獣の侵入を防ぎます。
電気柵のような効き目はありませんが、何もしないのに比べればいくらかでも牽制出来ます。


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高野第1圃場(手前)と高野第2圃場(奥) 播種完了 デュラム小麦


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中島第5圃場 播種作業中


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中島第5圃場 ライ小麦1、ライ小麦2、デュラム小麦2、デュラム小麦3を播種
ライ小麦1以外は、食味テスト用に試験栽培


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中島第5圃場 今年は、試験栽培区になりました。


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中島第4圃場 南部小麦
順調に発芽成長しています。


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南部小麦近影


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中島第6圃場 ライ麦
今年から新たに作付けが始まった圃場です。


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中島第6圃場 ライ麦発芽 近影


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中島第6圃場 ライ麦 播種5日目


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中島第2圃場 ライ麦
播種13日目 どんどん青みを増してたくましく成長しています。


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中島第2圃場 ライ麦
2週間後には麦踏みをすることになりそうです。

本日、全ての圃場の種まきが終わりました。
これで、やっと百姓4年生進級が確定いたしました。

先に播いたライ麦やスペルト小麦は、どんどん青みを増して成長中、緑の絨毯のようになりつつあります。

明日以降、お天気が崩れるようなので、ちょうど良い水分補給になり発芽が促されると思います。

収穫の時とはまた違った趣ですが、大きな安心感を味わっています。
このうれしい気持ちと、皆さまへの感謝の気持ちを込めて、サプライズパンセットを発売予定です。
詳細は、後日発表いたします。

何はともあれ、ちよっと一息入れたいと思います。
ではでは。

かぼちゃあんぱん再開

かぼちゃあんぱん

かぼちゃあんぱん 1個220円


かぼちゃあんぱん

クリイミィなかぼちゃのあん(フィリング)は、シナモンとカルダモンを効かせてあります。

明日のパン焼きから、かぼちゃあんぱんの製造を再開します。
もう、敢て何も説明しなくても、皆さまご存じのかぼちゃあんぱんです。

で、今年のかぼちゃはとても出来が良く、かぼちゃあんのお味も、それはそれはおいしく出来上がりました。
これから年末までの季節限定商品です。

ぜひぜひ、お見逃しなく!
ご堪能いただければ幸いです。

明日の午後、2時くらいには焼き上がっているはずです。

皆さまのご来店をお松しております。


本日の麦畑

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中島第5圃場(未定)と第6圃場(ライ麦、今シーズンから新規に作付け)


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電気柵ユニット№2
ここでも、DIYが物を言っています。
これでも、メーカーのセット品より安く上がっています。
耐候プラボックスに全て収納し、保護は完璧です。
メーカーセット品に付いていない、チャージコントローラーも入っています。


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中島第4圃場 南部小麦
昨年に引き続き、ここは南部小麦の指定席になりました。


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中島第5圃場 未定
昨年、ライ小麦を作付けしましたが、今年は変更を考えています。


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中島第2圃場のライ麦
葉色がすっかり緑色になりました。


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遠目にもくっきりと緑色の筋が見えます。
とてもきれいです。


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中島第3圃場 スペルト小麦


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スペルト小麦近影
ライ麦と違い、最初から緑色の芽を出して来ます。
発芽3日目です。

わずか一日で

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中島第2圃場 ライ麦
遠目にもはっきり見えます。


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電気柵に囲われているので、獣の侵入はありません。


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小雨が降る中、先端に小さな水滴が乗っている様子がとてもかわいらしく見えます。

昨日は、つま楊枝の先端ほどの大きさの棒状だった新芽は、今朝にはもうご覧の画像のような姿になっていました。

その動きの速さと力強さに、目を見張らずにはいられません。
あと2週間も経てば、麦踏みをすることになります。

私たち人間がやったのは、種まきというきっかけを作ったこと、必要な計らいをセットしたら、後は見守るだけです。
そして次の段階に来たら次の手立てをして、また見守るのですね。

働いているのは、お日さまと大地とそして麦自体ですね。
でも、私たち人間も、いろいろと手を貸して役に立つことは出来ます。

そうすることで、私たちは食べさせてもらえるのでもあるわけです。
否、何とありがたい!

今日もおいしいパンが焼けました。
それは、麦の力ですね。

そして、食べた私たちの命に変わります。

私が、麦作りに命を懸ける理由を、お分かりいただけると思います。

ライ麦の発芽

昨夜遅く、雨が降り始め、今朝までそして今も降り続いています。
大雨にはなりませんが、そこそこまとまった雨量になりました。

今朝、合間に圃場の見回りに行ったところ、ライ麦の発芽を確認出来ました。
赤紫色の爪楊枝の先ほどの芽が、土の上に一斉に顔を出していました。

雨の中で、カメラも持って行きませんでしたから、画像をお見せすることは出来ませんが、もう何度もご紹介したことのあるあの情景に、また改めて感激を味わいました。

新しい命の芽吹き、そのか細くデリケートな一方で力強くたくましく見える姿は、何度見てもその感動が薄れることはありません。

そんな情景に、とても大きな力をもらっている私です。
明日のパン焼きも、自然と気合が入ります。

ちなみに、となりの圃場のスペルト小麦は、かたい殻に包まれているからでしょう、まだ土の中で準備をしているようです。

スペルト小麦の香り

スペルト小麦は、現在広く生産されている普通小麦の先祖に当たる麦で、古代小麦とも呼ばれます。

収穫後脱穀した時点で硬い殻に包まった状態のため、これを剥いて中身を取り出すのは物凄く大変な作業です。

今は、米用の籾摺り機で簡単に剥くことが出来ますが、昔の人はこの苦労を何とかしようと脱穀と同時に殻が飛ぶはだか麦にするために、ありとあらゆる品種改良の努力を重ねて、今の小麦を作り出したのです。

それにもかかわらず、スペルト小麦は忘れ去られることはありませんでした。
それどころか、新しい技術で簡単に殻を除去することが出来るようになると、俄然注目度が上がりました。

というのも、スペルト小麦は特別風味が良いのです。
特筆すべきはその香りで、それを言葉で表現するのはとても難しいのですが、麦芽の香りに最も特徴があることは間違いないようです。

食工房のパンだと、スペルト小麦丸がスペルト小麦全粒粉50%ですから、ほとんどストレートにその香りを感じることが出来ます。

今年産のスペルト小麦は、今まで以上にその香りが強いように感じます。
出来が良かったということでしょうか。
麦の品質が、ストレートにパンの品質に響いて来ることを、今まさに実感しています。

ところで、麦にもいろいろ種類があって、それぞれ性格の違いがありますし育て方も違います。
3年やって見て、おぼろげながらそれが分かって来ました。
来年に向けての課題として、それぞれの麦に合わせた育成法を考えて世話をして行きたいと思っています。

麦の品質が上がれば、もちろんそれを活かすために、パンの技術も向上しなくてはなりません。
ま、いつまでも終わりのない物語のように。

ライ麦とスペルト小麦の種まき完了

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中島第3圃場にて
スペルト小麦を播く上の娘


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中島第3圃場にて
スペルト小麦を播く下の娘


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中島第2圃場にて
ライ麦を播く私


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午前中から始めて、終わったのは午後4時半頃、早や日は傾き赤みを帯びた光線に照らされた圃場には、
作業の跡がくっきりと浮かび上がっています。

麦ラボの主力作物である、ライ麦とスペルト小麦の種まきが終わりました。

朝から一日かけての作業で、食工房の製造仕事は休みました。

しかし、この2種類の麦の種まきが終わったことで、先ずは百姓4年生に向けて大きく一段進んだことになります。

心地良い疲労感に、体中がしびれています。
デスクワークと違って、肉体労働には一種快感がありますね。

こうして動くことの出来る体の健康に、言葉では言い表せないありがたさを感じます。
疲れているのに、逆にいろいろな事への意欲が湧いて来るのですね。
不思議です。

今夜から、またIIDEの編集にとりかかります。
やる気です。

後先になりましたが、食工房は明日と明後日は定休日となっております。
お間違えのございませんように。

明日は種まきを

ライ麦とスペルト小麦の圃場の整備が終わりましたので、明日、種まきをすることにしました。

この先数日のお天気を睨んでいます。
台風が近づいて来るそうなので、そのタイミングで雨が降るでしょうから、その前に・・・という計画です。

多分ですが、台風は、こちら福島県会津地域には大きな影響はないものと思っています。
まとまった雨が一回降ってくれればちょうどいいのですが、もし大荒れでも、播いた種にはそれほどダメージはありません。

ライ麦15aスペルト小麦10aを、明日一日で播けるだろうと思っています。
そんなわけで、食工房の製造仕事は一時停止です。

クッキーなど焼き菓子の製造が思うに任せません。
品切れ続出で、ちょっと申し訳ない状況です。

否、何でそこまでして麦作りなんだ?と言われそうですが、それはもうすでに申し上げた通りです。
ある種、病気なんてすね。
自覚しております。はい。

電気柵の設置

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先に出来ていた囲いから分岐ざせて延長しています。


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この頃、田畑のあるところ、どこに行ってもこの風景です。

獣害対策のために電気柵の設置を進めています。

今日は、スペルト小麦の圃場とライ麦の圃場を一回りで囲いました。
イノシシ除けなので、2段張りで済ませています。

熊のこともあるのですが、とりあえず買った材料で足りる分でやっています。
来年は、地区の耕作者で団体結成して補助金を獲得をし、その時は熊への対応も考慮して3段張りでまとめてグルっと囲う計画です。

電気柵のために、電線の下1m幅くらいを徹底除草しましたので、何だか圃場周りの景色がツルッとして変な感じです。
まあこれも見慣れて来るのでしょうが。
ただ、見通しが良いのは、いいことです。

今日は、囲い終わった後、トラクターで耕耘しましたので、誰かが歩けばくっきりと足跡が残ります。
果たして、電気柵の中に入れるのは誰でしょうか。
明日の朝になれば分かります。

全員2回接種完了、後、生パスタ挑戦

今日、娘たちの2回目のワクチン接種が完了し、これで食工房の全員が2回接種完了しました。

一つの大きな安心材料と考えてはいますが、世界に今回の新型コロナウイルスが蔓延し続けている限り、基本的な感染対策は継続してまいります。

お客さまにも、マスクの着用や手指の消毒、体温測定など、ご協力をお願いいたします。

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左側-小麦粉 右側-デュラム小麦セモリナ粉
本当に黄色いのですね。


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卓上ミキサーを使ってこね始めたところ
この後、いくら混ぜてもまとまって来ないので、少し水を足しました。


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やっとまとまりましたが、これでは軟らかすぎるということが、後になって分かりました。


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機械でこねた後、手ごねしてきれいな球にし、ラップでくるんでしばらく寝かせます。


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押し出し式パスタマシン


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シリンダーとダイス


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寝かせておいた生地を棒状に成形
半分に切って2回に分けて製麺します。


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シリンダーに生地を充填したところ


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きれいに製麺されたのは良かったのですが、下に下ろすとすぐにくっ付いてしまいます。


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スープ仕立てだったので、何とか食べられました。
否、味は悪くありません。ただ、食感が・・・。

さて本日は、娘たちのワクチン接種で一日製造仕事を休業としましたので、食工房自家圃場産のデュラム小麦のセモリナ粉を使って生パスタづくりに挑戦しました。

で、今回、押し出し式のパスタマシンは初めての体験ということもあって、生地の硬さ加減がよく分からず、最初軟らかすぎて麺がくっついてしまいました。

急遽粉を足してこね直しましたが、今度はせっかちにすぐに製麺したため、生地のくっ付きが悪く麺が切れ切れになってしまいました。

茹でたら細切れでおかゆのような状態になり興覚めでしたが、それでも味は悪くなく、この次は生地の硬さに留意して、是非とも成功させたいと思っています。

土、サクサク

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中島第2圃場

ここ3日間、晴天が続いていますので、次々と圃場の耕耘を進めています。

一昨日は、ライ麦の指定席になっている中島第2圃場を耕耘、今日は中島第4、第5、第6圃場まで、一気に進みました。
第3圃場は、その前にすでに終わっています。

各圃場は、それぞれ作付けする麦の指定席になっています。
当初、何の根拠も無く連作の害を懸念していましたが、そもそも麦以外の物は作付けしませんし、同じ麦どうしで違うものを播くと、どうしても前作のこぼれ種が残っていて一緒に育ってしまい、取り除くのが大変です。

少しくらいと思ってそのまま収穫して、その一部を次年度の種として使うと、下手をすると混植状態になって手が付けられなくなります。
ですから、新たに追加される圃場がある時は、何を播くかよく考えて決めなくてはなりません。

それはそれとして、麦は土壌改良には大変効果のある作物です。
一年ごとに圃場の土質が良くなっています。

もちろん、肥料として大量の有機質を投入してはいるのですが、麦が深く根を張ることで土が耕される効果は、他の作物にはない大きな魅力です。
収穫後に残っている根株がすき込まれることで、土の中に水分や空気を留めて置ける微細なすき間が沢山出来るのですね。

で、今年で4年目を迎える中島第2圃場は、もはや水田だった時の状態を想像することが出来ないくらい、土がサクサクです。

今回、トラクターで耕耘した時、両脇に土が盛り上がって筋が出来るので、どうしたことだろうと思いましたが、すぐに原因が分かりませんでした。
昨年まではこんなことはなく、真っ平に耕せていたのです。

で、やっと最後になって、最後尾に付いている均平板を地面に押し付ける力を調節するバネが強すぎたことが原因だと分かりました。
否、そのくらい土がサクサクで軽くやわらかい状態になったということなのですね。
バネを調節して圧力を下げたところ、その後はずっときれいに耕耘出来るようになりました。

ちなみに、今年から新たに加わった元水田の中島第6圃場は、こうしたことにはなっていません。
サクサクの土はトラクターにも優しいし、麦の育ちも当然のこと良いのです。

その気持ちの良い圃場を、好き放題に掘り返して台無しにしてくれるのがイノシシだというわけで、全くこれを何とかしないことには、種まきをすることも出来ません。

戦いはなおも継続中。
もちろん電気柵は設置するのですが、一方でくくり罠を仕掛けてあって、捕まえたら肉にして喰ってやろうと待ち構えています。